夕刊読売とは? わかりやすく解説

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夕刊読売

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/30 03:56 UTC 版)

夕刊讀賣
種類 日刊紙
サイズ ブランケット判

事業者 株式会社読売新聞社
(現・読売新聞東京本社
本社 東京都中央区銀座
創刊 1949年11月26日
廃刊 1951年10月
言語 日本語
特記事項:
発行所住所は1951年当時のもの。
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夕刊読売(ゆうかんよみうり、題字は夕刊讀賣)は、かつて読売新聞社(現:読売新聞東京本社)が発行していた日刊夕刊紙である。

歴史

読売新聞の夕刊(戦時中は新聞統制報知新聞との合同により『讀賣報知』の題字で発行)は太平洋戦争下の1944年(昭和19年)3月に発行が休止となったが、戦後の1949年(昭和24年)11月26日に読売新聞の僚紙扱いとしての形による「夕刊読売」(11月27日付)として夕刊が復活した。題字は読売新聞朝刊で使われている横組みのものではなく、右端に縦組みで「夕刊讀賣」と記されたものが使われた。

創刊当初から秋好馨4コマ漫画轟先生』の連載が開始された[1]。また、戦時中休止していた「人生案内」も夕刊復活の際に連載を再開した。

1951年(昭和26年)10月1日に読売新聞は朝夕刊セット発行を再開した。これに伴い、「夕刊読売」は読売本紙に統合される形で廃刊された。読売本紙に統合後は「夕刊讀賣新聞」の題字で現在に至る。

なお、読売新聞は朝夕刊セット制再開から、夕刊題字に縦線のスクリーントーンを付けた(東京発行のみ)。さらに、題字下には「THE YOMIURI SHIMBUN(改行)EVENING EDITION」と記されていたが、2002年1月に廃止された[2]。また、1993年(平成5年)12月1日付からスクリーントーンは青紫色に代わり(この際、大阪版西部版にも、同様にスクリーントーンを張るようになる)、2008年(平成20年)3月まで使用された。現在は発行所住所(東京・大阪・福岡など)のスクリーントーンを夕刊は水色、朝刊は黄土色で表記している。

脚注

  1. ^ 1951年9月1日に読売朝刊に移動し、連載中断を狭んで1972年(昭和47年)まで連載された。1951年9月1日から夕刊読売では荻原賢次の『グンナイ君』が連載開始され、10月1日より読売新聞夕刊に引き継がれて同年12月まで4か月間連載された。
  2. ^ 2008年3月31日付夕刊からは朝刊と同様、題字上に「THE YOMIURI SHIMBUN」と表記されている。

参考文献

関連項目




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