つぼい‐さかえ〔つぼゐ‐〕【壺井栄】
壷井栄
壺井栄
壺井栄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 07:52 UTC 版)
1929年、雑誌『戦旗』での執筆が縁で、同誌に仕事を持っていた壺井繁治と、その妻栄の夫妻と親交を持つようになる。のちに栄は生活苦もあって雑誌社の懸賞に応募するようになっていくが、その折に彼女の作風を見た稲子は、その素質をプロレタリア文学ではなく娯楽小説、特に児童文学(童話)に向いたものであると気付き、栄に坪田譲治作品を読む事を勧めて童話や一般小説を執筆するように説いた。これによって壺井栄が執筆したのが、彼女の後の商業デビュー作となる「大根の葉」であり、以降、栄は稲子の予見した通り児童文学作家として活躍し、のちに映画化もされた『二十四の瞳』を執筆する。
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