森田たまとは? わかりやすく解説

森田たま

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/16 07:19 UTC 版)

森田たま(1935年)

森田 たま(もりた たま、1894年12月19日 - 1970年10月30日)は、日本小説家随筆家政治家。 元参議院議員(1期)。北海道出身者初の女性作家。位階従四位。長女はデザイナーの森田麗子、息子に映画プロデューサー森田信

略歴

左から一人おいて、森田たま、吉屋信子吉川英治川口松太郎。1941年、鎌倉市にて。
1954年、林芙美子の三回忌に集まった女性の文学者たち。
前列左から、小山いと子、森田たま、林芙美子の母、美川きよ川上喜久子円地文子大田洋子
後列左から、宇野千代大谷藤子三宅艶子城夏子壷井栄平林たい子由起しげ子村岡花子横山美智子佐多稲子芝木好子板垣直子大原富枝阿部光子、峯雪栄、森三千代
森田の生誕の地

作品

  • もめん随筆(正1936年、続1937年)のち新潮文庫、中公文庫 
  • 貞女(随筆、中央公論社、1937年)
  • 随筆きぬた(中央公論社、1938年)
  • 随筆竹(中央公論社、1939年)
  • 鉛の兵隊(童話、中央公論社、1939年)
  • 桃李の径(少女小説集、実業之日本社、1939年)
  • 花菖蒲(短篇集、竹村書房、1939年)
  • 石狩少女いしかりをとめ(長篇小説、実業之日本社、1940年)
  • 随筆歳時記(中央公論社、1940年)
  • 楊柳歌(詩集、甲鳥書林、1941年)
  • 招かれぬ客(実業之日本社、1941年)
  • 双蝶(有光社、1941年)
  • 少女小説 踊り子(実業之日本社、1942年)
  • 秋茄子(実業之日本社、1942年)
  • 私のアンデルセン(中央公論社、1942年)
  • 針線余事(中央公論社、1942年)
  • はるなつあきふゆ(錦城出版社、1943年)
  • ホテルの人々(東寶書店、1943年)
  • 婦女讀本(生活社、1943年)
  • 随筆ゆく道(共立書房、1946年)
  • 幸福の銀貨(国立書院、1947年)
  • 菜園随筆(大地書房、1947年)
  • 紅梅少女(湘南書房、1948年)
  • 今昔(暮しの手帖社、1951年/2005年復刊)
  • 踊り子草(ポプラ社、1953年)
  • きもの随筆(文芸春秋新社、1954年)
  • 雲の上の散歩(ひまわり社、1955年)
  • ヨーロッパ随筆(寶文館、1955年)
  • ふるさと随筆(寶文館、1955年)
  • 苔桃(東方新書、1955年)
  • 随筆ふるさとの味(講談社、1956年)
  • 新粧(小説、講談社ロマンブックス、1956年)
  • ゆき(美和書院、1956年)
  • 柳の芽(美和書院、1956年)
  • きものおぼえ書(講談社、1957年)
  • 押絵の女(東方社、1958年)
  • 第三の火(小説、講談社ロマンブックス、1958年)
  • 待つ(文藝春秋新社、1959年)
  • 絹の随筆(講談社、1961年)
  • きもの草子(牧羊社、1961年)
  • をんな随筆(講談社、1962年)
  • としまあず(小説、講談社ロマンブックス、1962年)
  • ぎゐん随筆(講談社、1964年)
  • 随筆をんなの旅(鹿島研究所出版会、1967年)
  • きもの歳時記(読売新聞社、1969年)
  • 森田たま随筆全集全3巻(講談社、1972年)
  • 森田たま随筆珠玉選1‐3(ぺりかん社、1982年)

関連書籍

  • 『わたしの森田たま』東京文化センター。
  • 岩下保『在りし日の森田たまさんと国語の諸問題』八峯叢書。
  • 『森田たまと素木しづ──しなやかに煌めく感性のかたち』北海道立文学館。

脚注

  1. ^ 『札幌人名事典』164頁

参考文献

  • 『札幌人名事典』(札幌市教育委員会編、札幌市発行、さっぽろ文庫66、1993年)
  • 『北海道人物・人材情報リスト 2004 な-わ』(日外アソシエーツ編集・発行、2004年)

関連項目

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