谷川浩司とは?

たにがわ‐こうじ〔たにがはカウジ〕【谷川浩司】

[1962〜 ]将棋棋士兵庫生まれ中学生プロ棋士となり、昭和58年(1983)加藤一二三(ひふみ)に勝利して史上最年少名人となる。最短の手数で勝利する棋風は「光速の寄せ」「光速流」と呼ばれ、その後タイトル獲得平成3年1991)には竜王王位王将棋聖の4冠を同時に保持した。平成9年1997永世名人17名人)の資格獲得タイトル獲得27期は歴代5位。→18名人森内俊之


谷川 浩司(たにがわ こうじ)

九段

永世名人
永世称号の襲位については原則引退


タイトル履歴
竜王 4期(第3期-1990年度~4期・9期~10期)
名人 5期(第41期-1983年42期・46期~47期・55期)-十七名人(襲位は原則引退後)
王位 6期(第28期-1987年度・30期~32期・43期~44期)
王座 1期(第38期-1990年度)
棋王 3期(第11期-1985年度・13期・29期)
王将 4期(第41期-1991年度~44期)
棋聖 4期(第59期-1991年度後~61期・70期)
登場回数合計 57
竜王:6回(第3期-1990年度~5期・9期~11期)
名人11回(第41期-1983年43期・4648期・5557期・59期・64期)
王位11回(第28期-1987年度~33期・4041期・4345期)
王座:6回(第33期-1985年度・3839期・4142期・46期)
棋王:7回(第11期-1985年度~14期・18期・2930期)
王将:7回(第41期-1991年度~46期・50期)
棋聖:9回(第44期-1984年前期5964期・7071期)
獲得合計27
優勝履歴
全日本プロトーナメント7回(第2回-1983年度~4回・6回・13回・15回・18回)
銀河戦1回(第10回-2002年
NHK杯1回(第35回-1985年度)
日本シリーズ 6回(第10回-1989年度~12回・17回~18回・30回)
勝抜戦5勝以上3回(第5回-1982年度・7回・9回)
天王戦2回(第5回-1989年度・7回)
若獅子戦1回(第2回-1978年度)
名棋戦1回(第6回-1979年度)
優勝合計 22
将棋大賞
第 6回(1978年度)新人
第 7回(1979年度)技能
第 9回(1981年度)技能
10回(1982年度)殊勲
11回(1983年度)特別賞
13回(1985年度)最優秀棋士賞・最多勝利賞・最多対局
14回(1986年度)最多勝利賞・最多対局
15回(1987年度)最優秀棋士
18回(1990年度)最優秀棋士
19回(1991年度)最優秀棋士
22回(1994年度)特別賞
24回(1996年度)最多対局
25回(1997年度)最優秀棋士
26回(1998年度)最多対局
27回(1999年度)最多対局
30回(2002年度)特別賞
31回(2003年度)升田幸三賞
34回(2006年度)名局賞
その他表彰
1983年9月神戸市文化特別賞
1988年 神戸市別表
1989年 神戸市功労者表彰
1991年将棋栄誉賞通算六百達成
1992年 神戸市別表
1997年6月兵庫県「誉」賞
1997年6月神戸文化栄誉
1997年将棋栄誉敢闘賞通算八百達成
2001年現役勤続25年
2002年神戸市別表
2002年特別将棋栄誉賞通算千勝達成
2007年兵庫県文化

谷川浩司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/24 05:16 UTC 版)


谷川 浩司(たにがわ こうじ、1962年4月6日 - )は、将棋棋士十七世名人の資格保持者。若松政和八段門下。棋士番号は131。兵庫県神戸市須磨区出身。


注釈

  1. ^ 2018年現在も、中学2年でのプロ入りを達成したのは、谷川と藤井聡太の2名のみ。
  2. ^ a b 名人位を獲得すると、規定により九段に昇段する。谷川の最年少九段の記録は2005年に渡辺明竜王によって破られたが、谷川が初の名人位を獲得した当時の規定では、名人就位翌年の4月1日が九段昇段日とされていた。その規定が適用されたのは谷川が最後であり、その後に新名人になった者(佐藤康光以降)は、名人位奪取の日付で九段昇段している。仮に、谷川が新名人になった日に九段昇段していたとすると、谷川は21歳2か月で九段、渡辺明は21歳7か月で九段であり、記録は相変わらず破られていない。さらには、竜王戦昇段規定も飛び昇段を認めるなどの変更がされたことにより、渡辺明は僅か2か月の間に3つ昇段して九段になった。
  3. ^ 「全日本プロ将棋トーナメント」は2001年度をもって発展解消して「朝日オープン将棋選手権」に移行した。そのため、同棋戦では谷川の優勝回数歴代1位が確定している。
  4. ^ 第23期十段リーグ(1984年8月3日)にて、自玉が王手がかからない穴熊であることを生かし、71手目に▲3二飛成と切って‘乱暴に’谷川玉を寄せて勝利。
  5. ^ 2020年現在、タイトル戦が7つになった以降に7タイトル(新設タイトル8番目の叡王戦を除く)を各1回以上獲得した棋士は、他には中原誠羽生善治のみである。ただし、竜王戦創設後では谷川が最初である(中原は竜王戦の前身の十段戦ではタイトルを獲得しているものの、竜王の獲得経験はない)。
  6. ^ 前年に竜王を獲得したことも、当年の賞金額に寄与している。竜王戦七番勝負登場は、2つの年にまたがって高い収入をもたらす。
  7. ^ 2013年と2017年は渡辺明が1位。
  8. ^ これ以降も名人や竜王のタイトルを失冠して無冠になった後に段位を称する棋士が続いた事情もあり、2020年に前竜王と前名人の称号が廃止された。
  9. ^ 三浦弘行が藤井システムの対策として考案
  10. ^ 2年後に森内俊之、5年後には深浦康市も‘達成’している。
  11. ^ 2019年5月24日時点において、公式戦で谷川が羽生に勝利した対局は、このプレーオフが最後となっており、この後、谷川は羽生に公式戦16連敗をしている。
  12. ^ 歴代1位は大山康晴で、2位は升田幸三。詳細は将棋棋士の在籍クラス を参照。
  13. ^ 2012年8月17日に羽生善治が史上最速の1200勝を41歳10か月・四段昇段後26年8か月で達成している。
  14. ^ 1300勝は、谷川より先に羽生善治が2014年11月20日に41歳10か月・四段昇段後28年11か月で達成しており、また、1400勝も羽生が2018年4月12日に47歳6か月・四段昇段後32年3か月で達成している。
  15. ^ 十段リーグ内の順位は加藤の方が上位だった。
  16. ^ たとえば、朝日杯将棋オープン戦の前身の前身は全日本プロ将棋トーナメント。タイトル戦では竜王戦の前身は十段戦

出典

  1. ^ 新棋士会発足について|将棋ニュース|日本将棋連盟
  2. ^ 「棋士会」役員変更のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟
  3. ^ a b 光より速く(第2回柏将棋フェスティバル)
  4. ^ 日本経済新聞 1997年10月14日夕刊”. 2012年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月27日閲覧。
  5. ^ 中平邦彦『名人谷川浩司』(池田書店)91頁
  6. ^ a b c d ホリデーインタビュー “負けず嫌い”を貫く〜プロ棋士・谷川浩司〜”. gooテレビ番組(関東版). goo. 2015年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月27日閲覧。
  7. ^ グランドチャンピオン2回・読売日本一・アマ王将3回・ 朝日アマ挑戦者 ・レーティングチャンピオン2回・学生王将・よい子名人中学生の部優勝リコー将棋部員 プロフィール
  8. ^ a b 谷川俊明さんインタビュー - マイナビ将棋情報局・2016年5月16日
  9. ^ 「週刊将棋」1988年12月28日号
  10. ^ a b c d e 別冊宝島380『将棋王手飛車読本』谷川浩司著『中学生棋士』
  11. ^ 『第四十二期将棋名人戦全記録』(毎日新聞社
  12. ^ 「米長邦雄の本」(日本将棋連盟)。
  13. ^ 将棋世界」(日本将棋連盟)2000年1月号付録
  14. ^ 将棋マガジン』(日本将棋連盟)1996年3月号「米長邦雄のタイトル戦教室」
  15. ^ 日本将棋連盟書籍編『谷川vs羽生100番勝負-最高峰の激闘譜!』日本将棋連盟、2000年。ISBN 978-4819702102
  16. ^ a b 将棋マガジン』(日本将棋連盟)1996年4月号「同時進行ドキュメント」
  17. ^ 「7七の地点が光って見えた」谷川浩司九段が語る、2100局以上の公式戦史上最高の一手とは?|将棋コラム|日本将棋連盟” (日本語). www.shogi.or.jp. 2019年4月12日閲覧。
  18. ^ 2009年11月28日放送の「囲碁・将棋ジャーナル
  19. ^ 谷川浩司JT覇者が東京都・大阪市に盤駒寄贈|将棋ニュース|日本将棋連盟
  20. ^ 谷川浩司九段が1200勝を達成!|将棋ニュース|日本将棋連盟
  21. ^ 谷川浩司九段、A級陥落…連続在籍32期”. 読売新聞社. 2014年1月11日閲覧。
  22. ^ 谷川九段 初のA級陥落 十七世名人、将棋連盟会長”. 産経新聞社. 2014年1月11日閲覧。
  23. ^ 谷川浩司九段、通算1300勝を達成!”. 日本将棋連盟 (2018年10月1日). 2018年11月21日閲覧。
  24. ^ 谷川浩司九段、通算1309勝で単独4位 将棋”. 産経新聞社 (2019年2月8日). 2019年2月15日閲覧。
  25. ^ 谷川浩司九段が歴代単独3位の1325勝”. 産経新聞社 (2019年9月13日). 2019年9月13日閲覧。
  26. ^ 『日本将棋用語事典』p.71 斜体部は当該ページより引用。ママ。
  27. ^ 第35回将棋の日 次の一手名人戦の解説において
  28. ^ NIKKEI NET 将棋王国
  29. ^ 将棋世界1972年6月号
  30. ^ 日本経済新聞2001年12月25日夕刊
  31. ^ 『集中力』谷川浩司著(角川書店)
  32. ^ 藤井二冠 憧れの谷川九段を破り順位戦4連勝…谷川九段は先に入室し下座に(デイリースポーツ) 2020年9月9日
  33. ^ 「渡辺明五段に聞く 3年目で開眼、「プロらしい将棋」に」日経ネット 2003年6月23日
  34. ^ Suma Cafe ~すまカフェ(vol.22)神戸市須磨区
  35. ^ 中外日報 平成7年1月21日付
  36. ^ 光速ノート 1472008年10月3日
  37. ^ 定期刊行物:大乗(本願寺出版社)
  38. ^ 『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)2008年6月30日号「5年目岡田野球の変貌」
  39. ^ 阪神・今岡選手に二段免状贈呈!(関西将棋会館)
  40. ^ ヤクルト古田捕手に参段免状贈呈(NIKKEI NET 将棋王国)
  41. ^ 『心を読み、かけひきに勝つ思考法』(PHP研究所)および『「勝負脳」を鍛える』(PHP研究所)
  42. ^ 平成9年フォトニュース(神戸市)
  43. ^ 「誉」賞・スポーツ優秀選手特別賞(兵庫県)
  44. ^ 神戸大使(神戸市)
  45. ^ 谷川浩司九段が「兵庫県文化賞」を受賞|将棋ニュース|日本将棋連盟
  46. ^ 日本将棋連盟新役員のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟
  47. ^ 日本将棋連盟、新会長に谷川専務理事を選出 朝日新聞 2012年12月25日閲覧
  48. ^ 谷川浩司専務理事、新会長に|将棋ニュース|日本将棋連盟
  49. ^ 日本将棋連盟新役員のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟
  50. ^ 日本将棋連盟新役員のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟
  51. ^ シンクロ(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:西井敏恭)
  52. ^ 将棋ニュース(2016年07月19日)
  53. ^ エキサイトニュース 「加藤一二三が「Kato, one hundred twenty-three」将棋連盟公式サイト」(2016年09月14日)など)
  54. ^ [Twitter@hirokazuueno(2016.9.16)][Twitter@YoshiyukiKubota(2016.9.26)]など)
  55. ^ 「公式Webサイトに関するお詫びとお知らせ」(2016年09月27日 20:06)
  56. ^ 第29期竜王戦七番勝負挑戦者の変更について”. 日本将棋連盟 (2016年10月12日). 2016年10月12日閲覧。
  57. ^ ソフト使用疑惑「不正の証拠ない」 第三者委”. 毎日新聞 (2016年12月26日). 2016年12月26日閲覧。
  58. ^ 日本将棋連盟web(将棋ニュース「第三者委員会調査結果を受けて」2016年12月27日 18:55)
  59. ^ 朝日新聞DIGITALニュース「離席発言「真偽の調査を怠った」 将棋連盟の説明詳細」(2016年12月28日2時4分)
  60. ^ 会長の辞任に関するお知らせ”. 日本将棋連盟 (2017年1月18日). 2017年1月18日閲覧。
  61. ^ 棋士、それぞれの海外旅行 - 将棋ペンクラブログ・2013年1月17日
  62. ^ 第32回近鉄将棋まつり
  63. ^ 谷川浩司九段が紫綬褒章を受章|将棋ニュース|日本将棋連盟
  64. ^ 第34回将棋大賞決まる!|将棋ニュース|日本将棋連盟





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