木村朱里
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/06 06:16 UTC 版)
木村朱里 女流初段 | |
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名前 | 木村朱里 |
生年月日 | 2008年(16歳) 7月11日 |
プロ入り年月日 | 2022年(13歳) 6月 1日 |
女流棋士番号 | 79 |
出身地 | 滋賀県高島市 |
所属 | 日本将棋連盟(関西) |
師匠 | 小林健二九段 |
段位 | 女流初段 |
女流棋士DB | 木村朱里 |
2024年4月1日現在 |
木村 朱里(きむら じゅり、2008年7月11日 - )は、日本将棋連盟所属の女流棋士。女流棋士番号は79。滋賀県高島市出身[1]。小林健二九段門下。光泉カトリック高等学校在学中[1]。将棋棋士・将棋女流棋士としては初の滋賀県出身者である[2]。
棋歴
女流棋士になるまで
兄が将棋を指しているのを見て興味を持ち将棋を始めた[1]。
2019年、小学5年生の年に第13回小学生女子将棋名人戦の全国大会で準優勝を果たした[3]。
2020年の小学6年生の年も第14回小学生女子将棋名人戦の全国大会に出場し3位となった[4]。
2021年、中学1年生にして、第42回全国中学生選抜将棋選手権大会女子の部で優勝を果たした[5][6][7]。11月3日には、同年齢である鎌田美礼らと「飛翔」というチームを組み、LPSA主催の女性アマチュア大会「アパガード杯・第15回女子アマ将棋団体戦」に出場して優勝した[8]。第13回中学生女子将棋名人戦は、準決勝で2歳上の飛翔のメンバーに敗れ3位となった[9]。
2022年4月24日、関西研修会の例会で8連勝を達成しB2クラスに昇級[10]、女流棋士(女流2級)になる資格を得る[11]。
女流棋士として
5月に女流棋士資格申請書が受理され、2022年6月1日付で関西所属の女流棋士となった[1]。
1年目の女流王将戦で本戦進出し、2023年1月26日付で女流1級に昇級[12]。
2年目の2023年度の成績で勝ち越し(8勝以上)、昇段規定を満たして女流初段に昇段[13]。
棋風
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- 得意戦法は四間飛車[1]。
人物
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- 趣味は読書、音楽鑑賞[1]。
昇段・昇級履歴
- 研修会
- 要出典] 年 月 - 関西研修会 入会[
- 2019年12月[14] - D2クラス在籍
- 2020年[15] 7月 - D1クラス昇級
- 2021年[15] 1月 - C2クラス昇級
- 2021年[16] 9月 - C1クラス昇級
- 2022年[10] 4月24日 - B2クラス昇級(女流2級資格)
- 女流棋士
- 2022年 6月 1日 - 女流2級[1]
- 2023年 1月26日 - 女流1級(女流王将戦本戦入り)[12]
- 2024年 4月 1日 - 女流初段(年度成績指し分け以上・8勝以上/2023年度18勝12敗、女流通算33勝17敗)[13][17][18]
主な成績
在籍クラス
開始 年度 |
女流順位戦 | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
期 | 白玲 | A級 | B級 | C級 | D級 |
|
||||||||||||
2023 | 3 | D30 | 6-2
|
|||||||||||||||
2024 | 4 | D04 | 4-4
|
|||||||||||||||
2025 | 5 | D12 |
|
|||||||||||||||
女流順位戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。 順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 ) |
年度別成績
年度 | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | (出典) | 女流通算成績 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022年度 | 20 | 15 | 5 | 0.7500 | [19] | 対局数 | 勝数 | 負数 | 勝率 | (出典) |
2023年度 | 30 | 18 | 12 | 0.6000 | [17] | 50 | 33 | 17 | 0.6600 | [18] |
2024年度 | 22 | 10 | 12 | 0.4545 | [20] | 72 | 43 | 29 | 0.5972 | [21] |
通算 | 72 | 43 | 29 | 0.5972 | [21] | |||||
2024年度まで |
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g “木村朱里さんが6月から女流棋士2級に”. 日本将棋連盟 (2022年5月30日). 2022年5月30日閲覧。
- ^ “滋賀の木村さんが現役最年少13歳女流棋士に”. 中日新聞. (2021年6月1日) 2022年6月3日閲覧。
- ^ “8/18(日)第13回小学生女子将棋名人戦・全国大会”. LPSA (2019年8月19日). 2022年5月30日閲覧。
- ^ “マイナビ杯 第14回小学生女子将棋名人戦 決勝大会”. LPSA (2020年10月18日). 2022年5月30日閲覧。
- ^ “第42回全国中学生選抜将棋選手権大会”. 日本将棋連盟. 2022年5月30日閲覧。
- ^ “全国中学生将棋V 光泉カトリック1年・木村さん”. 中日新聞. (2021年8月29日) 2022年5月30日閲覧。
- ^ “「卒業までに女流棋士に」 中学生選抜将棋で初優勝の木村朱里さん”. 毎日新聞. (2021年9月30日) 2022年5月30日閲覧。
- ^ “11/3(水祝)アパガード杯・第15回女子アマ将棋団体戦”. LPSA (2021年11月3日). 2022年5月30日閲覧。
- ^ “マイナビ杯 第13回中学生女子将棋名人戦 全国大会”. LPSA (2021年11月17日). 2022年5月30日閲覧。
- ^ a b 「関西研修会B・Cクラス」『日本将棋連盟』。2022年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。
- ^ “関西研修会B・Cクラス”. 日本将棋連盟. 2022年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月30日閲覧。
- ^ a b 「木村朱里女流2級が女流1級に昇級」『日本将棋連盟]』2023年1月27日。
- ^ a b 「昇段・引退・休場棋士のお知らせ」『日本将棋連盟』2024年4月1日。
- ^ 「関西研修会B・Cクラス」『日本将棋連盟』。2020年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。
- ^ a b 「関西研修会B・Cクラス」『日本将棋連盟』。2021年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。
- ^ 「関西研修会B・Cクラス」『日本将棋連盟』。2021年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。
- ^ a b 2023年度女流棋士成績・記録 - 日本将棋連盟
- ^ a b 女流棋士通算成績(2024年3月31日対局分まで) - 日本将棋連盟(2024年4月1日時点のアーカイブ)
- ^ 2022年度女流棋士成績・記録 - 日本将棋連盟
- ^ 2024年度女流棋士成績・記録 - 日本将棋連盟
- ^ a b 女流棋士通算成績(2025年3月31日対局分まで) - 日本将棋連盟(2025年4月1日時点のアーカイブ)
関連項目
外部リンク
- 木村朱里 - 日本将棋連盟 女流棋士データベース
- 木村朱里の今年度成績・対局結果(直近10局) - 日本将棋連盟 女流棋士データベース
- 木村朱里 - 関西本部所属棋士 - 関西将棋会館(日本将棋連盟)
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