マイナビ女子オープンとは? わかりやすく解説

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マイナビ女子オープン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 14:10 UTC 版)

マイナビ女子オープン(マイナビじょしオープン)は、マイナビ日本将棋連盟[注釈 1]が主催する将棋女流タイトル戦2007年創設。毎年4月頃から挑戦手合制五番勝負が行われ、勝者には女王の称号が与えられる。優勝賞金は、女流棋戦では白玲戦大成建設杯清麗戦に次ぐ500万円(リコー杯女流王座戦と同額)。


注釈

  1. ^ 創設当初から第7期まではマイナビ、日本将棋連盟に加え創設したばかりの日本女子プロ将棋協会(LPSA)が主催に名を連ねていたが、第7期途中で二者主催となった。詳しくは日本女子プロ将棋協会#日本将棋連盟との対立を参照。
  2. ^ a b 第1期はアマチュア2名、第2期はアマチュア2名と女流育成会員1名の計3名、第3期はアマチュア3名が出場した。
  3. ^ 公募は2007年9月4日から30日までの期間に行われた[1]。「女王」の称号は予選一斉対局の前夜祭(2007年10月19日)で発表された[2]
  4. ^ (例:「片上大輔 (2018年2月8日). “順位戦、マイナビ、新女流棋士”. daichanの小部屋. 2018年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月29日閲覧。」)
  5. ^ ただし第1期については、前身のレディースオープントーナメント2006のベスト4(矢内理絵子里見香奈山田久美村田智穂)やタイトル保持者(清水市代斎田晴子千葉涼子)および棋戦優勝者の甲斐智美(第11回鹿島杯)などがシードとなった。
  6. ^ 第3期では東京・セレスティンホテル、第4期ではLPSA芝浦サロンでも対局が行われた。両会場とも、椅子に着席し、テーブルに盤を置いて対局した。
  7. ^ ただし第8期の五番勝負第4局のように対局者が両者とも洋服を着ているケースもある[8]
  8. ^ 第2期マイナビ女子オープン五番勝負第1局の延期および倉敷対局中止のご報告”. 日本将棋連盟 (2009年4月14日). 2018年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月29日閲覧。」を参照。タイトル戦では第1局を指せない対局者が失格となるため、挑戦者決定戦敗者の中村真梨花を繰り上げて挑戦者とする案もあったが、主催3者の協議の結果、岩根の出産を待つこととなった。
  9. ^ 兄弟のプロ棋士には、森安正幸森安秀光畠山成幸畠山鎮(双子)がおり、どちらも公式戦で兄弟対決を経験している。

出典

  1. ^ マイナビ女子オープン誕生-マイナビ女子オープン 称号公募のお知らせ”. マイナビ. 2007年9月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月29日閲覧。
  2. ^ マイナビ女子オープン誕生 マイナビ女子オープン 前夜祭中継”. 2007年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月29日閲覧。
  3. ^ 第4期マイナビ女子オープン チャレンジマッチ アマチュア参加者募集のお知らせ”. マイナビ. 2010年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月29日閲覧。
  4. ^ たとえば、2019年度に実施された第13期チャレンジマッチを勝ち上がった石高澄恵の公式戦勝敗記録(オリジナルアーカイブ)にはチャレンジマッチの戦績が含まれていない。
  5. ^ 第15期マイナビ女子オープン チャレンジマッチ中止と予選開催方法についてのお知らせ”. 日本将棋連盟公式サイト (2021年5月14日). 2021年5月24日閲覧。
  6. ^ 本戦抽選会
  7. ^ 上田初美女流三段自戦記。第10期マイナビ女子オープン五番勝負を振り返って【前編】”. 日本将棋連盟公式サイト (2017年7月4日). 2017年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月4日閲覧。
  8. ^ 終局直後(第8期 - 五番勝負第4局)”. マイナビ出版. 2019年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月14日閲覧。
  9. ^ よくある質問-プロ棋戦の規定などに関するご質問-女流棋士の永世称号の規定はどうなっているのでしょうか。”. 日本将棋連盟. 2017年10月25日閲覧。
  10. ^ “出産控える岩根忍女流二段が挑戦者に--第2期 マイナビ女子オープン” (日本語). マイナビ. (2009年3月9日). オリジナルの2018年9月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180929145518/https://news.mynavi.jp/article/20090309-a049/ 2018年9月29日閲覧。 
  11. ^ 五番勝負、兵庫県神戸市で開幕 第5期五番勝負第1局”. マイナビ出版 (2012年4月7日). 2018年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月29日閲覧。
  12. ^ 将棋界初の姉妹対決 里見香奈女流四冠、妹の咲紀女流初段下す” (2021年9月27日). 2021年9月29日閲覧。


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