将棋界
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注釈
- ^ 現制度の編入該当者は今泉健司と折田翔吾。現制度以前にもプロ編入試験の合格者として花村元司と瀬川晶司がいる。現行の編入試験は、瀬川の一件をきっかけに制定された。同時に、奨励会初段・三段編入試験も設けられた。
- ^ この他に引退棋士が60名ほど存命中である。引退した後も、日本将棋連盟を退会しない限りは棋士としての身分を保持し続けることができ、解説や指導、立会人(審判)などの仕事を続ける者も多い。ただし、引退後はプロ棋戦に出場することもアマチュア大会に出場することもできない。
- ^ 新進棋士奨励会における女性の段級位としては里見香奈、西山朋佳、中七海の三段が最高。
- ^ 囲碁界では、将棋界の一般棋戦に相当する棋戦での優勝も「タイトル」と呼ぶ。それゆえ、将棋界のタイトル戦に相当する棋戦を「七大タイトル戦」と呼ぶ(棋聖戦 (囲碁)、名人戦 (囲碁)、本因坊戦、十段戦 (囲碁)、王座戦 (囲碁)、天元戦、碁聖戦)。
- ^ ただし、棋聖戦や早指し将棋選手権は、過去1年に2度行われていた。
- ^ 具体的には、他棋戦でのシード権の付与、解説イベントでの出演料や指導対局料金の増額などである。
- ^ 年齢や段位などが出場条件を満たさなくなった場合は出場できない。また、奨励会員やアマチュアの場合、たとえ前年優勝者であっても当年の出場が保障されているわけではない。
- ^ かつては挑戦手合制を取る一般棋戦も存在したが、現在は存在しない。
- ^ 棋王戦や王位戦のように、特定の女流タイトル戦での実績を要件とする棋戦もある。
- ^ ただし、女流棋士ではない女性奨励会員が「女流棋士」枠から出場することを認めるか否かは棋戦による。竜王戦、叡王戦は認めているが、王位戦は認めていない。
- ^ 名人(定員1名)、A級(原則・定員10名)、B級1組(同・定員13名)、B級2組、C級1組、C級2組、フリークラスの計7階層
- ^ どちらの棋戦も昇降級は原則として1つずつであるが、竜王戦に限っては七番勝負の敗者が(たとえ3組以下からの挑戦者であっても)次期の1組に入るため、竜王挑戦を決めれば飛び昇級が可能である。
- ^ 各棋士の現在の在籍クラスや保有タイトルは上部に表示される一方、各棋士が過去に獲得したタイトル等の履歴は下部に掲載される。(例)
- ^ 棋王戦、銀河戦など。
- ^ ただし上位の組ほど挑戦権を得やすいシステムになっている。
- ^ 制度上はアマチュアや奨励会員にも竜王獲得の可能性があるため、プロデビュー前に竜王となることも不可能ではない。
- ^ 竜王戦のように、予選トーナメントの優勝・準優勝者にも賞金が支払われる棋戦がある。
- ^ テレビ出演の多い者は芸能事務所に所属しているため、出演依頼は将棋連盟を介さず行われる。
- ^ 2019年現在、棋士が参加する公式棋戦のうち12月に決勝が行われるのは竜王戦のみであるが、一般棋戦時代の叡王戦(第1期・第2期)は12月に決勝三番勝負を行なっていた。
- ^ 棋士には日本将棋連盟の職員として給料が支払われたが、女流棋士の場合は給料はなかった。また、順位戦から外れたフリークラスの棋士も給料はなかった。
- ^ 例えば、「将棋世界」2006年9月号で片上大輔が「将棋は先手有利なゲーム」と述べている。
出典
- ^ “竜王ランキング戦・決勝トーナメントについて|竜王戦|棋戦|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟. 2020年7月21日閲覧。
- ^ “公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律(平成十八年法律第四十九号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局 (2014年6月13日). 2019年12月27日閲覧。 “2016年4月1日施行分”
- ^ 2011年6月 1日 (水) 日本将棋連盟が公益社団法人となった経過とコメントへの返事 - 「田丸昇のと金 横歩き」田丸昇
- ^ 2014年10月21日 (火) 将棋界の引退制度に関するコメント、囲碁界との比較、引退後の収入 - 「田丸昇のと金 横歩き」田丸昇
- ^ 『2023年獲得賞金・対局料ベスト10』日本将棋連盟、2024年2月5日 。
- ^ 『藤井聡太王将 2年連続賞金1位!28年ぶり羽生九段超え、史上最高額1億8634万円』スポニチ Sponichi Annex 芸能、2024年2月6日 。
- ^ “2022年獲得賞金・対局料ベスト10|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2023年2月3日). 2023年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月3日閲覧。
- ^ 「将棋世界」2023年9月号 p185より。『高見が賞金ランキングで次点だったという』
- ^ “2021年獲得賞金・対局料ベスト10|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2022年2月3日). 2022年2月3日閲覧。
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- ^ “2011年獲得賞金・対局料ベスト20|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2012年2月16日). 2021年3月3日閲覧。
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- ^ “2007年獲得賞金・対局料ベスト20|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2008年3月1日). 2021年3月3日閲覧。
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- ^ “2008年度公式棋戦の対局で、統計開始以来初の後手番が勝ち越し!|将棋ニュース|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2009年3月31日). 2022年2月3日閲覧。
- ^ “羽生善治九段「将棋AIは先手勝率7割」に仰天…最強ソフト開発者との対談で「“将棋の結論” を考え直します」”. smart-flash (2023年7月9日). 2023年12月10日閲覧。
- ^ “第72期A級順位戦最終局(静岡対局) イベント募集のお知らせ|イベント|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2014年1月28日). 2022年2月3日閲覧。
- ^ “第76期将棋名人戦第0局(A級順位戦最終局) 実施報告:静岡市”. 静岡市 (2019年4月1日). 2022年2月3日閲覧。
- ^ “名人挑戦・降級はどうなる? 2年連続のプレーオフ開催となるか|棋戦トピックス|日本将棋連盟”. 日本将棋連盟 (2019年2月28日). 2019年3月2日閲覧。
- ^ “第78期A級順位戦最終局~将棋界の一番長い日~実施報告:静岡市”. 静岡市 (2020年4月1日). 2022年2月3日閲覧。
将棋界
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谷川浩司は、1983年の加藤一二三との名人戦第1局以来、東京遠征の際の定宿として利用していた。滞在期間はあわせて2年を超えているという。 新館 新館・1階エントランス 最後のクリスマス(2010年)
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将棋界
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将棋棋士になるには日本将棋連盟会員の棋士を師匠として奨励会に入会する必要があるため、まずは棋士に入門して門下生となって師弟関係を築く必要がある。こうした将棋界で実際に破門された等が分かるものについては、小池重明などのケースのように、奨励会入会前で、後に知られるようになって手記などでのこる人物は存在した。 将棋界では「こうした手は師匠に破門される手」など、専らたとえ話で使用されることは多い。 他方で、加藤一二三は師匠南口繁一の死後に日本将棋連盟に申請して、師匠を変更した。これを俗に「逆破門」といわれることがある。
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将棋界
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「名探偵コナンの登場人物」の記事における「将棋界」の解説
羽田 秀吉(はねだ しゅうきち) 声 - 森川智之、甲斐田ゆき(少年時代) プロ棋士で宮本由美の彼氏。28歳。赤井秀一の弟にして世良真純の次兄。日本人の父赤井務武とイギリス人の母メアリー・世良の次男で、血筋としてはイギリス人のハーフ。また、宮野エレーナがメアリーの妹でもあるため、エレーナの娘である宮野明美・志保(灰原哀)姉妹は母方の従妹に当たる。 名前が羽柴秀吉に似ていることから、「太閤名人」の愛称で親しまれている。真純からは吉兄(きちにい)と呼ばれている。真純によれば、外見は父似であり、秀一や真純とは似ていない。美男子だが身なりには関心がなく、平時は寝癖に無精髭(ぶしょうひげ)、丸メガネにジャージという風貌をしている。由美には「顔はかなりのイケメンだが性格が子供すぎる」と評されており、一見すると冴えない印象を受けるが、棋士だけあって優れた記憶力と洞察力を持ち、コナンが普通の小学生ではないことも一目で見抜き、彼の推理をサポートした。コナンの顔や推理力については先述の通り知っており、真純は彼から送られたメールを見てその理由に納得している。高層マンション在住で高収入だが、食事はラーメン屋に通うなどジャンクフードが主。 高校時代にはクラスで起きた事件を次々に解決するなど探偵の真似事をしており、高校卒業後に父親の赤井務武とも交流のあった東京の資産家である羽田家に、自身の将棋好きもあって羽田浩司の夢を継ぐべく養子に入った。養父は羽田康晴、養母は羽田市代である。養子に入る前の姓名は赤井 秀吉(あかい しゅうきち)。義兄である羽田浩司を尊敬しており、座右の銘の「初志貫徹」も元々は彼のものであった。 初登場時点では将棋タイトル四冠までの獲得だったものの、その後は順調にタイトルを増やし、名人位に復位して史上2人目の七冠王となった。しかし、勝又力との王将戦に敗れて六冠王となる。 由美とは彼女の学生時代に、順位戦の帰りに電車で出会ったことをきっかけに、自分が棋士であることを明かさないまま交際を開始する。交際中に最初のタイトルである名人位を獲得した直後のデートにて、由美が何気なく横綱の六場所制覇を賞賛したことをきっかけに対抗心を燃やして七冠制覇を決意し、由美が警察官になる以前の時期に「7つ揃うまで開けないで」と予告したうえで、婚姻届の入った封筒を由美に渡している。その後は封筒に関して何の進展もなかったことから愛想を尽かされたものの、隣室で起こった殺人事件を由美が担当したことで偶然再会し、それ以後も交際時と同様「由美タン」、「チュウ吉」と呼び合う腐れ縁が続き、復縁を果たして結婚へ秒読み状態である。後に本編中で制覇を成し遂げたが、王将戦では由美との約束に集中力を奪われて敗北してしまい、自身の座右の銘である「初志貫徹」を貫くため、彼女に封筒の処分を頼む。しかし、すべての事情を知った由美から「言いたいことがあれば7つ揃えて天下を取ってから直接言え」と激励されたことで再起し、再び七冠王を目指す。 現在は「大事な仕事の真っ最中」と言葉を濁して真純にも居場所を教えていないが、たまに電話やメールで推理の相談に乗ることがある。その一方、何も知らない真純とは違って兄弟専用のスマホを保有し、秀一の偽装死をはじめ情報をほぼ共有しており、女性警察官を狙った連続殺人が発生した際には、由美を守るよう秀一にメールを送っている。それからしばらくして由美と同棲を始める。 名前の由来は先述の羽柴秀吉で、設定と容姿のモデルである羽生善治からも「羽」の字が取られている。 羽田 浩司(はねだ こうじ) 声 - 安元洋貴 「七冠に最も近い」とされたプロ棋士で、羽田秀吉の義兄。 詳細は「黒の組織#故人(組織に関わった人物)」を参照 勝又 力(かつまた ちから) 声 - 稲葉実 壮年のプロ棋士。 元名人位保持者だが、羽田秀吉にその座を奪われる。その後、対局中に由美のことで悩んでいた秀吉に勝利し、王将位を勝ち取る。 対戦相手が対局中に遠出してしまおうと、投了するまでは待ち続ける豪放な面と、帰ってきた相手の持ち時間を心配する優しい性格を持ち合わせている。 実娘の勝又 水菜(かつまた みな、声 - 寿美菜子)も女流棋士で、力は秀吉に頼んで水菜が棋士仲間と定期的に行っている勉強会に参加してもらっている。
※この「将棋界」の解説は、「名探偵コナンの登場人物」の解説の一部です。
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