美濃囲いとは? わかりやすく解説

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みの‐がこい〔‐がこひ〕【濃囲い】

読み方:みのがこい

将棋で、囲い陣形の一。王将飛車定位置移し、その左に銀将、その銀将左下金将、その金将左上にもう1枚金将配する形。

美濃囲いの画像

美濃囲い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 03:39 UTC 版)

美濃囲い(みのがこい)は、将棋囲いの一つで、主に振り飛車戦法で用いられ、先手でいえば玉将を2八の位置に、右の銀将を3八の位置に、左の金将を5八の位置に動かして作る囲いである(右金はそのままの位置)。通常の美濃囲いを本美濃(ほんみの)と呼ぶこともある。


注釈

  1. ^ 同書によれば当時は銀は3段目に上がって使う物との意識が強く、なかなか銀が2段目に収まる美濃囲いにはならなかったのではないかと言う。
  2. ^ 6九の左金を5九に寄せる、飛車を5九に引いてから左金を5八→4七と動かして高美濃にするといった駒組みは可能である。

出典

  1. ^ 東公平「甦る江戸将棋」(『近代将棋』2006年4月号96-100頁掲載)
  2. ^ 塚田泰明・横田稔『序盤戦!!囲いと攻めの形』(高橋書店、1998年)36頁
  3. ^ 湯川 (2005) p.176
  4. ^ 湯川 (2005) pp.178-181
  5. ^ 湯川 (2005) p.184
  6. ^ 湯川 (2005) p.192, p.198。
  7. ^ 湯川 (2005) pp.203-
  8. ^ 湯川 (2005) p.211 - 『将棋世界』 1954年9月号よりの孫引き。
  9. ^ 原田泰夫 (監修)、荒木一郎 (プロデュース)、森内俊之ら(編)、2004、『日本将棋用語事典』、東京堂出版 ISBN 4-490-10660-2 pp. 66


「美濃囲い」の続きの解説一覧

美濃囲い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 01:45 UTC 版)

相振り飛車」の記事における「美濃囲い」の解説

通常の振り飛車主流とされる囲い

※この「美濃囲い」の解説は、「相振り飛車」の解説の一部です。
「美濃囲い」を含む「相振り飛車」の記事については、「相振り飛車」の概要を参照ください。

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