ひねり飛車
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ひねり飛車(ひねりびしゃ、英: Twisting Rook[1])は、将棋の戦法の一つ。縦歩取り(たてふどり)が別名とされていた時期もあった[2]。ヒネリ飛車とも書く[3]。 江戸時代末期に成立したとされる。加藤治郎によれば、古くは戦法名を「児玉屋組」と呼ばれていたという[4]。近年では居飛車相掛かり戦法の一種として定跡書に登場することが多い[5]。
- ^ Kawasaki, Tomohide (2013). HIDETCHI Japanese-English SHOGI Dictionary. Nekomado. p. 84. ISBN 9784905225089
- ^ 末席幹事 (2018年12月7日). “ひねり飛車の歴史”. 将棋ペンクラブログ. 2019年9月14日閲覧。
- ^ 羽生善治『羽生の頭脳』第8巻「最新のヒネリ飛車」など。
- ^ 加藤治郎『復刻版 将棋の公式』東京書店、2001。原著は1967年刊行
- ^ 例を挙げれば近年の定跡書のスタンダード、羽生善治の『羽生の頭脳』第8巻「最新のヒネリ飛車」では、相掛かり腰掛銀や3七銀戦法と同じ巻で相掛かり戦法の一つとしてひねり飛車を扱っている。
- ^ 加藤一二三『一二三の玉手箱』第二章「加藤一二三のエッセイ」攻めと守りP142。光文社知恵の森文庫、2019
- ^ 塚田泰明監修、横田稔著『超急戦!殺しのテクニック』第一章相居飛車編P58。高橋書店、1988
- ^ 加藤一二三『一二三の玉手箱』第二章「加藤一二三のエッセイ 」攻めと守りP143。光文社知恵の森文庫、2019。加藤によれば古くは飛車交換が主流だったが、相手が応じなくなり▲7五歩石田流型が増えたという。深浦康市『これが最前線だ!』河出書房新社1999では、▲8六飛型もよくあるが▲7五歩はより無難な指し方だとしている。
- ^ 加藤一二三『一二三の玉手箱』第二章「加藤一二三のエッセイ」攻めと守りP143。光文社知恵の森文庫、2019。
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