二枚銀
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二枚銀(にまいぎん)とは居飛車舟囲い急戦の一種で、振り飛車に対して居飛車側が左の銀将を繰り出して攻める戦法。名前の由来は、横に2枚銀が並ぶことから。
- ^ a b 増川宏一(2021年)『〈大橋家文書〉の研究 - 近世・近代将棋資料』法政大学出版会
- ^ 高橋道雄「緊急レポート居飛車vs振飛車プロ間における最近の序盤傾向の研究」第2回 三間飛車中飛車編(『将棋世界』1983年2月号所収)
- ^ 雑誌『近代将棋』2006年4月号連載「甦る江戸将棋」東公平著 第18回「看壽の四枚落ちと美濃囲い」の「美濃囲いのルーツ」の章に、最も古い美濃囲いの棋譜と名称について、下記の記述がある。
(岐阜県図書館レファレンス事例詳細 2008年11月14日 岐県図-1032 質問「将棋の戦法「美濃囲い」の由来は何か。」)宝永4年(1707年)刊の『象戯綱目』は、赤縣敦庵氏撰、第1巻「隊伍」(駒組の意)に、平手四間飛車定跡として、次のように美濃囲いの隊伍が示されている。この後手の馬(駒)くみを箕の手という人あり。本真甫将棋に見えるなり。 箕は当て字だろう。別の古棋書(書名失念)に「美濃の音通和尚がよく用いたので美濃囲いという」とあったが、音通和尚はいつごろの人か不明。 『近代将棋考鑑』=享保2年刊に、「後手の駒立はみのかこいというなり。松本入道紹尊(美濃の人)きわめてこの駒立を好むにより…」とある。
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