矢倉囲い
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矢倉囲い(やぐらがこい)は、主に相居飛車戦法・相振り飛車戦法で用いられる将棋の囲いの一つ。単に矢倉(やぐら、英: Yagura[1], Fortress[2])と呼ばれることが多く、美濃囲い、穴熊囲いと並ぶ代表的な囲いである。相居飛車戦で互いに矢倉囲いに組んで戦う戦型のことを相矢倉(あいやぐら)と言い、相掛かり、角換わり、横歩取りとまとめて相居飛車戦における四大戦法の一つとなっている。
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- ^ “「矢倉は終わった」は終わった“矢倉の大家”森内俊之九段と“元・否定派”増田康宏六段のトークがおもしろい”. ABEMAニュース. 2023年5月29日閲覧。
右矢倉
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右矢倉(みぎやぐら)は相振り飛車でのみ用いられる。玉を右側に囲うのでその名がついた。 矢倉の構造は上からの攻撃に強いので、右矢倉は相振り飛車の位置で役立つとされる。 右矢倉のデメリットは、構築されるのに多くの手数が必要なことである(美濃囲いのような他の振り飛車の囲いと比較して)。 美濃囲いが右矢倉に変身することもある。 9 8 7 6 5 4 3 2 1 一 二 三 四 五 歩 歩 歩 六 金 銀 歩 歩 七 金 玉 八 桂 香 九 右矢倉
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