移しとは?

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 活用形辞書 > 移しの意味・解説 

うつし【移し】

移し花(ばな)」に同じ。

「秋の露は—にありけり水鳥の青葉の山色づく見れば」〈万・一五四三〉

香を衣類などに染み込ませること。また、その香。

菊の露もこちたく、おほひたる綿などもいたくぬれ、—の香ももてはやされて」〈・一〇〉

移しの馬」の略。

「—に乗せ給ひて走らせ給へれば」〈宇津保・楼上下〉

移し鞍(ぐら)」の略。

足疾(と)き御馬に—置きて」〈源・夕霧


うつし【移】

〔名〕 (動詞「うつす(移)」の連用形名詞化

事物、心などを別の所に動かすこと。「口うつし」「心うつし」「袖うつし」などのように名詞に付けて造語要素として使う場合が多い。

草木の花の汁などを、紙にすりつけて、その色をしみこませること。また、その染料や紙。うつしばなうつしがみ

万葉(8C後)八・一五四三「秋の露は移(うつし)にありけり水鳥の青葉の山色づく見れば」

薫物(たきもの)や花の香を、衣服などにしみこませること。また、その香。

宇津保(970‐999頃)蔵開中「あをにびのれうのはかま、〈略〉今日のうつしは、ざかう、薫物薫衣香

④ 「うつしぐら移鞍)」「うつし(移)の鞍」の略。

宇津保(970‐999頃)内侍督「ふきあげの浜にて得給へりしつるぶちにまさる御馬なし、それにうつし置きて」

(5)うつしうま移馬)」の略。

宇津保(970‐999頃)内侍督「中将、うつしに乗りて、車の轅近く添ひて立つ」

(6) 木製御器(ごき)。〔日葡辞書(1603‐04)〕

(7) 植物つゆくさ露草)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

浜荻久留米)(1840‐52頃)「うつし の名、此花を紙につくれば色うつる故名とす。つゆ草


移し

読み方:うつし

サ行五段活用動詞「移す」の連用形、あるいは連用形名詞化したもの

日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「移し」の関連用語

移しのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



移しのページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館

©2021 GRAS Group, Inc.RSS