コミ【Komi】
こ‐み【小身/込み】
こみ【込み】
コミ(こみ)
実力が互角の者同士で囲碁の対局をする場合、先番と後番の勝負が公平になるように、あらかじめ先番が自陣の一定面積を相手に差し出すこと。先番有利の不公平を解消するもの。
碁盤に黒と白の石を置いて相手よりも広い面積を自分の碁石で囲んだほうが勝つという囲碁のルールでは、黒石を使う先番のほうが有利となることが経験的に知られている。実際、過去の対戦成績を見ても、何もハンディがなければ先番のほうが後番よりも勝率が高い。
そこで、先番と後番で公平な勝負ができるようにと、後手にコミとして5目半を与えることになっている。「目(モク)」とは碁石1個分の面積の単位で、半(0.5)をつけるのは、引き分けにしないための便宜的なもの。この結果、有利な立場の先番は盤上で6目以上の差をつけなければ後番に勝てない。
ところが、最近の対戦成績では、5目半のコミでも先番有利の傾向が出ている。日本棋院は、これまでの5目半から6目半にコミを増やす方針を決め、今後行われる棋戦で順次適用していくという。
(2002.10.04更新)
コミ
古味
古見
古見
古見
古見
コミ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/22 08:16 UTC 版)
コミ(込み)、コミ出しは、囲碁のルールの一つ。ゲームの性質上先手の黒が有利である。勝率を五分五分にするため、地の計算の段階で与えられるハンデキャップを指す[1]。
- ^ a b c “囲碁の日本棋院”. 囲碁の日本棋院. 2023年9月9日閲覧。
- ^ “囲碁の豆知識Q33〜Q36 日本棋院 囲碁雑学手帳 転用”. go.tengudo.jp. 2023年9月9日閲覧。
- ^ a b c 松村政樹「コミ制度に関する一考察:妥当性の検証を通じて (PDF) 」大阪商業大学。2019年2月4日閲覧。
- ^ “コミ出し変更のお知らせ”. 日本棋院のアーカイブ (2002年10月). 2019年2月4日閲覧。
- ^ “コミ6目半の対局手番別勝率 ―平成19年集計―”. 日本棋院のアーカイブ (2008年1月5日). 2019年2月4日閲覧。
- ^ AGA Concise Rules of Go
- ^ a b “芝野名人、過激に仕掛け連敗止めた 逆コミのハンディ克服、三度目の正直 第17回プロアマ囲碁名人戦:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2024年3月25日). 2024年5月22日閲覧。
- ^ この場合コミの大きさは6目半を最大幅として調整される。
- ^ “「盤上に構想ある」 張栩名人、仲邑菫さんの碁を語る:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2019年1月5日). 2023年2月12日閲覧。
コミ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 02:23 UTC 版)
コミは、大きなレストランでシェフ・ド・パルティの下で働くアプランティであり、部門の担当と業務を学習する。正式な料理修行の完了直後、または修行中の見習いである。 コミのブリガード役職 トゥルナン:一箇所に留まらない渡りの料理人を呼ぶ。厨房で必要な仕事を補う。 コミュナー:従業員がシフトする際の食事を調理することを担当する。 ブーシェ:肉、家禽、および時々魚を切り分ける。肉や魚にパン粉をまぶす担当でもある。
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コミ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 13:57 UTC 版)
「コミ」も参照 囲碁は先着する権利のある黒番のほうが有利である。そのため、今日の一般的なルールでは、互角の条件の対局(互先)ではコミを白番の地に加えて勝敗を決定する。現在の日本での一般的なルールではコミは6目半(6.5目)である。 1939年、本因坊戦で導入されたときのコミは4目半であった。しかし、4目半では黒番のほうが有利であったため、1964年ごろからコミは5目半に改められた。それでもやや黒番の勝率のほうが高かったため、2003年ごろからコミは6目半に改正され、現在に至る。2002年から2007年にかけてコミ6目半で行われた日本棋院公式棋戦での集計では、19,702局で黒番の勝率が50.59%、白番の勝率が49.41%とほぼ均等であった。
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「コミ」の例文・使い方・用例・文例
- ことばはコミュニケーションの重要な手段である
- 人類がいつ言語によるコミュニケーションを始めたかだれも確実には知らない
- コミュニケーション能力
- 異文化間コミュニケーション
- 英語でコミュニケーションをする
- コミュニケーションの手段としての言語
- 対人コミュニケーション
- 彼の評判が口コミで伝わった
- ことばによらないコミュニケーション
- コミュニケーションについての理論が多数ある
- マスコミは我々に毎日多くの情報を供給する
- 新製品は口コミで広まった
- すぐにマスコミは調子に乗る
- 動物は遊びの中で狩りやコミュニケーションの方法を学ぶ
- 今後はもっと積極的にコミュニケーションをとろう
- 彼が積極的にコミュニケーションを取る
- それがコミュニケーションの力を養う
- コミュニケーションがもっと脳を鍛える
- 彼が家族のコミュニケーションを大切にする
コミと同じ種類の言葉
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