大高目とは? わかりやすく解説

大高目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/02 06:36 UTC 版)

大高目(おおたかもく)は囲碁用語の一つで、碁盤上の位置を指す言葉。高高目とも呼ぶ。碁盤の隅から数えて(4,6)または(6,4)の地点。布石の段階で隅の着点としてまれに打たれる。 白江治彦王立誠依田紀基が一時期愛用した。小目へのカカリを受けての大型で複雑な変化を含む。


隅の黒1またはaの地点を大高目と呼ぶ。

一つの隅に大高目に該当する位置は2箇所あるが、どちらに打つのも同じ意味である。ただし盤上の他の石の配置によって、戦略上異なる意味を持つ。

特徴

四線と六線の交点であり、隅に甘い分辺への発言力は大きい。また、隅への侵入を誘って勢力を築く意味がある。

シマリ

大高目からのシマリはaの小目が普通だが、周辺の状況に応じてbからdまでの変則的シマリも用いられる。

カカリ

白からのカカリもaの小目が最も一般的である。これに対し黒はbのツケ、cへの圧迫、手抜きなどの対応がある。

状況によりbと三々に入る手法や、dと一歩遠慮してカカる手段もある。eとへカカるのはfと両ガカリされ、一般に不利とされる。

アポロ流

図の黒のような布石を一時期白江治彦が多用し、当時月着陸を果たしたアポロ11号にちなんで「アポロ流」と呼んでいた。


大高目(おおたかもく)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 13:51 UTC 版)

囲碁」の記事における「大高目(おおたかもく)」の解説

碁盤の隅から4・6、あるいは6・4、あるいは6・6、あるいは1515位置のこと。

※この「大高目(おおたかもく)」の解説は、「囲碁」の解説の一部です。
「大高目(おおたかもく)」を含む「囲碁」の記事については、「囲碁」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「大高目」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大高目」の関連用語

大高目のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大高目のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大高目 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの囲碁 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS