ニギリとは? わかりやすく解説

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にぎり【握り】

読み方:にぎり

手で握ることまた、握ったもの。

手で握った長さ太さまた、量。「ひと—の米」

器物の、手で取り持つ部分。「包丁の—」

囲碁で、先番をきめる方法握った石の数が偶数奇数かを言い当てることで先手決める。つかみ。

握り飯」の略。

握り鮨(ずし)」の略。

ゴルフなどの勝負事で、金品賭けること。

一定の利回り保証して資産一任運用契約勧誘締結すること。金融商品取引法禁止されている。


ニギリ(握り)


ニギリ

読み方:にぎり

  1. 東京寿司の事。手で握る故かく云ふ。
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ニギリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/18 19:00 UTC 版)

ニギリは、囲碁用語の一つで黒番(先手)、白番(後手)を決める方法[1]

概要

囲碁におけるニギリは、ハンディのいらない互先対局を行う場合に、先手後手ランダムに決定するために行う行為[1]。正式でないゲームでは、ニギリを採用せず、じゃんけんで先手と後手を決めることもある。

ニギリの手順

  1. 握る側の対局者と当てる側の対局者を決める(年長者が握るのが慣習である)[1]。握る側は任意の数の白石を片手に握り、碁盤の上で握った手を伏せて置く[1]。握る石の個数は自由であるが、10個~20個程度が一般的である。
  2. 当てる側が黒石を1個(奇数の意)ないし2個(偶数の意)盤に置く。その際に、「奇数先」、「偶数先」と声に出すこともある[1]
  3. 黒石が置かれたら握る側は手を開いて白石が奇数か偶数かを調べ(わかりやすいように、石を2列に並べて、残ったのが1個か2個か表すこともある)、当たった場合は黒石を置いた方すなわち当てた方がそのまま先手(黒番)となり、外れた場合は白黒を交換して後手(白番)になる[1]。プロの公式対局ではモニター撮影がある関係で、碁石を交換せずに席を移ることもある。

ニギリの確率論

ニギリはルール上白を握るが、では握る側が白を握った時、それが奇数である確率と偶数である確率は均等なのか、という議論が暫し見られる。詳しい結論はまだ出ていないが、数式上によると、奇数になる確率の方が僅かに高いとの事である。

類例

  • 囲碁とほぼ同じ用具を用いる連珠の場合、ニギリで決めるのは仮先・仮後となる(連珠#開局規定を参照)。また囲碁と異なり、両対局者が石を適当な数だけ握り、開いて一方が奇数(白黒合わせて奇数)ならば黒石を握った者がそのまま仮先となり、両者とも奇数もしくは偶数(白黒合わせて偶数)の場合は白黒を交換するという方式を用いる。
  • オセロでは、石の表裏の色が異なることを利用し、ニギリをアレンジした伏せ石という方法で先後を決める。

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b c d e f 囲碁の基本:対局のルール・流れ」『囲碁の日本棋院』。


関連項目

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