ダメヅマリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/19 15:57 UTC 版)
ダメヅマリは囲碁用語のひとつで、ある石のダメが詰まることで、各種の不都合が生じる状態を指す。「ダメの詰まりは身の詰まり」という囲碁格言があるように、不必要にダメを詰めてしまうことは石の死活問題につながり、碁において戒められる事柄のひとつである。
ダメヅマリの例
- 例1
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左図、aの場所にダメが空いている場合は、右のように黒1とオイてこられても、白4までと対応して生きられる。
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しかし▲にダメが詰まると、黒1から3の時に白はaに打てず、このまま死にとなる。
- 例2
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左図で一見白地は完全に見えるが、外のダメが全て詰まっているため右図黒1からの手段が生じ、セキで白地がゼロになってしまう(ダメが1つでも空いていれば、黒9の後に白aに詰めて取れる)。
- 例3
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黒1にダメを詰められると、白はどう打っても上の4目の空間に眼が作れないため全滅となる。
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