オサエとは? わかりやすく解説

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おさえ〔おさへ〕【押(さ)え/抑え】

読み方:おさえ

物が動かないように押さえること。また、押さえるもの。「石で—をする」「飛ばされないように紙に—を置く」

勢い防ぎ止めること。「感情の—がつかない

敵の攻撃侵入防ぎ味方支えること。防備また、その役目。「東方の—は万全だ」「—のピッチャー

配下かってな行動とらせないこと。「関八州の—としての北条氏

軍隊または行列最後にあってその散乱整えること。また、その人しんがり

弁慶は—の役」〈浄・冷泉節

念を押すこと。だめ押し

義朝の—のことば」〈浄・鎌田兵衛

酒を差されたとき、その杯を押し返して重ねて飲ませること。

「—の杯」〈浄・女腹切〉

押さえ物」の略。

「—の島台」〈浄・国性爺後日

囲碁で、相手の石に近接して打ち、その進出阻止すること。

10 和船で漕ぐとき、船首を右にむけること。⇔ひかえ。


読み方:オサエ(osae)

中世訴訟物件などを現状保全のため凍結する公的処置


オサエ

相手の石がのびるのを防止するような手。


オサエ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/02 06:37 UTC 版)

オサエ囲碁用語の一つで、相手の石が進出してくるのを止めるように打つ手[1]。形式としてはハネの形になるもの、マガリの形になるものなどが含まれ、きちんとした定義は難しい。あくまで進出を止めるニュアンスの手段の総称である。例えば、下の図1・2の黒1のように、相手の隅への侵入を防ぐ手はいずれも「オサエ」と表現される。

図1
  図2

オサエのいろいろ

黒2,4,8,白5がいずれも「オサエ」である。

上図黒1のように、マガリの形で相手の進出を止め、厚く勢力圏を確保する手を「オサエコミ」と表現することがある。

出典

  1. ^ "囲碁用語「オサエ(オサエる)」". 日本囲碁連盟. 2020年9月21日閲覧

参考図書



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