ぐん‐たい【軍隊】
ぐんたい【軍隊】
【軍隊】(ぐんたい)
国家の安全と独立を守るための人員、装備、施設などの集合組織のこと。
その存在を誇示し、戦争を抑止するところに最大の意義がある。
通常、国民は軍隊で兵役を行う義務があり、適正年齢になると徴兵制に基づいて招集される。
紛争における戦闘手段だけではなく、警察・消防・公共工事・災害対応・青年教育など様々な役割を兼務する場合もある。
特に発展途上で制度を複雑化させる余裕のない国家では多くの職務を兼任する傾向にある。
反面、先進国では軍事革命や各種社会制度の進展に伴い、必要な軍隊の規模が縮小傾向にある。
このため、義務としての徴兵を縮小もしくは撤廃して職業軍人のみで軍隊を運営する国家も増えてきている。
軍隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/08 05:51 UTC 版)
軍隊(ぐんたい、英: military force)は、兵器およびそれを扱う兵士からなる、戦闘力を備えた軍人の集団[1]。広義には軍事組織であり、狭義には後述する戦時国際法で定められたそれである。警察と並ぶ国家の実力組織であり、主に外敵への対応を目的としているが、非常時の治安維持も目的のひとつである。
注釈
出典
- ^ “軍隊(ぐんたい)の意味”. goo国語辞書. 2020年11月6日閲覧。
- ^ a b 『世界大百科事典』より
- ^ 『世界大百科事典』より
- ^ 孫子 (書物)謀攻篇第三に曰く、百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。q:孫子
- ^ 服部実『防衛学概論』(原書房、1980年)を参照
- ^ 防衛大学校・防衛学研究会『防衛学研究』第34号、2006年3月、108-112頁を参照
- ^ 平成2年10月18日第119回臨時国会衆議院本会議における中山太郎外務大臣答弁。
- ^ 民主・菅代表、国連待機軍を提唱へ 自衛隊と別組織で2003年12月30日、朝日新聞
- ^ a b O’Sullivan, Michael; Subramanian, Krithika (2015-10-17). The End of Globalization or a more Multipolar World? (Report). Credit Suisse AG. オリジナルの15 February 2018時点におけるアーカイブ。 2017年7月14日閲覧。.
軍隊
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