しょう‐じゅう〔セウ‐〕【小銃】
小銃
小銃
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小銃(しょうじゅう)は、銃の分類の一つ。兵士が個人用に使うための軍用銃として軍隊では最も一般的な小火器で、ライフル(英:Rifle)あるいはライフル銃とも呼ばれる[1]。
注釈
- ^ 原文:"rifle, firearm with a rifled bore—i.e., having shallow spiral grooves cut inside the barrel to impart a spin to the projectile, thus stabilizing it in flight. A rifled barrel imparts much greater accuracy to a projectile, as compared with a smoothbore barrel. The name rifle, most often applied to a weapon fired from the shoulder, may also denote a crew-served weapon such as a rifled cannon or recoilless rifle. Although field guns, pistols, and machine guns have rifled barrels, they are not normally referred to as rifles."
- ^ ウィンチェスターがこの弾薬を使用するために開発した銃もボルトアクション方式である。M1896機銃では所要の引き幅を得るためにトグル機構が極端に長大化し、作動時には銃の下側へ飛び出す。
出典
- ^ 世界大百科事典 第2版「小銃」
- ^ 床井 2013, p. 133.
- ^ 『ライフル銃』 - コトバンク
- ^ 小山 1941, p. 52.
- ^ 小山 1941, pp. 52–55.
- ^ 小山 1941, pp. 56–58.
- ^ a b 小山 1941, p. 95.
- ^ 床井 2013, p. 132.
- ^ “Rifle”. britannica.com. 2015年7月30日閲覧。
- ^ “Glossary”. NRA-ILA. 2015年7月31日閲覧。
- ^ かの 2012, p. 18.
- ^ かの 2012, p. 12.
- ^ a b かの 2012, p. 22.
- ^ “防衛省規格 火器用語(小火器) (PDF)”. 防衛省 (2009年5月13日). 2015年7月31日閲覧。
- ^ “銃砲刀剣類所持等取締法等一部改正施行に係るQ&A”. 日本火薬銃砲商組合連合会 (2009年12月28日). 2020年9月24日閲覧。
- ^ 衆議院会議録第71回国会地方行政委員会第9号(PDF) - 国会会議録検索システム
- ^ 小山 1941, pp. 146–147.
- ^ “2010 brings major transformation to Basic Combat Training”. U.S. Army (2010年7月19日). 2015年12月1日閲覧。
- ^ 小山 1941, pp. 150–151.
- ^ 小山 1941, pp. 247–249.
- ^ 小山 1941, pp. 249–252.
小銃
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「陸上自衛隊の装備品一覧」の記事における「小銃」の解説
名称愛称(※は部隊内通称)画像調達数注釈64式7.62mm小銃 ※ロクヨン 214,500 戦後初の国産自動小銃。豊和工業製。陸上自衛隊では後継の89式小銃に更新されたが、予備装備として現在でも現役。陸海空自衛隊の他、海上保安庁や警視庁などで使用されている。 89式5.56mm小銃 バディー※ハチキュウ 144,723(平成30年度現在) 現在の主力小銃。固定銃床式の他に折曲銃床式(画像下)もあり。様々な追加改修装備も順次採用・導入が進められている。陸上自衛隊の他、海上自衛隊の一部部隊、海上保安庁や警視庁・警察庁でも使用されている。 20式5.56mm小銃 3,283(令和2年度予算分) 下記のSCAR小銃とHK416を含む三機種の中から2019年に選定され、2020年制式化。令和2年度概算要求で3,283丁が9億円で調達されることが公表されている。 儀じょう銃 240(平成30年度発注数) 2019年に7.62mm小銃M1に代わる儀仗用装備として導入された豊和工業製ボルトアクション式小銃。 M4カービン (有償援助) 2007年と2008年にQDSS-NT4 サプレッサーやM203A2とともに対外有償軍事援助(FMS)で導入。特殊作戦群が使用しているものと思われる。 特殊小銃 ヘッケラー&コッホ社製との記載。特殊小銃(B)という記載も見られるため、M4カービンが「特殊小銃」であり、「特殊小銃(B)」が後継装備である。※参考画像はH&K HK416 HK417 独ヘッケラー&コッホ社製。補給統制本部の公募情報に「技術援助」の名目で記載されている。「中央調達に係わる公告」に記載されている(一度入札中止になっている)「小火器(試験用)(HK型)」だと思われる。 G36 独ヘッケラー&コッホ社製。HK417と同じく、補給統制本部の公募情報に「技術援助」の名目で記載されている。「中央調達に係わる公告」に記載されている(一度入札中止となった)「小火器(試験用)(G型)」だと思われ、(G型, V)、(G型, KV)、(G型, CV)という記載も確認されている。 SCAR小銃 ベルギーのFNハースタル社製。補給統制本部の公募情報に「技術援助」の名目で記載されている。装備施設本部「中央調達に係わる公告」では「小火器(試験用)(SC型,H)」「小火器(試験用)(SC型,L)」とそれぞれ記載されている。ただし、5.56mm弾仕様のL型か7.62mm弾仕様のH型かは不明。画像は7.62mm弾仕様のH型。 退役 名称愛称(※は部隊内通称)画像調達数注釈7.62mm小銃M1903A3 ※スプリングフィールド (供与) 1950年の警察予備隊創設時に少数が供与されている。訓練用装備として使われた他、狙撃銃としてA4型を使用。1960年代に入り順次退役。 九九式口径.30小銃 ※九九式改、九九式30-06 75,000(※旧日本軍装備の再利用) 警察予備隊時代に米軍供与火器の不足を補うために旧日本軍の小銃から.30-06スプリングフィールド弾対応に改造されたもの。1952年より配備が開始されたが、戦争末期製造の粗悪品を改造したものが多く、事故・故障が多発し、1961年に実射禁止となる。発砲を行わない教練用装備としては1970年代末まで用いられていた。 M1騎銃 ※M1カービン、カービン銃 (供与) 自衛隊の前身である警察予備隊創設時の主力小銃。陸上自衛隊では後方部隊、教育部隊用として長らく使われた。1950年より供与され、主要装備としては1960年代まで使用された後、教育装備としては1990年代に入り順次退役。一部は現在も予備兵器として保管されている。 7.62mm小銃M1 ※ガーランド (供与) 陸上自衛隊発足時の主力小銃。1951年供与開始。1960年代に入り、64式小銃に更新され順次退役。少数が儀仗用として使用が継続され、2019年に後継の「儀じょう銃」が採用されるまで現役装備として用いられた。
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小銃
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火縄銃 戦国時代以来の銃。幕府の統制下での泰平の世を迎え、兵器を進化改良するためのインセンティブが発生しにくくなった。また戦技から競技としての砲術が盛んになるにつれ、道具の大幅な改変は避けられるようになった。 ゲベール銃 前装滑腔銃の中で、火縄以外の点火方法を用い、頬に当てる和式銃床ではなく肩に当てて反動を受け止める洋式銃床を持つもの。火打石を用いるフリントロック式火縄や火種が不要であるため雨の多い日本では運用が楽になる一方、撃鉄バネの衝撃が大きく操作から発射までのタイムラグが長いため命中精度は火縄銃に劣る。のちのパーカッション式は命中精度・射程距離共に火縄銃と同等であるが、雨中でも問題なく使用できた。このため国内でも模造品・改良品が生産された。 ヤーゲル銃 前装ライフル銃。ライフリングを付けたことにより命中精度は格段に高くなったが、ライフリングに弾丸を食い込ませる必要があるため、前装式では弾込めが難しくなった。 ミニエー銃 フランス製の前装ライフル銃。「ミニエー弾」と呼ばれる独特な弾丸の発明により、弾込めが簡単になる。また命中精度も高かったため、両軍の主力銃として用いられた。 エンフィールド銃 イギリス製の前装ライフル銃。エンフィールド銘柄のミニエー銃を幕末の日本ではエンピール銃と呼んだ。南北戦争における南軍の主力小銃であったが、当時の欧米列強の間では旧式化していたこともあり、戦争終了後には余剰品が大量に日本へ輸入された。 ドライゼ銃 プロイセン製の針打式後装ライフル銃。ボルトアクション方式を採用した実用後装ライフル銃としては世界初のものだが、その紙製薬莢からは発射ガスの漏れが酷く、威力は弱かった。針打式。ツンナール銃とも。 シャスポー銃 フランス製の後装ライフル銃。フランス皇帝ナポレオン3世より幕府に送られたもので、幕府軍の精鋭部隊に与えられた。ドライゼ銃を改良した形式で、当時としては世界最新鋭の銃であった。しかし日本国内では専用弾薬の調達が困難であり、戦局の大勢に影響を与えることはなかった。 スナイドル銃 イギリス製。ミニエー銃・エンフィールド銃を後装式に改造した銃。紙と真鍮で作られたボクサー・パトロンという現代薬莢の原型を使用する。明治初期の陸軍の主力小銃となる。 スペンサー銃 アメリカ製の後装ライフル銃。7連発が可能なレバーアクションライフルであったが、高価で貴重だったほか伏せ撃ちが出来ないデメリットがあった。
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「7.62x54mmR弾」の記事における「小銃」の解説
ボルトアクション式モシン・ナガン小銃の派生型には、銃身を切り詰めた「Obrez」ピストルが含まれる。 ウィンチェスター M1895 - 1915年から1916年にかけ、ロシア陸軍のために着剣装置などを追加した7.62×54 mm R仕様の軍用モデルが約300,000挺作られた。 AVB 7.62 シモノフM1936半自動小銃 ドラグノフ狙撃銃 (中国製の派生型NDM-86を含む) JS 7.62 SVT38 and SVT-40. PSL狙撃銃 ツァスタバ M91 ベルクト-2M1 IZH-18MH SV-98
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小銃
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HK 31 (G3のH&K社の製品名)HK G3 (Gewehr 3.ドイツ連邦軍の制式名称)HK G3A1 HK G3A2 HK G3A3 HK G3A3 ZF(狙撃型) HK G3A4 HK G3A5 HK G3A6 HK G3A7 HK G3KA4 ZF(狙撃型) HK G3-TGS HK G3SG/1 (狙撃銃型) HK 32 (G3の7.62x39弾バージョン)HK 32KA3 HK 33 (G3の5.56mm×45バージョン)HK 33A2 HK 33A3 HK 33KA3 HK 33EA2 HK 33EA3 HK 33EKA3 HK 33ESA3 HK 33E-TGS HK 33SG/1 HK GR2 (HK 53の照準器を固定式スコープ化)HK GR2C HK GR2S HK GR3 (HK 33の照準器を固定式スコープ化)HK GR3E A2S HK GR3KS HK SR9 (サムホールストックを装備したHK91(=G3の民間バージョン))HK SR9T (SR9にPSG-1タイプのトリガとピストルグリップ、MSG-90タイプのストックを装備したモデル) HK SR9TC (SR9にPSG-1タイプのトリガとピストルグリップ、ストックを装備したモデル) HK 36 (4.6mm×36ケースレス弾使用プロトタイプ) HK 41 (民間向けG3、フルオート機能を除去) HK 43 (民間向けHK 33、フルオート機能を除去) HK 51 (G3を切りつめて短機関銃サイズにしたもの)HK 51A2 HK 51A3 HK 51K HK 53 (HK 33を切りつめて短機関銃サイズにしたもの)HK 53 MICV HK 53A2 HK 53A3 HK 53B (Vollmerコンバージョン) HK 53K (Vollmerコンバージョン) HK 91 (民間向けG3、HK 41の改良型)HK 91A2 HK 91A3HK 911 HK 93 (民間向けHK33、HK 43の改良型)HK 93A2 HK 93A3 HK 94 (民間向けMP5、フルオート機能を除去したスポーターモデル)HK 94A2 HK 94A3 HK 94KA1 HK 270 HK 300(HK270の.22WMR弾仕様) HK 630 HK 770(HK630の.308ウィンチェスター弾仕様) HK 940(HK630の.30-06スプリングフィールド弾仕様) HK SL6HK SL7 (SL6の7.62mm×51弾仕様) HK G11HK G11K1 HK G11K2 HK G11K3 HK G36HK G36A1 HK G36A2 HK G36A3 HK G36A4 HK G36A11 HK G36C (短縮型 CはCommando/Compactの意)HK G36V(旧名:G36E)輸出型) HK G36K (G36のカービンモデル KはKurz(短い)の意HK G36KV(旧名:G36KE)G36Kの輸出型) HK MG36(分隊支援火器型)HK MG36E (MG36の輸出型) HK SL8(G36の民間向け型 銃床の形式が異なる)SL8-1 SL8-2 SL8-3 HK SL8-4(オリジナルのG36と同じハンドガードと弾倉を用いる公的機関向け型) HK SL8-5 HK R8 HK SL9(SL8-4を発展させたマークスマンライフル)HK SL9SD(消音器を標準装備した隠密狙撃型) HK PSG-8 HK G41 (G3のNATOトライアル用5.56mm新NATO弾バージョン、M16のマガジンと互換性を持たせたもの)HK G41A1 HK G41A2 HK G41A3 HK G41K HK G41KA3 HK G41-TGS HK USC HK XM8 HK416(M4カービンの近代化改良型。5.56mmNATO弾仕様)MR223(民間向けHK416、ヨーロッパ向けモデル。セミオートのみ)MR223A1 MR223A2 MR223A3 MR556(民間向けHK416、アメリカ向けモデル。セミオートのみ)MR556A1MR556A1SD G38(HK416A5のドイツ連邦政府制式番号)G38K(G38のカービンモデル) G38C(G38の短縮型(銃身が短い) G95(HK416A7のドイツ連邦政府制式番号) HK337(H&K HK416の.300 AAC Blackout弾仕様) HK417(HK416の7.62mmNATO弾仕様)HK417A2 MR762(民間向けHK417、ヨーロッパ向けモデル。セミオートのみ)MR762A1 MR308(民間向けHK417、アメリカ向けモデル。セミオートのみ)MR308A1(後にMR762A1と統一された) MR308A2 MR308A3 G27P(HK417のドイツ連邦軍制式番号。狙撃型のG27とは異なりHK417そのままのモデル) HK SLB2000 HK433 ※Web上で出回っている情報として「HK G56」というものがあり、これはH&K社とTDI社(現:クリス USA社)が共同開発した、クリス ヴェクター(KRISS Vector)の構造を採り入れた、6.8×43mm レミントン弾を使用する口径6.8mmの新型小銃で、2023年にアメリカ軍に制式採用される予定である、とされている。しかしこの銃は実在せず、画像も既存の銃のものを加工して製作された、架空の存在である。
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小銃(ライフル銃)
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「小銃」も参照 施条銃。長い銃身を備えた銃で、威力・精度ともに拳銃をはるかに凌駕する。ライフルとは本来、銃身内に施された腔線(ライフリング)を意味しており、これは螺旋状の浅い溝で、銃身内で加速される弾丸に回転運動を加え、弾軸の安定を図り直進性を高める目的で施されている。 手動式ライフル ガス圧や反動などの外部動力を利用せず、全ての動作を手動で行うライフル。 スナイドル銃などの古典的な単発銃。連装で中折れ式のエレファントガン。スライドアクション式やリボルリングライフル。ウィンチェスターに代表されるレバーアクション式などがあるが、一番スタンダードなのはボルトアクション式ライフルで、代表的な物に1889年にGew88として採用されたドイツのモーゼル式が有名である。イギリスのメトフォード式、またスイスのシュミット・ルビンのように直動式ボルトアクションのような変種もある。 アサルトライフル 一発撃つと次弾が自動的に装填されるセミオート、引き金を引き続ける限り次々に弾丸が発射され続けるフルオートの切り替えが可能なライフル。 FN FALやM14のような、フル規格な7.62x51mm NATO弾を用いる銃は、バトルライフルとして区別されることもある。しかし、これらはフルオートでは反動の制御が難く、主流は米軍のM16、ソビエトが開発したAK-47、自衛隊の89式小銃など、反動が軽いライフル弾と拳銃弾の中間的サイズの短実包を用いる銃に移っている。また、フルオートでの弾薬消費が激しいことから、一回引き金を引くと自動的に三発または二発までしか発射できないバースト(制限点射)という機能を備えた銃も現在では多い。 アサルトライフルの概念は、第二次大戦中のドイツで開発されたStG44で確立され、現在では軍用小銃の多くを占める 騎兵銃(カービン銃) 元々は騎乗での使用を想定し、歩兵用小銃より短い銃身を備えた小銃のことである。ここから転じて、現在ではおおむね「小型のライフル」を意味する語となり、また短縮化したアサルトライフルの派生種はアサルトカービンなどとも呼ばれるが、現在では一概にカービンと略される。 米軍のM1カービン、M4カービン、ドイツのKar98kなど。 狙撃銃(スナイパーライフル) 狙撃に特化した銃。テレスコピックサイトを装備し、一部の弾薬を使用するものは1000メートル先まで正確に狙撃する事が可能。 レミントンM700が有名であるが、これは特に狙撃銃として特別に設計された物でなく、元は狩猟用ライフルで同様に精度の高い銃身の追加、二脚架やスコープの設置で狙撃銃に仕上げられた銃も多い。一方、最初から狙撃銃として設計された銃もあり、軍用としてはL96A1やドラグノフ狙撃銃が挙げられる。精密射撃が要求される競技用ライフルからの転用も多い。 過去から現在まで構造上セミオートマチック方式よりも精度で勝るボルトアクション方式が多く採用されてきたが、近年ではセミオートマチックでもボルトアクション並の精度を発揮できる狙撃銃も存在する。代表例としてはSR-25、PSG-1等があげられる。 近年では銃本体にスコープ、二脚架、クリーニングキット、ケースなど附属装備品をセットにした「狙撃システム」としての提供もある。レミントンではM700を改造し他社のパーツと組み合わせたM24 SWSを軍隊向けに販売している。 対戦車ライフル・対物ライフル 戦車や装甲車と言った防弾仕様車両などの戦闘車両のうち、比較的装甲の薄い部分へ狙撃を目的として開発された大口径の銃。イギリスのボーイズ対戦車ライフルや旧ソ連シモノフPTRS1941等がある。第二次世界大戦において戦車の防御力が急激な進化を遂げた事や、成形炸薬弾を撃ち出す無反動砲やロケット発射機が実用化されたため活躍の機会を失った。 近年になって、非装甲目標や防弾ガラス等に対する有効性や、弾丸の質量が大きい事による弾道の直進性が高いことが見直され、狙撃銃の一種としてアメリカのバレットM82など、これを対物ライフルとして採用する軍もある。
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小銃
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小銃は弓矢に比べて長い間、命中精度、射程、発射速度、経済性で劣った武器であったが、16世紀に開発された火縄銃は当時の造兵技術の向上によって着実に普及していった。しかし実戦における火縄銃は発射速度が不足しているためにテルシオのように、槍兵との連携の下で運用されていた。また1670年頃に銃剣が発明されて18世紀までに槍兵はその存在意義を失っていった。
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「小銃」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は小銃射撃が巧みだった。
- 小銃の一斉射撃.
- 小銃弾
- (小銃を)幾発撃っても一発も命中しなかった
- (小銃の)連続いっせい射撃
- 小銃を狙う
- (小銃の)連続斉射(する)
- 小銃に銃床をつける
- 大きなマガジンがあり軍事利用のために設計されている自動小銃または半自動式ライフルのいずれか
- ガス圧力により操作されて、マガジンからカートリッジで供給される携帯用の.30口径自動小銃
- 軽い自動小銃
- それが目標を攻撃した際、それ拡大し、大きな傷口の原因になるソフトノーズの小銃弾丸
- 自動充填だが引き金を引くごとに一発しか撃てない小銃
- (特に戦闘において)小銃を使う技術
- 小銃弾が届く距離
- その的は小銃射程外であった
- 小銃形の道具
- 的をねらって小銃をうつこと
- 小銃の照尺につけられた,照準を定めるのに用いるV字形のきりこみ
- 自動小銃という銃
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