銃床
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銃床(じゅうしょう、英: Stock:ストック、Buttstock:バットストック)は、銃やクロスボウの照準を安定させ、発射時の反動を抑えるために、肩に当てる部品を指す。吊り紐や二脚と併用すれば、さらに発砲時の安定が得られる。本来の銃床は銃のframe(フレーム)と呼ばれる部分で、銃床の前部(手を添える部分)を前床、後部(肩に当てる部分)を後床または台尻[1]と言う。特に木製のものを木被といった。
- ^ “台尻とは - コトバンク”. コトバンク. 2022年12月24日閲覧。
- ^ “Origin and meaning of stock by Online Etymology Dictionary”. 2020年9月26日閲覧。
- ^ “SAAMI Glossary, S”. 2007年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年1月3日閲覧。
- ^ Slide Fire
銃床
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 00:26 UTC 版)
初期の標準モデルでは、2本の金属製チューブで構成されたスケルトン構造の銃床を備えており、アルミ製の床尾板には床尾上板が装備されていた。またこれは、内部に緩衝器を備えたポリマー製の銃床に交換することもできた。これに対し、空挺モデルでは回転させて伸縮させることができる銃床を備えていた。その後、金属製スケルトン構造の銃床は照準しにくく、また寒冷地での使用に問題があると指摘されて、ポリマー製の銃床が標準装備となった。 2013年に発表されたMk.3シリーズでは、人間工学に基づいて設計された、一部チューブ状になった伸縮式の銃床が標準装備となった。これはボディアーマーなど射手の装備に応じて5段階に長さを調節でき、また光学照準器を使用した頬付け射撃に対応できるように調整可能なチークピースも装着された。一方、M249の空挺モデルでは、M4カービンのものと似た伸縮型銃床が導入された。 ミニミ初期モデル。スケルトン構造の銃床を備え、床尾上板を跳ね上げている。 ミニミMk.2。ポリマー製銃床を装着している。 ミニミ空挺モデル、銃床を畳んだ状態。 ミニミ空挺モデル、銃床を伸ばした状態。
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