画像
画像とは、描かれた絵や像の総称であり、とりわけ今日においてはデジタルデバイス上で画像ファイルとして扱われる(表示・保存される)データを指す語として用いられる表現である。
もともと「画像」という語は「画(描)いた像」という程度の意味であり、何らかの媒体に視覚的情報を伝える意図をもって描かれた情報をすべて含む語である。その意味で壁画も水墨画も肖像画も「画像」に含まれ得る。しかしながら、この手の画像はもっぱら壁画・水墨画・肖像画といった下位区分の呼び名が一般的に用いられ、画像と呼ばれる機会はほぼない。
今日では「画像」はデジタル画像の総称として用いられる語といえる。
デジタル画像の表示形式や保存形式は、大別してビットマップグラフィックス(ラスタグラフィックス)とベクタグラフィックスに分けられる。いずれにしてもデータの形式がテキスト(文字)とは異なる。
デジタルの世界では人物画も風景画も自撮り写真も風景写真もイラストも概念的図形もパワポに挿入するロゴなどもすべて「画像」と呼ばれることが多い。
が‐ぞう〔グワザウ〕【画像】
画像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/04 14:31 UTC 版)
画像(がぞう)とは、事象を視覚的に媒体に定着させたもので、そこから発展した文字は含まない(例:文字と画像、書画)。定着される媒体は主に2次元平面の紙であるが、金属、石、木、竹、布、樹脂や、モニター・プロジェクター等の出力装置がある。また、3次元の貼り絵、ホログラフィー等も含まれる。
- ^ Museo_de_Altamira
- ^ 三浦定俊「ラスコー洞窟壁画の保存状況」(高松塚古墳壁画劣化原因調査検討会(第5回)資料/文化庁 所収)
- ^ 『康煕字典網上版』763頁
- ^ 『康煕字典網上版』116頁
- ^ Document management -- Portable document format / ISO Store
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