人物画とは? わかりやすく解説

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じんぶつ‐が〔‐グワ〕【人物画】

読み方:じんぶつが

人間主題とした絵画風景画静物画などに対していう。


肖像

(人物画 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/14 00:17 UTC 版)

肖像(しょうぞう)とは、特定の人間の外観を表現した絵画写真彫刻である。個人の識別に必要な身体の部位であるを含む上半身あるいは全身が題材となることが多い。特に絵画によるものを肖像画、写真によるものを肖像写真と呼ぶ。肖似性(類似)が求められる場合もあれば、理想化が求められる場合もある。芸術的な造形や精神性を示すこともある。




「肖像」の続きの解説一覧

人物画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/02 15:22 UTC 版)

ポール・セザンヌ」の記事における「人物画」の解説

セザンヌアンブロワーズ・ヴォラール肖像1899年プティ・パレ美術館ルノワールによるヴォラールの肖像1908年セザンヌは、作品制作時間をかけたことで知られる画商アンブロワーズ・ヴォラールは、セザンヌに自らの肖像画依頼したが、毎回3時間半も、不安定なの上置かれ椅子座ってポーズをするという苦行強いられ、ある時、居眠りをすると、「りんごと同じようにしていなければならない。りんごが動くか。」と怒鳴られたという逸話回想録述べている。115回にわたりポーズ続けた時、セザンヌは、描きかけの肖像画について「ワイシャツの前の部分はそう悪くないと言ったという。作品は、ルノワールが同じヴォラールを描いた暖かみのある肖像画とは異なり余計なものを排し構築性の強いものとなっている。もっとも、同様に肖像画のモデルとなったガスケによればポーズをとったのは5、6回で、セザンヌは、モデルがいる間はその観察時間費やしモデル帰った後に筆を動かして作品完成させたという。 妻オルタンスも、従順辛抱強いモデルとして、多数肖像画登場している。そのほかゾラなどの友人家政婦ブレモン夫人庭師ヴァリエなど身近な人物モデルとしている。生涯パトロンを持たなかったため、富裕な人物から注文受けて肖像画はない。 セザンヌにとっての人物画は、ルノワールのようにモデル生命感問題になるのではなく空間におけるヴォリューム有する人体問題であり、その点で、静物画と同じ意味を有したといえる。 『ジョワシャン・ガスケ肖像』1896-97年。プラハ国立美術館。 『赤い肘掛け椅子セザンヌ夫人1877年頃。72.5×56cm。ボストン美術館。 『赤い服を着たセザンヌ夫人』1888-90年。116×189cm。メトロポリタン美術館。 『椅子座った農夫』1892-96年。54.6×45.1cm。メトロポリタン美術館。 『庭師ヴァリエ1906年油彩キャンバス65×54cm。個人コレクション

※この「人物画」の解説は、「ポール・セザンヌ」の解説の一部です。
「人物画」を含む「ポール・セザンヌ」の記事については、「ポール・セザンヌ」の概要を参照ください。

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人物画

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 00:08 UTC 版)

名詞

人物 じんぶつが

  1. 人間題材として描いた

発音(?)

じ↗んぶつが

翻訳


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