ミケランジェロ【Michelangelo Buonarroti】
ミケランジェロ
ミケランジェロ・ブオナローティ
(ミケランジェロ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/23 01:37 UTC 版)
ミケランジェロ・ディ・ロドヴィーコ・ブオナローティ・シモーニ(伊: Michelangelo di Lodovico Buonarroti Simoni[1]、1475年3月6日 - 1564年2月18日)は、イタリア盛期ルネサンス期の彫刻家、画家、建築家、詩人。
注釈
- ^ ミケランジェロの父はミケランジェロの誕生日を1474年3月6日と記録している。ただし、この記録は当時フィレンツェで用いられていた年記法によるもので、ローマで採用されていた年記法では1475年となる。
- ^ ミケランジェロが学問を学ぶために親元を離れた年齢は文献ごとに相違がある。ド・トルナイは10歳とし、アスカニオ・コンディヴィの伝記を翻訳したセジウィクは7歳としている。
- ^ ヘラクレス像を購入したのはストロッツィ家である。1529年に一族のフィリッポ・ストロッツィがこの彫刻をフランス王フランソワ1世に売却した。1594年にはアンリ4世がフォンテーヌブローの別宅に持ち込んだ記録があるが、1713年にその別宅が破壊されて以降、行方不明となっている。
- ^ ヴァザーリの『画家・彫刻家・建築家列伝』には、このエピソードに関する記述はない。パオロ・ジョヴィオの『ミケランジェロの生涯』には、ミケランジェロがこの彫像を古美術品として売却しようとしたことを示唆する記述がある。
- ^ 現在はフィレンツェのバルジェロ美術館が所蔵している。
- ^ 『キリスト昇天』はキリストとともに多くの天使などが描かれていた作品で、現在ではキリストを描いた部分はローマのクイリナーレ宮殿に、その他の部分はバチカン美術館サンピエトロ大聖堂聖具室に収蔵されている。
- ^ 以前はギルランダイオの工房作といわれており、ミケランジェロの作品ではないかとする説は2度否定されていた。
出典
- ^ a b “Web Gallery of Art, image collection, virtual museum, searchable database of European fine arts (1100–1850)”. wga.hu. 2008年6月13日閲覧。
- ^ a b c “Michelangelo biography”. Encyclopædia Britannica
- ^ a b Michelangelo. (2008). Encyclopædia Britannica. Ultimate Reference Suite.
- ^ Emison, Patricia. A (2004). Creating the "Divine Artist": from Dante to Michelangelo. Brill. ISBN 978-90-04-13709-7
- ^ a b J. de Tolnay, The Youth of Michelangelo, 11
- ^ メルロ, クラウディオ 著、坂巻広樹 訳 『ルネサンスの三大芸術家』PHPエディターズ・グループ、42頁。ISBN 4569608833。
- ^ a b C. Clément, Michelangelo, 5
- ^ A. Condivi, The Life of Michelangelo, 5
- ^ a b A. Condivi, The Life of Michelangelo, p.9
- ^ R. Liebert, Michelangelo: A Psychoanalytic Study of his Life and Images, p.59
- ^ C. Clément, Michelangelo, p.7
- ^ C. Clément, Michelangelo, p.9
- ^ J. de Tolnay, The Youth of Michelangelo, pp.18 - 19
- ^ a b A. Condivi, The Life of Michelangelo, p.15
- ^ “Will the Real Michelangelo Please Stand Up?”. 2009年12月14日閲覧。
- ^ a b J. de Tolnay, The Youth of Michelangelo, pp. 20 - 21
- ^ A. Condivi, The Life of Michelangelo, p.17
- ^ a b J. de Tolnay, The Youth of Michelangelo, pp.24 - 25
- ^ A. Condivi, The Life of Michelangelo, pp.19 - 20
- ^ J. de Tolnay, The Youth of Michelangelo, p.26 - 28
- ^ Catterson, Lynn. "Michelangelo's 'Laocoön?'" Artibus et historiae. 52. 2005: p. 33
- ^ ナショナル・ギャラリー公式サイト
- ^ Giacometti, Massimo (1986). The Sistine Chapel.
- ^ Shearman 1986b, pp.38 - 87
- ^ O'Malley 1986, pp.92 - 148
- ^ a b c Stanley, Diane (2000). Michelangelo. Harper Collins. ISBN 0-688-15085-3
- ^ a b Michelangelo: artist and man. Dir. Michael Crain. Perpetual Motion Films, 1994. VHS.
- ^ a b Copplestone, Trewin (2002). Michelangelo. Wellfleet Press. ISBN 0-7858-1461-2
- ^ The Genius of Michelangelo. Dir. William E. Wallace. The Teaching Company, 2007. DVD.
- ^ Michelangelo sketch for St Peter's dome found(The Guardian))
- ^ Preston, John (2010年6月1日). “The Vatican Archive: the Pope's private library”. The Daily Telegraph
- ^ “Michelangelo 'last sketch' found”. BBC News. (2007年12月7日) 2009年2月9日閲覧。
- ^ Budd, Denise (2010年). “Michelangelo's first painting (exhibition review)”. Metropolitan Museum of Art. New York: thefreelibrary.com. 2012年6月26日閲覧。
- ^ Medicean-Laurentian Library. Encyclopædia Britannica. 2007.
- ^ 池上英洋 『神のごときミケランジェロ』新潮社、2013年、21頁。ISBN 978-4-10-602247-0。
- ^ James Beck, Antonio Paolucci, Bruni Santi Michelangelo. The Medici Chapel, Nhames and Hudson, New York,1994
- ^ Peter Barenboim, Sergey Shiyan, Michelangelo: Mysteries of Medici Chapel, SLOVO, Moscow, 2006. ISBN 5-85050-825-2
- ^ Peter Barenboim, "Michelangelo Drawings – Key to the Medici Chapel Interpretation", Moscow, Letny Sad, 2006, ISBN 5-98856-016-4
- ^ a b Condivi, The Life of Michelangelo, p. 106.
- ^ Paola Barocchi (ed.) Scritti d'arte del cinquecento, Milan, 1971; vol. I p. 10.
- ^ Condivi, The Life of Michelangelo, p. 102.
- ^ a b Hughes, Anthony: "Michelangelo.", p.326. Phaidon, 1997.
- ^ Scigliano, Eric: "Michelangelo's Mountain; The Quest for Perfection in the Marble Quarries of Carrara." Archived 2009年6月30日, at the Wayback Machine., Simon and Schuster, 2005. Retrieved 27 January 2007
- ^ "Michelangelo Buonarroti" by Giovanni Dall'Orto Babilonia n. 85, January 1991, pp. 14–16 (イタリア語)
- ^ Rictor Norton, "The Myth of the Modern Homosexual"., page 143. Cassell, 1997.
- ^ A. Condivi (ed. Hellmut Wohl), 'The Life of Michelangelo,' p. 103, Phaidon, 1976.
- ^ Opere di Michelangelo
ミケランジェロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 14:43 UTC 版)
「Fuku Fuku Nyanko」の記事における「ミケランジェロ」の解説
ミケネコ。雄。出身はイタリア。ムードメーカーでありトラブルメーカーでもある。チーズにぼしを好む。島(ふくふく島)に温泉を作ることが夢である。誕生日は3月6日。
※この「ミケランジェロ」の解説は、「Fuku Fuku Nyanko」の解説の一部です。
「ミケランジェロ」を含む「Fuku Fuku Nyanko」の記事については、「Fuku Fuku Nyanko」の概要を参照ください。
ミケランジェロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 14:11 UTC 版)
「思春期ルネサンス!ダビデ君」の記事における「ミケランジェロ」の解説
ダビデの父。モデルはミケランジェロ・ブオナローティの肖像。初登場は第6絵(1巻)。
※この「ミケランジェロ」の解説は、「思春期ルネサンス!ダビデ君」の解説の一部です。
「ミケランジェロ」を含む「思春期ルネサンス!ダビデ君」の記事については、「思春期ルネサンス!ダビデ君」の概要を参照ください。
ミケランジェロ(イメージカラーは■オレンジ、Michelangelo)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 23:55 UTC 版)
「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」の記事における「ミケランジェロ(イメージカラーは■オレンジ、Michelangelo)」の解説
タートルズの一人で、ヌンチャクの達人。橙色の鉢巻を巻いている。愛称は「ミケちゃん」または「マイキー(Mikey)」。名前はルネサンスの巨匠ミケランジェロ・ブオナローティに由来する。
※この「ミケランジェロ(イメージカラーは■オレンジ、Michelangelo)」の解説は、「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」の解説の一部です。
「ミケランジェロ(イメージカラーは■オレンジ、Michelangelo)」を含む「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」の記事については、「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」の概要を参照ください。
ミケランジェロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 15:37 UTC 版)
ロカルノの町で一番の曲芸師と呼ばれる熊。得意は樽乗りである。
※この「ミケランジェロ」の解説は、「ロミオの青い空」の解説の一部です。
「ミケランジェロ」を含む「ロミオの青い空」の記事については、「ロミオの青い空」の概要を参照ください。
ミケランジェロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 23:45 UTC 版)
「逆転裁判の登場人物の一覧」の記事における「ミケランジェロ」の解説
タカサカのペットの血統書付雄三毛猫。タカサカに非常に大切にされている。みぬきとの共演ショーに出場したが、ショーの最中に突然行方不明になる。これが切っ掛けでみぬきがタカサカから「みぬきがミケランジェロを盗んだ」と容疑を掛けられる事になる。時折団員1と団員2が聞いた事がない鳴き声を出す為2人から化猫と疑われる。
※この「ミケランジェロ」の解説は、「逆転裁判の登場人物の一覧」の解説の一部です。
「ミケランジェロ」を含む「逆転裁判の登場人物の一覧」の記事については、「逆転裁判の登場人物の一覧」の概要を参照ください。
ミケランジェロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 15:46 UTC 版)
「ルネサンス期のイタリア絵画」の記事における「ミケランジェロ」の解説
1508年にローマ教皇ユリウス2世は、「彫刻家」のミケランジェロに、システィーナ礼拝堂内部装飾の続行を命じた。ユリウス2世の当初の計画では、システィーナ礼拝堂の天井の、ヴォールト構造に支えられた12のペンデンティヴに一人ずつ十二使徒が描かれる予定だった。ミケランジェロは自身は画家ではなく彫刻家であると自負していた上に、数年前からユリウス2世自身の大規模な霊廟の制作を手がけていたため、このシスティーナ礼拝堂天井画制作は、ユリウス2世に無理矢理押し付けられたも同然の仕事だった。このような背景もあり、ユリウス2世の命令に逆らえなかったとはいえ、それほどユリウス2世に敬意を持っていなかったミケランジェロは、ユリウス2世の計画をすべて無視して、自身で考案したより複雑な構成で天井画を描くこととした。この壮大な天井画はわずかな助手の協力を除いてミケランジェロ単独の作品であり、完成までに5年近くの歳月を要した。 天井に十二使徒を描くというユリウス2世の当初の構想は、既にシスティーナ礼拝堂の壁画として描かれていた歴代教皇の肖像画および『旧約聖書』、『新約聖書』の内容と、新しくミケランジェロが描く天井画との主題を統一しようとするものだった。十二使徒にはローマ・カトリック教義における初代ローマ教皇である聖ペトロがおり、壁画の歴代教皇と天井画の十二使徒との橋渡しの役割を担っている。しかしミケランジェロの構想は、ユリウス2世のそれとはまったく方向性が異なっていた。神による壮大な人類の救済ではなく、人類の堕落をより描き出そうとした。これによってミケランジェロは、人類には信仰と神の子たるキリストが必要であるということを表現したのである。 一見するとシスティーナ礼拝堂天井画には人類創生が描かれているように見える。アダムなど人物像には超人的な造形がなされ、ヴァザーリ』の『画家・彫刻家・建築家列伝』によれば、ミケランジェロではなく神自身がデザインしたかのようだとされている。しかしながら個々の人物造形が美々しく描写されているとはいえ、ミケランジェロは過度に美化して描いてはおらず、精神的な愛を理想化して表現しようともしていない。天井画最下部の『キリストの先祖たち』ではそれぞれの家族の人間関係を極めて不仲に表現しており、家族間の親密な愛情表現とは程遠い構成で描かれている。 ヴァザーリはミケランジェロが様々な姿形の人物像を描いており、多種多様なポーズを描きだす創造力は無限のものであると絶賛した。後にラファエロは、この天井画にミケランジェロが描いた預言者を模した人物像を、少なくとも2体描いている。ヴァチカンのサンタゴスティーノ教会のイザヤと、ヴァチカン宮殿「ラファエロの間」の『アテナイの学堂』に描かれた古代ギリシアの哲学者ヘラクレイトスで、ヘラクレイトスはミケランジェロ自身をモデルとして描かれている。
※この「ミケランジェロ」の解説は、「ルネサンス期のイタリア絵画」の解説の一部です。
「ミケランジェロ」を含む「ルネサンス期のイタリア絵画」の記事については、「ルネサンス期のイタリア絵画」の概要を参照ください。
ミケランジェロ(Michelangelo)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 23:47 UTC 版)
「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ (2003年のアニメ)」の記事における「ミケランジェロ(Michelangelo)」の解説
一人称は「オイラ」。1987年版と変わらず、非常に明るく子供っぽい性格をしており、すぐに調子に乗っては失敗をすることが多い。漫画やゲームが好きで、ヒーローに憧れており、自らを正義の味方「タートルタイタン」と名乗り、自前のコスチュームを作ることもあった。本編ではボケ役にまわることが多く、コミカルなエピソードが多いシーズン6では主役を務めることが多かった。
※この「ミケランジェロ(Michelangelo)」の解説は、「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ (2003年のアニメ)」の解説の一部です。
「ミケランジェロ(Michelangelo)」を含む「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ (2003年のアニメ)」の記事については、「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ (2003年のアニメ)」の概要を参照ください。
ミケランジェロ(Michelangelo)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 00:09 UTC 版)
「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ (1987年のアニメ)」の記事における「ミケランジェロ(Michelangelo)」の解説
タートルズの一人で、橙色の鉢巻をしている。底抜けに明るいお調子者で、マイペースな性格をしている。「カワバンガ」が口癖。
※この「ミケランジェロ(Michelangelo)」の解説は、「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ (1987年のアニメ)」の解説の一部です。
「ミケランジェロ(Michelangelo)」を含む「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ (1987年のアニメ)」の記事については、「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ (1987年のアニメ)」の概要を参照ください。
「ミケランジェロ」の例文・使い方・用例・文例
- ミケランジェロは生涯に4つのピエタを制作した。
- ミケランジェロは自分は画家ではないと主張した。
- ミケランジェロがシスティナ礼拝堂の天井に人物画を描けるように、シェークスピアがセリフを書けるように、キーツが詩を書けるように、そうしたことのために無数の人々が生きて、苦しんで、死んだのはそれだけの価値があることのように思えたのだった。
- このミケランジェロの絵は彼の死後その弟子の一人が手を入れたということだ.
- ラファエロとミケランジェロの作品には顕著な違いがある.
- ミケランジェロの極めて特異な画法
- ミケランジェロ風に
- ミケランジェロおよびレオナルドおよびボッティチェリを含む多くの芸術家および人道主義者を支援したイタリアの政治家および学者(1449年−1492年)
- ウフィツィには,ボッティチェリ,レオナルド・ダビンチ,ミケランジェロなど,多くの著名な芸術家の作品が収められている。
- そこにはミケランジェロやベルニーニなどの有名な芸術家が製作した多くの彫刻,絵画,祭壇が収蔵されている。
- システィーナ礼拝堂の天井に,ミケランジェロは旧約聖書に登場する場面を描いた。
ミケランジェロと同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- ミケランジェロのページへのリンク