教皇領とは? わかりやすく解説

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きょうこう‐りょう〔ケウクワウリヤウ〕【教皇領】

読み方:きょうこうりょう

ローマ教皇世俗的支配権をもって統治する領域中世通じて変遷遂げナポレオンによりいったん廃絶、のち復活1929年ラテラノ条約によりバチカン市国となる。法王領


教皇領

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/21 15:26 UTC 版)

教皇領(きょうこうりょう、ラテン語:Status Pontificius, イタリア語:Stato Pontificio)は、ローマ教皇あるいはローマ教皇庁の支配していた領土である。歴史的には国家としての体裁も持ったため、教皇国教皇国家とも呼ばれる。


注釈

  1. ^ ローマに駐留したフランス軍については1864年に2年以内に撤退するという「9月協定」がイタリアとフランス間で締結されていた[11]

出典

  1. ^ 新共同訳、「マタイによる福音書」16.18-19。
  2. ^ 尚樹啓太郎 1999, pp. 106–107.
  3. ^ a b William 1902, p. 52.
  4. ^ H・I・マルー 1996, p. 438.
  5. ^ William 1902, pp. 52–53.
  6. ^ a b William 1902, p. 53.
  7. ^ H・I・マルー 1996, p. 434.
  8. ^ M・D・ノウルズ 1996.
  9. ^ 尚樹啓太郎 1999, p. 5.
  10. ^ 1789年8月26日人間と市民の権利の宣言まで、もしくは1803年ナポレオン戦争まで。
  11. ^ a b c d e f g h i j k 森田 イタリア史,p.153-159.
  12. ^ a b c 森田 イタリア史,p.164-166.


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教皇領

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 17:10 UTC 版)

バチカン」の記事における「教皇領」の解説

詳細は「教皇領」を参照 やがてこの地に住んだローマ司教教皇としてカトリック教会に対して強い影響力をおよぼすようになると、バチカンカトリック教会本拠地として発展し752年から19世紀まで存在した教皇領の拡大ともなって栄えようになった教皇当初バチカンではなくローマ市内にあるラテラノ宮殿4世紀から1000年わたって居住していたものの、1309年から1377年アヴィニョン捕囚時代ラテラノ宮殿2度火災によって荒廃したため、ローマ帰還した教皇サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂一時居住した後、現在のバチカン内に教皇宮殿建設しここに移り以後バチカン教皇座所となった1506年には2代目である現サン・ピエトロ大聖堂着工し1626年竣工した教皇19世紀中盤までイタリア半島中部広大な教皇領を保持していたものの、イタリア統一運動活発化に伴い1860年イタリア王国成立すると教皇領の大部分占め北部地域の教皇領が接収されたため、ローマ教皇庁イタリア王国政府が関係を断絶した。この時点では教皇領南部ローマ市およびラティウム地方教皇の手残っていた。

※この「教皇領」の解説は、「バチカン」の解説の一部です。
「教皇領」を含む「バチカン」の記事については、「バチカン」の概要を参照ください。

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