ルイ9世 (フランス王)
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ルイ9世(Louis IX, 1214年4月25日 - 1270年8月25日[2])は、フランス王国カペー朝第9代の国王(在位:1226年 - 1270年)。ルイ8世とカスティーリャ王アルフォンソ8世の娘ブランシュの子。死後、カトリック教会より列聖され、ここから、Saint-Louis(サン=ルイ)と呼ばれるようになった。これは日本語では聖ルイあるいは聖王ルイと訳される。アメリカの都市、セントルイス(ミズーリ州)の地名の由来ともなった(セントルイスは、Saint-Louisを英語読みしたもの)。ブルボン家の先祖でもあり、同家の王の多くがルイを名乗るのも彼に由来すると思われる。同じく聖王と称されたカスティーリャ王フェルナンド3世は従兄。ルイ6世は高祖父、ルイ7世は曽祖父、ルイ10世とフィリップ5世とシャルル4世とフィリップ6世は曾孫、ジャン1世とジャン2世は玄孫、シャルル5世は来孫、シャルル6世は昆孫、シャルル7世は仍孫、ルイ11世とルイ12世は雲孫である。
注釈
- ^ 中世フランスの名君としては、他にフィリップ2世、フィリップ4世の名がしばしば挙げられる(鶴岡(2012)、p. 38)。
出典
- ^ サン=ドニ、p. 12
- ^ Louis IX king of France Encyclopædia Britannica
- ^ サン=ドニ、p. 82
- ^ 柴田 他、p. 197
- ^ サン=ドニ、p. 75
- ^ サン=ドニ、p. 92
- ^ a b ロバーツ(2003)、p. 222
- ^ 柴田 他、p. 120
- 1 ルイ9世 (フランス王)とは
- 2 ルイ9世 (フランス王)の概要
- 3 生涯と統治
- 4 人となり
- 5 脚注
- ルイ9世_(フランス王)のページへのリンク