ランカスター朝
ランカスター朝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 14:42 UTC 版)
「プリンス・オブ・ウェールズの羽根」の記事における「ランカスター朝」の解説
黒太子の弟、ランカスター朝の祖ジョン・オブ・ゴーントは複数の状況でダチョウの羽根を使用している。これにはエドワードの「平和の紋」と大変似たものも含まれる。羽根はアーミンである。エドワード黒太子の庶子サー・ロジェ・ドゥ・クラランドン(英語版)は「 黒地に黄金(オーア)のベント(右上から左下への襷掛けの帯)に3枚のアージェントのダチョウの羽根(Or, on a black bend, three ostrich feathers argent)」の紋章銘の紋章を帯びていた。そしてエドワード黒太子の次男でプランタジネット朝最後の王リチャード2世は複数の色のダチョウの羽根の徽章を使用していた。ジョン・オブ・ゴーントの長男でランカスター朝初代国王ヘンリー4世は一枚のダチョウの羽根に "Ma sovereyne"あるいは"Sovereygne"のモットーを記した帯を巻き付かせた徽章を使用し、ヘンリー4世の後を継いだ長男ヘンリー5世は様々な場面でもう一つの王室の徽章としてダチョウの羽根を使用していたし、次男のクラレンス公トーマスは「ラベルドされた一枚のアーミンのダチョウの羽根(an ermine ostrich feather labelled)」の徽章を使用していたし、三男のベッドフォード公ジョンは「"Sovereygne"のモットーが巻き付いた一枚のダチョウの羽根(an ostrich feather with the "Sovereygne" scroll)」徽章を使用していたし、四男のグロスター公ハンフリーは「フルール・ド・リスに差した一枚のダチョウの羽根(an ostrich feather studded with fleurs-de-lis)」の徽章を使用していた。同じような徽章は他の王族も使用していた。
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