ニコラウス1世 (ローマ教皇)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/19 02:18 UTC 版)
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ニコラウス1世 | |
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第105代 ローマ教皇 | |
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教皇就任 | 858年4月24日 |
教皇離任 | 867年11月13日 |
先代 | ベネディクトゥス3世 |
次代 | ハドリアヌス2世 |
個人情報 | |
出生 | 820年頃?![]() |
死去 | 867年11月13日![]() |
親 | 父親は市の有力な行政官 |
その他のニコラウス |
ニコラウス1世(Nicolaus I, 820年頃? - 867年11月13日)は、第105代ローマ教皇(在位:858年4月24日 - 867年11月13日)。
生涯と教皇選出
ニコラウス1世は、ローマに生まれた。父は有力な行政官であったと伝えられている。先代教皇ベネディクトゥス3世が858年4月17日に崩御した後、同年4月24日に教皇に選出された。
強硬政策と教会統治
教皇就任後、ニコラウス1世は強硬な政策を展開した。その一環として、ラヴェンナとランスの2人の大司教を罷免した。また、ロタール2世が正妃テウトベルガとの離婚を企図した際、それに積極的に賛同した2人の大司教をも罷免し、ロタール2世の離婚に強く反対した。さらに、フォティオス1世がコンスタンティノポリス総主教に就任することにも反対し、東ローマ帝国との対立を激化させた。
死去
ニコラウス1世は、867年11月13日に死去した。在位期間は9年6か月19日であった。
参考文献
- ニコラウス1世_(ローマ教皇)のページへのリンク