行政官
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/07 23:21 UTC 版)
行政官(ぎょうせいかん)は、行政府の職員または職員の官職のひとつ。
行政官とは
広義には中央政府(中央官庁)及び地方政府(地方公共団体)など行政機構全般の職員を指すが、狭義には中央政府の職員のみを指す。これは、日本においては中央政府の公職を官職といい、官職に就いている者を官吏(現在でいう国家公務員)といい、地方政府の職員を公吏(現在でいう地方公務員)というなど、慣例的に官の概念を中央政府にのみ適用してきたためである。なお、中央政府職員のうち、政策立案から政策評価までの政策形成過程に携わる職員を官僚という。
比喩として地方公共団体及びその職員を指して官と称することはあっても、法的な概念として官を称する(例えば、地方行政官といったような呼び方)ことはなく、職員ないし吏員などということが多い。 その例が警察と消防の区別である。警察に勤務する職員を警察官・警察行政職員といい、さらに階級によって国家公務員と地方公務員に区別されるのに対し、消防に勤務する職員は正式名称を消防吏員(俗称として消防官と呼ばれる)および行政職・技術職といい、階級に関係なく全員が地方公務員(総務省消防庁の職員は国家公務員であるが消防吏員ではない。また、同庁に出向中の消防吏員を除く)である。
以上のように、官の概念を中央政府に限定してきたのは中央集権を基本とした歴史的な慣習によるところが大きい。
関連項目
行政官
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「大水滸シリーズの登場人物」の記事における「行政官」の解説
陳娥 文治省の事務方。 (楊令伝)亡き郝思文の妻で郝瑾・郝嬌の母。前作で存在自体は言及されていたが、名前の判明と本格的な登場は『楊令伝』から。前作では家族で夫と行動を共にする。梁山泊壊滅後は残党狩りから同志を逃がす役目を担当し、本寨完成後は文治省で事務を担当する。数年ぶりに郝瑾と再会した際には涙をこぼしたが、童貫との決戦で喪ってしまう。郝嬌が燕青についていくと決意した際は娘の想いを後押しして送り出した。 (岳飛伝)引き続き文治省で事務を担当。大洪水に呆然とする周囲を叱咤して村の単位を変更する事業に取り組む。呉用の死後に引退し、金翠蓮と共に孤児たちを連れて子午山へ移住する。 王妤 洞宮山の生産担当。 (楊令伝)前作で死んだ李応の妻で李媛・李英の母。李応が梁山泊に加わる際に離縁され、山中で暮らしていた。青蓮寺の残党狩りを逃れて洞宮山へ入る。生産活動に従事し、童貫戦の後は顧大嫂が本寨に移ったため洞宮山の運営を担当。後に桑受と再婚する。『岳飛伝』で王清が洞宮山へ里帰りした際には、すでに病没したことが判明する。 蒼香 (楊令伝)趙家村で趙仁(呉用)に囲われていた女。方臘の乱が収束した後に李俊に保護されて呉用と再会、彼の素性を知る。望んで呉用と共に梁山泊へ移り、身の回りの世話だけでなく民政に関する資料整理も担当する。顧大嫂などからは呉用の妻のような感覚で見られている。 (岳飛伝)呉用の妻として資料整理を担当、宣凱が金との講和交渉に臨む際は呉用が記した金に関する資料を提供した。献身的に呉用を看病し、宣凱と共に呉用の死を看取る。
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「行政官」の例文・使い方・用例・文例
- 最高行政官
- 行政官庁は行政不服審査請求の受理を拒むことはできない。
- 最高行政官 《大統領・知事・市長など》.
- 行政官.
- 行政官
- 行政官の地位
- 行政官庁
- 最高行政官が署名する際に、国会の法的な拘束力を持った両院を通過した(または最高行政官の拒否権を通過した)決議
- たとえば行政官または公務員によって行政権力の印として持たれる金属の先端のついたもの
- 緊急事態に素早く対応できるように訓練された人々(警察、行政官、官僚など)の機動性を持ったグループ
- ジョージ・W・ブッシュ大統領の行政官
- 立法と行政官庁の委員会のメンバーを一体化させる地方自治体
- 国の行政官
- 一等航海士または最高行政官
- 共和国の最高行政官
- 大統領のすぐしたの位置にいる行政官
- 英国植民地の行政官で、シンガポールを創立した(1781年−1826年)
- 行政官庁の許可が必要な職種
- 行政官庁の許可が必要な漁業
- 行政官という職業
行政官と同じ種類の言葉
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