同志
同志
同志
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 11:59 UTC 版)
君島邦彦(きみしま くにひこ) 声 - 山崎たくみ カズマの親友であり便利屋に仕事を斡旋するフィクサー。カズマとはロストグラウンドで共に仕事をするパートナーでもあった。17歳。 カズマを最も信頼する一人であり、逆境の際には弱音を吐きながらも、常にカズマと行動を共にしていた。また、カズマにとっても彼の存在は大きく、寺田あやせが敵として登場した際にも、カズマは君島の幻によって復活し、勝利している。 アルター能力者ではない己に劣等感を抱き、能力者に引けを取らないような命懸けの役回りを己に課す。自らを人質の身分に追いやり、体を張ってカズマをサポートしたこともある。カズマやビフを含むネイティブアルターの連合が結成されたのは君島の功績だった。 苦戦するカズマを助けに行く道中、武装警察ホールドの一般隊員に銃撃をうけ、その傷が元でカズマの背で静かに息を引き取る。その死は、その後の物語におけるカズマに多大な影響を及ぼし、生きることを諦めそうになっていたカズマを励まし支えた。カズマの「迷わない、一度決めたらとことん貫く」生き方に憧れ、最終的にはその生き方を貫いた生涯だった。 彼が銃撃を受けた際に発した言葉「意地があんだよ、男の子にはな!」という言葉は、彼が死んだ後、無常矜持との決戦時にカズマが同じような言葉を叫んでいる(カズマはこの意地により「向こう側」から強引に力を引き出した)。 美しい女性には過敏な反応を見せ、ドラマCDでは男と思われている箕条が女ではないかとさえも疑っていた。寺田あやせに恋心を抱いており、アニメ版では両者とも別々の場で命を落とし結ばれなかったが、漫画版では夫婦になっており一子を授かっている。 ファンディスクの座談会によると、かなみ役の田村ゆかりは作中で一番好きなキャラクターに君島を挙げている。 ストレイト・クーガー (Straight Cougar) 声 - 津久井教生 ホーリー隊員。元ネイティブアルターで、荒野側にいた頃はカズマとは兄弟のような間柄だった。カズマの戦いの師匠でもある。荒野側を離れる際に長年組んでいたカズマと一方的に別れており、彼からは再会時に恨み言を言われた。常に「速さ」を求めており、口調や行動、アルターにその信念が見てとれる。21歳。 ネイティブアルター時代は最強と呼ばれたアルター使いだったが、インナーの人々の生活への介入を控えると言うジグマールとの契約の下、ホーリーに入隊。本土で精製を受けており、その際にほんの少しだが「向こう側」を垣間見ている。 最終話にてカズマと劉鳳の戦いを見届けた。『アフター』においては、ユウのアルターの師匠として登場。名前は伏せられているが、イラストの後ろ姿や速さにこだわる点からクーガーであることが分かる。 契約を経て自らの上司となった隊長のジグマールに対し、一定の信用を置いている。ある時は水守の件で命令違反を犯し、ジグマールと対立しつつ、またある時はホーリー内の機密を漁る無常矜侍の部下を捕らえ、ジグマールに差し出すなど、己のルールを優先させながらも最後までジグマールの部下であり続けた。ジグマールもまたクーガーを高く評価し、抜け目無いがゆえに頼もしい男として、いざという時の切り札として扱っている。 文化に並々ならぬ興味を示し、独自の文化論を胸に秘めている。文化の象徴といえる読書を好み、暇さえあれば何かを読んでいる。時々に応じ書の内容に寓意が込められていることもある。 桐生水守に惚れ込み、たびたび、彼女を手助けする。ホーリー所属の役得で彼女へ重要な情報を提供したりもした。彼女の前ではしばしば早口で自論を捲くし立て、大抵はあきれられ迷惑がられている。水守は劉鳳を好いていたが、本人は片思いだけで満足げでそれを文化の神髄とまで称した。 人の名前をよく間違えると称しているが、実際はカズマや水守と言ったクーガーにとっての大切な人物にのみにしか描写されていない。 最終回では死亡したような描写が描かれるが、アフターに登場しているため、この時点では生きていることがわかる。 アニメ版ではギャグ要員とも思える言動が目立つが、漫画版では打って変わってシリアスなキャラクターとして描かれている。 通常、アルターは一人につき1種類しか発動させることが出来ないが、具現型と融合装着型の二つのアルターを完全に使い分けることが可能なキャラクター。『オルタレイション』では、ジグマールに続いて「向こう側の世界」へと到達した人物となっている。『オルタレイション TAO外伝』によれば、ジグマールの最たる右腕であり隊長命令で荒野側へと滞在しているということが判明している。 また、『オルタレイションQUAN』ではアニメ版での死亡したような描写がカットされており、エピローグの数年後のシーンでは本で顔を隠してはいるもののカズマとかなみを車に乗せている彼らしき人物が確認出来る。 寺田あやせ(てらだ あやせ) 声 - 西原久美子 君島が好意を寄せている美しい女性。アルター能力者だが、町の人達の偏見を恐れており、弟にまで能力を隠している。君島とはドラマCDの3.4話の時点ですでに知り合っており、「さん」付けされている所から君島より年上と思われる。カズマからはしばしば名前を忘れられて、そのたびに答えている。 留守の合間に立浪率いるホーリー部隊に弟の明(あきら)を含め村人が全員攫われた際、君島とカズマと共闘する。この時のカズマとの出会いにより、心境に変化が生じ「目の前の壁を突破する」という信条が出来た。 その後も君島率いるネイティブアルターの連合に参加するも、作戦が失敗に終わり、ホーリーに捕らわれ、本土に身柄を移送されてしまう。その後は病気に倒れた明の治療をするため無常に協力し、本土で精製を受けアルターを進化させ、ロストグラウンドへ帰還してカズマと戦闘。その最中、右手につけた明の心拍数の表示装置で明の死を知り、戦意喪失。無理やり強化したアルター能力がたたり、カズマの腕に抱かれ初めて名前を呼ばれ、嬉しさを感じながら眠りについた。 カズマに対して好意を抱いていたようで、最期の瞬間などにもその想いを露にしていた。君島と並んでカズマのその後に影響を及ぼした一人である。 アニメブックによれば、元々はゲストキャラクターとしての登場だった模様。 橘あすか(たちばな あすか) 声 - 岩永哲哉 ホーリー隊員。貧しいインナー出身で、隊員として市街で裕福な生活を続けることに固執していた。16歳。 カズマに敗れたために隊長命令でホーリーを除隊。復帰を懸けて独断で再戦を挑むも再敗北。以後はカズマの影響を受け、新たな生き方を見出しブローカー会社を設立し、水守と組んでロストグラウンド復興に尽力している。共闘のきっかけとなったアルター使いの動物「プーリー」は、子も含めて彼が引き取っている。元同僚のクーガーは水守目当てで頻繁に事務所を訪れ、その縁で除隊後も彼との交流が続く。彼からは「社長」と呼ばれることがある。 ジグマールに疑心を募っており、それは私怨とシェリスに指摘されるとはぐらかした。 ランクこそB級の能力者だが、その能力の汎用性は非常に高い(攻撃、生命体操作、治癒力促進、発光、人命救助など)。 恋人のキャミィとは小説で結ばれ一児をもうけている。 ドラマCDにおいては、アニメ版と違いかなり酷い冷遇を受けた揚句に雲慶の脚本の主役「とんでナイス」を押し付けられた。声優の岩永哲哉はこういう役も嫌いではないと語っている。 アニメブックによれば、橘あすかの髪型は『無限のリヴァイアス』の相葉昂治と蓬仙あおいをミックスさせた平井久司のデザインとのこと。監督の谷口は「当初はもっとクールなキャラになる予定だったが、脚本が進むにつれてヘタレてしまった」とコメントしている。また、当初は第7話でカズマと和解した後にイーリャンに殺されるシナリオだったが、神宮司訓之の猛反対にあい生存する形となった。 『オルタレイションQUAN』のエピローグによると数年後は橘グループという企業を率いているようであり、カズマやかなみと共に新生ホーリーの治安維持にも協力しているらしい。
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同志(どうし)
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「同志」の例文・使い方・用例・文例
- 貴方みたいな同志がいて私はとても嬉しいです。
- 彼らは同志である。
- 違いがいろいろあるにも関わらず、ジョーンとアンは友達同志でいる。
- 同志[相手側]である.
- ハイジャック犯たちは投獄中の同志の釈放を要求し, もしそれが容れられなければ飛行機を爆破すると脅してきた.
- 新井氏は同志とともに党の中に新集団を結成した.
- 盗人同志にも義理がある
- 水の出ばなの若い同志だ
- 同志相会し
- 同志相図り資金を募集した
- 同志を募る
- 同志を糾合する
- 同志の諸君
- 暗闇で同志打ちを始めた
- 同志を集める
- 同志を募集する
- 同志相はかりて
- 二人は惚れた同志だ
- 惚れた同志の結婚
- 因果同志の寄合い
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