敗北とは? わかりやすく解説

はい‐ぼく【敗北】

読み方:はいぼく

[名](スル)

戦い負けること。「ライバルとの決戦に—する」⇔勝利

戦い負けて逃げること。敗走

「みなもって—せずといふ事なし」〈平家・五〉

「敗北」に似た言葉

敗北

作者柴田錬三郎

収載図書柴田錬三郎選集 17 後期短篇集
出版社集英社
刊行年月1990.7

収載図書毒婦千年
出版社講談社
刊行年月1994.9
シリーズ名講談社文庫


敗北

作者酒井忠博

収載図書抛物線
出版社近代文芸社
刊行年月1993.11


敗北

作者菊池寛

収載図書菊池寛全集 第3巻 短篇集 2
出版社高松市菊池寛記念
刊行年月1994.1


敗北

作者大藪春彦

収載図書名の無い男
出版社双葉社
刊行年月1996.12

収載図書名のない男
出版社光文社
刊行年月2007.1
シリーズ名光文社文庫


敗戦

(敗北 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/10 14:05 UTC 版)

敗戦(はいせん)は、争いごと・勝負・スポーツの試合などに負けること。

概要

日本においては、ただ「敗戦」といった場合には第二次世界大戦太平洋戦争大東亜戦争))における敗戦(日本の降伏)を指すことが多い。また、敗戦ではなく終戦という用語が使われることについても論議がなされている。

野球において敗戦は、敗戦投手に記録される投手記録のことを指す。個人記録の場合は敗北と表記することもある。日本プロ野球(NPB)の通算最多記録は金田正一の298、メジャーリーグベースボール(MLB)の最多記録はサイ・ヤングの316であるが、2人とも通算最多勝利記録保持者[1]でもある。

アイスホッケーにおいて敗戦は、敗戦ゴールテンダーに記録されるゴールテンダー記録のことを指し、決勝点を献上したゴールテンダーに敗戦が記録される。

大相撲の通算最多敗戦記録は元関脇旭天鵬勝の944敗。幕内の最多敗戦記録も旭天鵬勝の773敗。

将棋の最多敗戦記録は加藤一二三(元名人・九段)が保持しており、2007年には史上初の通算1000敗を記録し、2017年の引退時点で1180敗となった。

競技によっては、敗戦数記録は単に弱い選手ではすぐ引退に追い込まれてしまうため達成できず、長く第一線で現役を続けた証であるとされ、必ずしも不名誉とはされず、むしろ名誉とされることもある。

例えば、金田の記録を破るためには最低299試合に登板しなくてはならないが、これは現在の日本プロ野球では先発ローテーションで10シーズン以上投げ続けてやっと達成できるペースである。また、加藤が1000敗を達成したことを扱った月刊将棋世界2007年11月号の特集記事は「加藤一二三 偉大なる1000敗」という題名になっており、他に1000敗を記録した有吉道夫内藤國雄と共に、タイトルおよび順位戦A級経験者の名棋士である。

脚注

出典

  1. ^ 金田は400勝、ヤングは511勝。

関連項目

戦争関連
スポーツ関連

外部リンク


敗北

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 03:07 UTC 版)

キンブリ族」の記事における「敗北」の解説

紀元前103年キンブリ族テウトネス族イベリア半島転進し広範囲略奪繰り返したその間ガイウス・マリウス軍備整え紀元前102年にはローヌ川でテウトネスとアンブロネスを迎え撃つ準備整った。テウトネスとアンブロネスは西からイタリアに向かう経路をとったが、キンブリとティグリニは北からライン川渡ってアルプス越えをする経路をとった。 イゼール川の広い河口テウトネス族とアンブロネス族がマリウス遭遇したが、ローマ側の陣が強固だったため通過できなかった。そこで彼らは迂回し、これをマリウスの軍が追った結局アクアエ・セクスティアエ戦闘となり、ローマ側2度戦闘に勝ち、テウトネス王テウトボドを捕らえた一方キンブリ族アルプス越えて北イタリア侵入した執政官クィントゥス・ルタティウス・カトゥルスはこれに立ち向かうことなくポー川背後まで退却したこのため北イタリアキンブリ族蹂躙されるままとなったキンブリ族は先を急がなかったため、アクアエ・セクスティアエ勝利したマリウスの軍に追いつかれたセージア川ポー川合流点あたりでウェルケラエの戦いとなり、紀元前101年キンブリ族長い旅もここで終わりとなった。 この敗北は壊滅的で、リーダールギウスボイオリクスは共に亡くなった女性たち奴隷となることをよしとせず、子供道連れに自らの命を絶ったキンブリ族全滅したが、上述たように紀元1世紀ユトランド半島キンブリ族名乗る人々がいたとする文献があり、一部母国戻った可能性がある。 また、カエサルガリア戦記によると、キンブリ族テウトネス族イタリアローマ属州に来る前に自分たちの財産のうち運びきれなくなった分をライン左岸残し見張りの者も六千人ほど残したという。彼らはキンブリ族テウトネス族滅亡後生き延び、後にベルガエ人のアトゥアトゥキ族と呼ばれるようになったとされている。

※この「敗北」の解説は、「キンブリ族」の解説の一部です。
「敗北」を含む「キンブリ族」の記事については、「キンブリ族」の概要を参照ください。

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敗北

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 11:50 UTC 版)

名詞

はいぼく

  1. 負けること。

発音(?)

は↗いぼく

対義語

動詞

活用

サ行変格活用
敗北-する

「敗北」の例文・使い方・用例・文例

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