サ行変格活用とは?

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さぎょう‐へんかくかつよう〔さギヤウヘンカククワツヨウ〕【サ行変格活用】

動詞活用形式の一。語形が、文語では「せ・し・す・する・すれ・せよ」、口語では「し(せ・さ)・し・する・する・すれ・しろ(せよ)」のように、文語では五十音サ行のシ・ス・セ三段の音で、口語ではサ・シ・ス・セ四段の音で語形変化する類例のない活用。この活用をする動詞は、文語では「す(為)」「おはす」、また、中古の「います」、口語では「する」だけであるが、和語漢語外来語や、名詞副詞など他の品詞の語について、多く複合動詞がつくられる。「恋す(る)」「啓す」「熱する」「びくびくする」「ドライブする」など。「甘んずる」「応ずる」などザ行活用するものも含む。サ変


さぎょう‐へんかくかつよう さギャウヘンカククヮツヨウ 【サ行変格活用】

〔名〕 動詞活用一つ文語では「す(為)」、口語では「する」の活用で、サ行三段変化する。すなわち、文語「せ・し・す・する・すれ・せよ」、口語「し(せ・さ)・し・する・する・すれ・せよ(しろ)」。この動詞動詞形容詞和語名詞漢語その他の外来語複合するが、その活用は同様である。「心す」「与(くみ)す」「重んず」「愛す」「キャッチする」など。ただし、口語ではザ行上一段(「命じる」「軽んじる」)、サ行四段(「愛す」「訳す」)などに変化していく傾向顕著な類がある。サ行変格サ変。〔語彙別記(1871)〕


サ行変格活用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 00:23 UTC 版)

サ行変格活用(サぎょうへんかくかつよう)とは、日本語の口語文法および文語文法における動詞活用の型の一つである。 活用語尾五十音図サ行の音をもとにして変則的な変化をする。 サ行変格活用を略して「サ変(活用)」とも言う。


出典

  1. ^ 清音の「する」には五段活用に類似した未然形「さ」があるが、濁音の場合これに相当する形「-ざ」があるのかは不明。 『岩波国語辞典』(第七版 新版、2011年)では、「-さ」はサ変の基本的な活用形とは認めておらず(付録の活用表)、サ変の清音の場合「せられる」「せさせる」が縮まって「される」「させる」になるとしている(濁音の場合は言及なし)。
  2. ^ 「接しさせる」「発しさせる」など。『日本語文法大辞典』「サ行変格活用」(山口明穂、2001年、明治書院)は、語幹が一字漢語かつ促音で終わる場合、上一段の形になるケースがあるとする。
  1. ^ デジタル大辞泉. “られる” (日本語). コトバンク. 2021年2月19日閲覧。 デジタル大辞泉. “させる” (日本語). コトバンク. 2021年2月19日閲覧。
  2. ^ a b 「サ行変格活用動詞」 『日本語大事典』 朝倉書店、2014年。ISBN 978-4-254-51034-8 
  3. ^ a b 田野村 忠温 (2001), “サ変動詞の活用のゆれについて : 電子資料に基づく分析”, 日本語科学 (国立国語研究所) 9, doi:10.15084/00002053 
  4. ^ 「語の形態と音韻」『日本語百科大事典 縮刷版』金田一春彦 ほか編、大修館書店、1995年、265--266頁。ISBN 4469012440
  5. ^ 「られる」 『新明解国語辞典 第七版』 三省堂、2011年。 


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サ行変格活用

出典:『Wiktionary』 (2020/04/08 00:37 UTC 版)

名詞

へんかくかつよう

  1. (日本語文法) 日本語動詞活用のうち、語数少なく規則的な変化をしないものをまとめたもの。

口語

語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用
(語幹) くる くる くれ こい カ行変格
適用)「くる」
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用
(語幹)

する する すれ しろ
せよ
サ行変格
適用)「する」及びその複合語(「活用する」など)
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用
(語幹)
ずる ずる ずれ じろ
ぜよ
ザ行変格
適用)「ずる」の複合語(「案ずる」など)

文語

語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用
(語幹) くる くれ
こよ
カ行変格活用
適用)「く」
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用
(語幹) する すれ せよ サ行変格活用
適用)「す」
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用
(語幹) ずる ずれ ぜよ ザ行変格活用
適用)「ず」
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用
(語幹) ぬる ぬれ ナ行変格活用
適用)「しぬ」「いぬ(往ぬ)」
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用
(語幹) ラ行変格活用
適用)「あり」「おり」「はべり」「いまそがり

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