せい‐だい【世代】
⇒せだい(世代)
せ‐だい【世代】
《「せたい」とも》
1 親から子、孫へと引き継がれるそれぞれの代。ふつう約30年を1世代または1代と数える。代(だい)。代(よ)。「息子の世代になる」「世代が変わる」
2 同時代に生まれ、共通した考え方と感じ方をもつ人々。ある年代層。ジェネレーション。「若い世代」「世代間の意識のずれ」
よ【世/代】
2 一人の支配者、または一つの系統・政体に属する支配者が政権を維持している期間。時代。「明治の―」「武家の―」
3 家督をついでその家を治める期間。また、その治める権利や立場。「息子の―になる」「―を譲る」
4 仏教で、過去・現在・未来のそれぞれの期間。前世・現世・来世のそれぞれ。「あの―」「この―」
5 出家した人の住む世界に対して、凡俗の住む世界。俗世間。「―に背く」
6 人が互いにかかわりあって生きていく場。世の中。社会。世間。「浮き沈みは―の習い」「新しい思想を―に広める」
7 社会での境遇。特に、時運に乗って栄えること。「―を時めくタレント」
8 その時の社会の流れ。時勢。「―はまさにコンピューター時代だ」
「二条の后の宮まだ帝にも仕うまつり給はで、ただ人におはしましける―に」〈大和・一六一〉
「国王の仰せ言を、まさに―に住み給はむ人の、承り給はでありなむや」〈竹取〉
「むげに―を思ひ知らぬやうにおぼほれ給ふなん、いとつらき」〈源・帚木〉
[下接語] 徒(あだ)し世・彼(あ)の世・新た世・有らぬ世・幾千代・幾世・今の世・浮き世・現(うつ)し世・彼(か)の世・上つ世・神代・仮の世・君が代・此(こ)の世・先の世・末の世・千代・塵(ちり)の世・露の世・時世・常(とこ)世・中つ世・後(のち)の世・人の世・一世・又の世・三(み)世・御(み)世・百(もも)世・八千代・夢の世・代代・万(よろず)代
世代
人口学の文献によれば、世代 1という用語は厳密な意味で使われ、一般には暦年で測られたある特定の期間に生まれた人達を指す。コウホート 2(訳注)とは、特定の期間に出生とか結婚のようなある特定の人口上の出来事を経験した人々のグループをいう。たとえば、出生コウホートは、前述116-1の意味で世代と同意語になるし、結婚コウホートとは、ある特定の期間中に結婚した人々のグループをいう。人口学においては、系譜学と同様に、世代 3とは、前述の116-1の概念で使われた先行世代からみて彼等の子孫を意味することもある。すなわち、移民の子供達はしばしば二世と呼ばれる。男女のいずれかに限ってその子孫の血統を問題とする場合がある。たとえば男系 4、あるいは父系 4といい、男系の息子、あるいは父方の息子という使い方をする。女系 5あるいは母系 5の場合は、女系の娘あるいは母系の娘というように用いる。このような男系、女系の区別は普通世代の長さあるいは隣接した平均世代間隔を計算する際に用いられる。(713-1参照)。
世代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/25 02:07 UTC 版)
世代(せだい、generation)
- ^ a b c d e f 岩波生物学辞典 第4版 2000年 p.774「世代」
- ^ 慶応:K、明治:M、大正:T、昭和:S、平成:H、令和:Rなど
- ^ 外務省「元号不使用」が波紋=官邸不快感、河野氏沈静化図る - 時事ドットコムニュース (2019年4月2日)
- ^ 生まれの年は「西暦」と「元号」どちらで答える? それぞれの主張 - 日刊SPA (2018年2月3日)
- ^ “だんかい‐の‐せだい〔ダンクワイ‐〕【団塊の世代】”. goo辞書. 2015年3月16日閲覧。
- ^ バブル体験世代と消費 日本マーケティング研究所(2006年)
- ^ https://hataractive.jp/useful/2330/
- ^ 厚生労働白書
- ^ “ゆとり世代の特徴10個・さとり世代とゆとり世代との違いとは?”. Mayonez (2017年2月18日). 2021年1月25日閲覧。
- ^ a b “e-Stat 人口動態調査 人口動態統計 確定数 出生 年次 2013年 4-19 出生順位別にみた年次別母の平均年齢”. 厚生労働省. 2015年8月15日閲覧。
- ^ “e-Stat 人口動態調査 人口動態統計 確定数 出生 年次 2013年 4-20 出生順位別にみた年次別父の平均年齢”. 厚生労働省. 2015年8月15日閲覧。
世代
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