コウホート
人口学の文献によれば、世代 1という用語は厳密な意味で使われ、一般には暦年で測られたある特定の期間に生まれた人達を指す。コウホート 2(訳注)とは、特定の期間に出生とか結婚のようなある特定の人口上の出来事を経験した人々のグループをいう。たとえば、出生コウホートは、前述116-1の意味で世代と同意語になるし、結婚コウホートとは、ある特定の期間中に結婚した人々のグループをいう。人口学においては、系譜学と同様に、世代 3とは、前述の116-1の概念で使われた先行世代からみて彼等の子孫を意味することもある。すなわち、移民の子供達はしばしば二世と呼ばれる。男女のいずれかに限ってその子孫の血統を問題とする場合がある。たとえば男系 4、あるいは父系 4といい、男系の息子、あるいは父方の息子という使い方をする。女系 5あるいは母系 5の場合は、女系の娘あるいは母系の娘というように用いる。このような男系、女系の区別は普通世代の長さあるいは隣接した平均世代間隔を計算する際に用いられる。(713-1参照)。
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