ぎたい‐ご【擬態語】
擬態語(英語:Phenomime)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 21:58 UTC 版)
「音象徴」の記事における「擬態語(英語:Phenomime)」の解説
「じめじめした」や「こっそり」など、非聴覚の状態・条件・外界の習慣を表す言葉。
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擬態語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 21:58 UTC 版)
音のない事柄を擬態語で表現することは、英語などでは(zigzagなどの例外をのぞき)非常に少ないため、擬態語をオノマトペに含めないのが普通である。しかし言語によって状況は大きく異なる。 特に日本語は、音と関係のない様子を表す擬態語が豊富であり、英語ではこれをJapanese sound symbolism(日本語の音象徴)と呼んでいる。日本語では擬態語と一般的な副詞等との境界もあいまいである。例えば「しっかり」は形の上では擬態語的であるが、古くからの副詞「しか」とも関係があると思われる。「たっぷり」は擬態語であろうが、擬態語でない「やはり」が擬態語風の「やっぱり」に変化することもある。また「ちょうど」は擬態語、あるいは刀が鞘に納まる音などを表すオノマトペに由来するとされるが、現代では「丁度」の当て字もあり、擬態語とは考えられていない。 また、「ばたん(と)」「どきどき」のように、擬態語とも擬音語ともとれる語が日本語には存在するが、その多くは「擬音語」が「擬態語」としても使われるようになったものと考えられる。
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擬態語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 05:06 UTC 版)
状態や感情などの音を発しないものを字句で模倣したものである。(本来、擬声語には含まれない)。「擬態語」をさらに下位区分して、「きらっ」「ひらひら」「ぶるぶる」のように外面的なありさまを表す「擬容語」、「ガーン」「ぎくり」のように内面的な感情を表す「擬情語」に分類する立場もあるが、厳密な区別は難しい。また、日本語には「たっぷり」「ちょうど」のように擬態語と一般語彙の中間的なものもある。擬態語の多さは日本語の特徴でもある。 例 ばらばら - 散らばっている様 めろめろ - 惚れ込んでいる様 たっぷり - 豊かで余裕のある様 じろじろ うようよ ふらふら ゆらゆら くねくね きゅん - (感情) じーん - (感情) むらむら- (感情) キラキラ - 光、輝き ギラギラ - 強烈な光、強烈な輝き そよそよ - 穏やかな風 メラメラ - 火 モクモク - 煙、漢語由来のモウモウ(濛々)もある ぴかぴか - 光、新しさ、きれいである様 ぐずぐず ぴんぴん よろよろ よぼよぼ へなへな ぎゅっ(と) ぞっ(と) ふわふわ ほんわか くるくる ツルツル さらさら ちょうど - 「丁度」は当て字で、元来は刀が鞘に収まる擬態語、または擬音語。 しいん/しーん - 静寂。漢語由来の「しんしん」(深々、森々、沈々)や、それが変化した「しんと」が由来とされるが、生理的耳鳴りの擬音語であるとする説もある。 ◯ぶ◯ぶ - 山口仲美は、歴史的に、この形の擬音語・擬態語(がぶがぶと・ざぶざぶと、など)はどれも水分に関係のある音や状態をうつした語であることを発見した。
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擬態語
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