あて‐じ【当て字/宛字】
当て字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/14 03:08 UTC 版)
当て字(あてじ、宛字)とは、字の本来の用法を無視して、当座の用のために異なる語の表記に転用した漢字などの文字。字を当てるのではなく、代わりとなる字を充てるので、充て字と表記されることもある。
注釈
出典
- ^ 明鏡国語辞典による
- ^ 『漢字ペディア』日本漢字能力検定協会 。2021年4月2日閲覧。
- ^ 比留間直和 (2016年5月11日). “ことばマガジン: 文字@デジタル: JISには入らなかったけれど”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2021年4月2日閲覧。
- ^ “Q0090 レトルトカレーで、「口」へんに「加」、「口」へんに「厘」の2文字で「カレー」と読ませているもののがあるのですが、この「口」へんに「厘」という字が漢和辞典に載っていません。どういう字ですか?”. 漢字文化資料館 漢字Q&A〈旧版〉. 大修館書店. 2021年4月2日閲覧。
- ^ 笹原宏之 (2021年2月16日). “元素漢字こぼれ話”. 高純度化学研究所公式ブログ. 高純度化学研究所. 2021年4月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 『デジタル大辞泉』小学館 。2021年4月2日閲覧。
- ^ “「珈琲」という漢字を最初に考案したすごい人!”. 漢字カフェ. 日本漢字能力検定協会 (2016.-3-10). 2021年4月2日閲覧。
- ^ 広辞苑、第四版、p.2577、1991年11月15日第4版第1刷、ISBN 4-00-080101-5
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- ^ 朴孝庚「近代語「浪漫」の成立と変遷」『立教大学日本文学』第121巻、立教大学日本文学会、2019年、494-484頁、doi:10.14992/00017748。
- ^ 誤れる文字文章 大町桂月 1915年
- ^ a b 白秋詩集 北原白秋 1920年初版 1924年第21版
当て字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 13:59 UTC 版)
「空気読め」を「空気嫁」と表記するように、誤変換した単語をそのまま修正せずに使用するものや、「雰囲気」を「ふいんき(←なぜか変換できない)」と表記するように、誤解に基づく表記をあえて使用するもの。後者のケースは、「雰囲気(ふんいき)」のことを「ふいんき」と誤って覚えていた者の書き込みが面白半分に模倣されて拡散した例である。
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