同音の漢字による書きかえとは?

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同音の漢字による書きかえ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/10 17:00 UTC 版)

同音の漢字による書きかえ(どうおんのかんじによるかきかえ)とは、1956年(昭和31年)7月5日国語審議会が報告した、当用漢字表にない漢字を含んで構成されている漢語について、同音の別の漢字に書き換えるための指針である。同音異義語や、同じ意味で二つ以上の表記が行われていたものを統一したものも含まれる。


  1. ^ 語全体を仮名書きするほかに、表外漢字だけを仮名書きにする「交ぜ書き」をすることもある。(例)斡旋→あっせん・あっ旋、明瞭→めいりょう・明りょう
  2. ^ 佐賀県:こちら知事室です-記者会見(発表項目):「障害」の表記見直しを要望します
  3. ^ 要望の多かった「玻・碍・鷹」の扱いについて (PDF) 。この結果に対しては、2010年4月21日衆議院文部科学委員会議事録)で馳浩自民党)より「漢字の語源にさかのぼっての議論は残念ながら見ることができませんでして、ちょっと残念だなと私は思いました」との指摘が為されている。
  4. ^ a b 改定常用漢字表(答申) (PDF) 文化審議会、2010年6月7日。
  5. ^ 「闇」は改定常用漢字表で追加された漢字だが、音「アン」は掲げられなかった。
  6. ^ 「伎」は改定常用漢字表で追加された漢字だが、音「ギ」は掲げられなかった。
  7. ^ 本来の読みは「さっすい」で、「さんすい」は慣用読み。
  8. ^ 本来の読みは「せんでき」で、「せんじょう」は慣用読み。
  9. ^ 「箇」は当用漢字で、常用漢字表・改定常用漢字表にも含まれている。「当用漢字補正資料」(1954年(昭和29年))では「箇」が当用漢字表から削る字とされた上で「個」に音「カ」を加えるとしており、新聞では同年4月から「箇所→個所」「箇条書き→個条書き」のように書き換えた表記を用いていた。しかし、結局「個」の音「カ」は表外読みのままであり、書き換えた結果、表外音訓になってしまう。なお、常用漢字の改定の時期から新聞でも「箇所」「箇条書き」と「個」に書き換えた表記は用いないように見直された。
  10. ^ 「斉」は当用漢字には含まれておらず、1981年(昭和56年)常用漢字表制定時に追加された漢字。
  11. ^ 「坪」は当用漢字にも含まれているが、音「ヘイ」は改定常用漢字においても表外読みであり、書き換えた結果、表外音訓になってしまう。
  12. ^ a b 「弁」は「辦」「辨」「瓣」「辯」(辛二つ「(ベン)」の間に力、刂(刀)、瓜、言)の新字体である。
  13. ^ 「種」は当用漢字にも含まれているが、訓「くさ」は改定常用漢字においても表外読みである。
  14. ^ a b 「遵」は当用漢字で、常用漢字表・改定常用漢字表にも含まれている。「当用漢字補正資料」(1954年(昭和29年))では「遵」が当用漢字表から削る字とされており、新聞では同年4月から「遵守→順守」「遵法→順法」のように書き換えた表記を用いている。
  15. ^ 「脹」は当用漢字で、常用漢字表にも含まれていたが、改定常用漢字表で削除された。「当用漢字補正資料」(1954年(昭和29年))では「脹」が当用漢字表から削る字とされており、新聞では同年4月から「膨脹→膨張」のように書き換えた表記を用いている。
  16. ^ 「悠」は当用漢字には含まれておらず、1981年(昭和56年)常用漢字表制定時に追加された漢字。
  17. ^ 「槽」は当用漢字には含まれておらず、1981年(昭和56年)常用漢字表制定時に追加された漢字。
  18. ^ a b c d e f g h i 「濫」は当用漢字で、常用漢字表・改定常用漢字表にも含まれている。「当用漢字補正資料」(1954年(昭和29年))では「濫」が当用漢字表から削る字とされており、新聞では同年4月から「濫用→乱用」のように書き換えた表記を用いている。
  19. ^ 「簡」は当用漢字にも含まれているが、音「ケン」は改定常用漢字においても表外読みである。
  20. ^ 国語審議会の報告には「旱害→干害」「旱天→干天」の2語のみが示されている。「旱→干」は示されていないので、「旱魃→干魃」は国語審議会の報告に従ったものではない。
  21. ^ 「滌」の読みは「てき(「滌除」)」、反切は「徒歴」であり「的」、「敵」に一致、「でき」と濁るのは一種の連濁
  22. ^ a b 中国語では、この2つの単語は明瞭に区別されている。デイリーコンサイス中日辞典(三省堂)の「妨碍」と「妨害」の項を参照。
  23. ^ 2010年「改定常用漢字表」対応 新聞用語集 追補版 新聞用語懇談会編 (PDF)”. 日本新聞協会. 2018年1月1日閲覧。




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