女真文字とは? わかりやすく解説

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じょしん‐もじ〔ヂヨシン‐〕【女真文字】

読み方:じょしんもじ

女真語文字12世紀作られた。大字小字とがあり、漢字契丹(きったん)文字基本したものがあるが、まだ完全には解読されていない


女真文字


女真文字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/07 16:32 UTC 版)

女真文字(じょしんもじ、女真文: 、発音: [dʒu ʃə bitxə])は、中国東北部華北及び華中の一部にを建てた女真が使用した文字女真大字女真小字の2種類の文字があるとされる。


注釈

  1. ^ 世宗は、みずから女真語を用い、護衛の兵には漢語を使わせなかった[5]。民間の訴訟に際しても、ジュシェン人であれば女真語で、漢人であれば漢語で審問をおこなわせた[5]。しかし、漢化の勢いは止めようがなく、猛安・謀克の世襲においても女真文字を読めなければ認めないという強制をほどこした[5]
  2. ^ 高麗方面に逃亡するジュシェン人が相次いでいたので、朝鮮半島では女真語に対する需要のあったことが『太宗実録』に記されている[5]
  3. ^ 他にモンゴル語のための韃靼館、チベット語のための西番館、ウイグル語のための高昌館があった[5]

出典

  1. ^ a b c d 池上(1989)pp.158-159
  2. ^ a b c d e 梅村(2008)pp.464-465
  3. ^ 梅村(2008)pp.456-460
  4. ^ a b c 梅村(2008)pp.460-464
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 梅村(2008)pp.465-469
  6. ^ a b 佐伯(1975)pp.304-305
  7. ^ 河内(1989)pp.232-235
  8. ^ 古典籍資料のなかの『外国語』 - 大阪府立中之島図書館
  9. ^ 信州発考古学最前線vol39~52 - vol.50-52 『女真の『パイザ』発見』、清瀬義三郎則府の論文に関する言及あり(『契丹女真新資料の言語学的寄与』『日本語学とアルタイ語学』明治書院, 1991年)


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