タグバヌワ文字とは? わかりやすく解説

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タグバヌワ文字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/13 23:43 UTC 版)

タグバヌワ文字
類型: アブギダ
言語: タグバヌワ諸語
Unicode範囲: U+1760..U+177F
ISO 15924 コード: Tagb
注意: このページはUnicodeで書かれた国際音声記号 (IPA) を含む場合があります。
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タグバヌワ文字(Tagbanuwa, Tagbanua, Tagbanwa、タグバヌア文字あるいはタグバンワ文字とも)は、フィリピンパラワン島タグバヌワ族英語版によって使われるブラーフミー系文字

ハロルド・コンクリンがフィリピンで今でも使われる3つの文字のひとつとしてあげているが(他の2つのはブヒッド文字ハヌノオ文字)、その後の報告によればほとんど使われていない[1]

1999年にフィリピンの他の文字とともにUNESCO世界の記憶に登録された[2]

構造

タグバヌワ文字の字形は古いタガログ文字によく似ている。ハヌノオ文字と同様に、子音字は潜在母音aを持ち、文字の上または下に記号を加えることによって母音をiやuに変えることができる。母音iとe、uとoは区別されない。音節末子音は表記されない[3]

音節表

Unicode

2002年のUnicodeバージョン3.2で、他のフィリピン固有の文字とともにタグバヌワ文字は基本多言語面の U+1760..U+177F に収録された[4][5]

Tagbanwa[6]
  0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F
U+176x
U+177x

脚注

参考文献

外部リンク




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