アラビア‐もじ【アラビア文字】
アラビア文字 Arabic character
アラビア文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/17 05:16 UTC 版)
アラビア文字(アラビアもじ)は、アラビア語をはじめ、世界中のイスラム文化圏に属する諸言語を記述するのに使われる文字。ラテン文字、漢字に次いで、世界で三番目に使用者数が多い文字体系である[1]。
注釈
- ^ 同時代の世俗的な碑文等では、点は既に現行のものにかなり近い形で使われている。
出典
- ^ “Arabic Alphabet”. Encyclopaedia Britannica online. 2015年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月16日閲覧。
- ^ フィリップ・K・ヒッティ、『アラブの歴史(上)』岩永博 訳、講談社(学術文庫)、1982年、48頁
- ^ a b c Austa Somvichian-Clausen(訳:三枝小夜子) (2017年10月16日). “北欧バイキングの死装束にアラビア文字見つかる”. ナショナルジオグラフィック日本版サイト. ナショナルジオグラフィック. 2022年2月25日閲覧。
- ^ Henri Neuendorf (2017年10月19日). “Debunking Viral Story, Art Historian Says ‘Allah’ Does Not Appear on Ancient Viking Garment”. Artnet News. 2022年2月25日閲覧。
- ^ クルド語禁止が再燃 -嘆願書28行中、45文字が反政府的
- ^ Lorna A. Priest, Martin Hosken (SIL International) (2010年8月12日). “Proposal to add Arabic script characters for African and Asian languages”. 2013年10月17日閲覧。
アラビア文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 05:44 UTC 版)
1928年より前はアラビア文字が表記に使用されていた。標準アラビア文字に以下の文字が追加されていた。 ڮ, ۇ, ۋ, پ, ںُ, چ, ژ , گ
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アラビア文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 10:05 UTC 版)
フラニ語はこの地域が植民地化されるまでアラビア文字またはアジャミ文字で記述された。これは現在でもギニアの一部地域をはじめ一部社会で続いている。
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アラビア文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 09:56 UTC 版)
アラビア文字には活字体と筆記体の区別はない。ただし、ローマ字のブロック体に相当するものとしてナスフ体、筆記体に相当するものとしてルクア体がある。
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アラビア文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 01:59 UTC 版)
アフガニスタンで主に用いられている。 アラビア文字ا آ ب پ ت ټ ث ج ڃ چ ڇ څ ځ ح خ د ډ ذ ر ز ږ ژ ڙ س 国際音声記号[a], Ø [o] [b] [p] [t̪] [ʈ] [θ] [d͡ʒ] [ɖ͡ʐ] [t͡ʃ] [ʈ͡ʂ] [t͡s] [d͡z] [h] [χ] [d̪] [ɖ] [ð] [r] [z] [ɣ] [ʒ] [ʐ] [s] アラビア文字ښ ش ڜ ص ض ط ظ ع غ ف ڤ ق ک گ ل م ن ه و ؤ وْ ي ی 国際音声記号[x] [ʃ] [ʂ] [s] [z] [t] [z] Ø [ʁ] [f] [v] [q] [k] [g] [l] [m] [n] [h] [w], [ə] [u] [ɨ] [i] [j], [e]
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アラビア文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/03 03:49 UTC 版)
近年にいたるまで、サラール語を表記する唯一の文字はアラビア文字であった。これは宗教教育や日常文で使用され、一定程度の使用者数を誇ったが、中華人民共和国における民族教育などの公の場での使用にはいたらなかった。サラール族における漢語の併用率の高さを示すように、この表記法は当該地域の漢族ムスリム(回族)の使用する官話(中国語)のアラビア文字表記、『小児錦』と表記法が共通する部分が多い。
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アラビア文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 09:59 UTC 版)
「カザフ語アルファベット」の記事における「アラビア文字」の解説
過去にラテン文字表記が制定される前にもアラビア文字表記が使用されていたが、2018年現在においては、新疆ウイグル自治区のカザフ人がアラビア文字の正書法を使用している。特徴としては前舌母音の表記に「ハムザ」を母音字の上に付加して書き分けている点である。 キリル文字アラビア文字А ا Ә أ Б ب В ۆ Г گ Ғ ع Д د Е ە Ё يو Ж ج З ز И ٸ Й ي К ك Қ ق Л ل М م Н ن Ң ڭ О و Ө ٶ キリル文字アラビア文字П پ Р ر С س Т ت У ۋ Ұ ۇ Ү ٷ Ф ف Х ح Һ ھ Ц تس Ч چ Ш ش Щ شش Ъ - Ы ى І ٸ Ь - Э ە Ю يۋ Я يا
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アラビア文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/27 07:12 UTC 版)
詳細は「アラビア文字」および「ワダード記法」を参照 イタリア人やイギリス人の来る前には ソマリ人や宗教家らはアラビア語で記すか、ソマリ語をアラビア文字で音訳していた。後者はワダード記法と呼ばれ、32文字から成り、10文字は母音、22文字は子音を表す。 Bogumil Andrezewskiによれば、知識人は典礼アラビア語で記すことを好み、その使用はソマリ人の聖職者やその関係者に限定された。それにも関わらず、多くの歴史的な写本があり、主にイスラムの詩(カスィーダ)、物語、詠唱から成る。これらの中にはSheikh UwaysやSheikh Ismaaciil Faarahによる詩も含まれる。ソマリ語の現存する歴史的な文献は主にアラビア語の文書の翻訳からなる。
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アラビア文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 20:55 UTC 版)
「文字体系別の言語の一覧」の記事における「アラビア文字」の解説
アゼルバイジャン語(イランにて) バルーチー語 ベルベル語 フラニ語(時折) ハウサ語(時折) カヌリ語(時折) カシミール語(カシュミール語) クルド語(イランおよびイラクにて) マダガスカル語(マラガシ語、マラガシー語。19世紀まで) マレー語 (14世紀から現在。ただし、公的にはラテン文字表記が用いられる) オスマン語 パンジャブ語(パキスタンにて) ペルシア語 パシュトー語(パシュトゥー語、パシュト語) シンド語 タウスグ語 スワヒリ語(キスワヒリ語。時折) タジク語(中国新疆ウイグル自治区にて) ウルドゥー語 ウイグル語 ロシアと中央アジアの多くの言語は近代になってラテン文字かキリル文字で書かれるようになった。
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アラビア文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/16 03:59 UTC 版)
アラビア文字ではごくわずかな例外を別として、長母音/aː, iː, uː/は規則的に ' y w の文字で表記され、省略することはできない。また二重母音/ai, au/もそれぞれ y w で表記される。ただし語末の/aː/は語によって y が書かれることがあり、後にアリフ・マクスーラと呼ばれて y とは書きわけられるようになった(yには点があり、アリフ・マクスーラにはない。ただし区別しない地域もある)。 アラビア文字の借用先ではさらに準母音が加えられることがある。ペルシア文字では語末の短母音/a,e/がه(h)により、/o/がو(w)により表記される。クルド語のアラビア文字表記では長短すべての母音が義務的に書かれる。
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アラビア文字
出典:『Wiktionary』 (2018/07/01 20:19 UTC 版)
名詞
- アラビア語や世界中のイスラム教を受け入れた人々の様々な言語を記述するのに使われる、文字体系の類型としてはアブジャドに属する文字。アラム文字から派生したナバテア文字を起源とし、イスラム教の聖典であるコーラン(クルアーン)などで用いられ、イスラム教を受け入れたインド・ヨーロッパ語族であるペルシャ語、ウルドゥー語や、テュルク諸語であるウイグル語(但し、ウイグル文字ではない)などで、各国語の固有の発音にあわせた表記法を補って筆記・印刷に用いられており、かつては、トルコ語やマレー語、スワヒリ語などにも用いられていた。
特徴
- 必ず右から左に横書きし、原則として文字と文字を漢字の草書やラテン文字の筆記体のように続け書きにする。
- 基本的に子音を表す文字からなっており、短母音を文字によってあらわさない。ただし、初学者の学習のためや、外来語の表記などの用途のために、補助的にシャクルとよばれる母音を表す記号も用いる。
翻訳
アラビア文字の一覧
単独形:語頭・語中・語尾において各々又は一部で形状を異にする。
名称 | alif | ba | ta | tha | jim | ha | kha | dal | dhal | ra |
文字 | ||||||||||
名称 | zayn | sin | shin | Sad | Dhad | Ta | Za | ayn | ghayn | fa |
文字 | ||||||||||
名称 | qaf | kaf | lam | mim | nun | ha | waw | ya | ||
文字 | ||||||||||
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「アラビア文字」の例文・使い方・用例・文例
アラビア文字と同じ種類の言葉
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