アラム‐もじ【アラム文字】
アラム文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/24 18:04 UTC 版)
アラム文字(アラムもじ)は、かつての中東の国際語(リンガ・フランカ)であった古代アラム語(Old Aramaic、Official Aramaic、Middle Aramaic、Late Aramaicなどのアラム語に属すen:Neo-Aramaic languagesの祖語)の文字。中東系文字の大部分は、この文字から派生した。フェニキア文字と密接な関係がある。
- 1 アラム文字とは
- 2 アラム文字の概要
- 3 アラム文字から派生した文字
- 4 外部リンク
アラム文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/16 03:59 UTC 版)
アラム語の表記では ', h, w, y の子音を表す文字が準母音として用いられたが、このうち ' と h は語末の母音のみを表した。w は/uː, oː/を、y は/iː, eː/を表した。h は/aː, eː/を表したが、/eː/を表す用途は特定の語に限られ、後に地域によって y または ' に取ってかわられた。時代が下がるにつれて h で /aː/ を表すことも少なくなり、' に取ってかわられた。' は h と同じく /aː, eː/を表したが、初期においては /aː/ を表すのは一部の語に限られ、また /eː/ を表すようになったのは中期および後期アラム語になってからである。 初期のアラム語では長母音にのみ準母音が用いられた。中期アラム語(紀元前200年以降)では短母音も準母音表記されるようになっていったが、これは母音の長短の区別の消滅を反映すると考えられる。 アラム文字から派生したマンダ文字では、母音はほとんど常に表記されるようになり、ほとんどアルファベットに近くなっている。
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