pictogram
「pictogram」の意味・「pictogram」とは
「pictogram」は、情報を視覚的に伝えるための図像や記号を指す。文字や言語に頼らず、一見してその意味が理解できるように設計されている。例えば、禁煙のマークやトイレのマークなどがこれに該当する。「pictogram」の発音・読み方
「pictogram」の発音は、IPA表記では /ˈpɪktəˌgræm/ となる。カタカナでのIPA読みは「ピクタグラム」、日本人が発音するカタカナ英語の読み方は「ピクトグラム」である。「pictogram」の定義を英語で解説
A 'pictogram' is a symbol that conveys its meaning through its pictorial resemblance to a physical object. Pictograms are often used in signage and instruction manuals to communicate information without the need for text.「pictogram」の類語
「pictogram」の類語としては、「icon」、「symbol」、「sign」などがある。これらはすべて、視覚的な記号や図像を指す言葉である。「pictogram」に関連する用語・表現
「pictogram」に関連する用語としては、「infographic」、「emoji」、「logo」などがある。これらはすべて、視覚的な要素を用いて情報を伝える手段である。「pictogram」の例文
1. The pictogram on the door indicated it was a restroom.(ドアにあるピクトグラムがそれがトイレであることを示していた)2. Pictograms are used to communicate important information in a simple and clear way.(ピクトグラムは重要な情報をシンプルかつ明確に伝えるために使用される)
3. The pictogram for "no smoking" is universally recognized.(「禁煙」のピクトグラムは世界中で認識されている)
4. The use of pictograms can help overcome language barriers.(ピクトグラムの使用は言語の障壁を克服するのに役立つ)
5. The company's logo is a simple pictogram.(その会社のロゴはシンプルなピクトグラムである)
6. The instruction manual uses pictograms to explain how to assemble the furniture.(取扱説明書では家具の組み立て方をピクトグラムで説明している)
7. The pictogram indicated that the substance was toxic.(ピクトグラムはその物質が有毒であることを示していた)
8. The pictogram for "fire exit" is a running man.(「火災時の出口」のピクトグラムは走る人間である)
9. The pictogram on the packaging showed how to open it.(パッケージにあるピクトグラムが開け方を示していた)
10. Pictograms are often used in public places like airports and train stations.(ピクトグラムは空港や駅などの公共の場所でよく使用される)
ピクトグラム pictgram
絵文字
別名:ピクトグラム
【英】pictogram, picture characters, emoji
絵文字とは、主に携帯電話における電子メール機能(キャリアメール)などで利用されている、テキスト内に挿入できるイラスト、アイコンのことである。
絵文字を用いることで、物事を簡略かつ明確に指し示すことができる他、文字では表現しにくい感情や雰囲気を効果的に伝えたり、あるいはテキスト主体のメッセージを華やかにしたりといった効果も期待できる。
携帯電話における絵文字は、当初は、携帯電話事業者(キャリア)や端末メーカーによって策定された機種依存文字だった。そのため、絵文字が使われだした当初は、キャリアや端末によって絵文字が正しく表示されない、あるいは想定と異なる絵文字が表示されるといった問題も生じた。こうした絵文字の齟齬の問題は、近年ではほぼ解消されている。2010年にはUnicode 6.0に絵文字が登録され、国際的にも統一仕様を参照することが可能となっている。
ピクトグラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/06 00:20 UTC 版)
ピクトグラム(英語: pictogram)あるいはピクトグラフ(英語: pictograph)とは、グラフィック・シンボルの典型であって、意味するものの形状を使って、その意味概念を理解させる記号を意味する[1]。グラフィック・シンボルは図記号とも呼ばれISOが公用語にしている[1]。ピクトグラムの和訳は絵文字あるいは絵ことばで、「絵ことば」は1964年の東京オリンピックのアート・ディレクターの勝見勝によって積極的に使われた[2]。ピクトグラムとピクトグラフは混同されやすいが、「-グラム」は「書かれたもの」、「-グラフ」は「書くための機器」のことであるので、ピクトグラムが正しい[2]。
- 1 ピクトグラムとは
- 2 ピクトグラムの概要
ピクトグラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 09:47 UTC 版)
「グラフィックデザイン」の記事における「ピクトグラム」の解説
ピクトグラムのはじまりは、交通と技術革新による発展が世界規模で進行し、コミュニケーションへのまったく新しい特殊な要求が生まれてきたことに起因し、その例としてオリンピックが挙げられる。 オリンピックにおいてピクトグラムが表れたのは、1936年のベルリン夏季オリンピックが最初であった。しかし、今日のピクトグラムに大いなる刺激を与えることになったのが、1964年の東京オリンピックの際に誕生したものである。 国際交流に際し、言語の壁を克服するため、ピクトグラムが初めて有効に使われ、その後の国際イベントの先駆けとなった。そこで世界各地から来日する選手団や報道関係者、そして観客席をいかにスムーズに誘導するかが重要な課題であり、言葉の壁を超えるコミュニケーションツールとしてピクトグラムを全面的に採用することになった。競技種目と施設名あわせて60点のピクトグラムを不特定多数の人々に提示し、視覚コミュニケーション・メディアとした勝見勝のデザインディレクションは、ピクトグラムの効果を新たに世界に示したものとして、高く評価されている。
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ピクトグラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 00:53 UTC 版)
優先席を表すピクトグラムについては、JRが制定したものが既に意匠登録されていたため、国土交通省による2005年のノンステップバスの標準仕様策定に際しては、私鉄で使用しているものに札幌市交通局のデザインを基にしたものが多いことから、同局の許可を受け再デザインされた。 その後、2006年に公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団で、右向きに座った形の新たなピクトグラムが作成され、2014年7月22日にはISO 7001ならびにJIS Z 8210に追加された。これを受け、2015年10月の優先席付近での携帯電話使用マナーの変更に関連して、JR東日本を含め、新デザインのピクトグラムへの変更が始まった(JR東日本・TWR・東京モノレールは緑地、他は青地)。東京都交通局、京成電鉄(京成グループ各社含む)、京浜急行電鉄ではシルバーシートマークの付いたデザインとなっている。 2012年(平成24年)10月26日 - 東京都が日本グラフィックデザイナー協会の協力を受け、「ヘルプマーク」を制定。都営地下鉄大江戸線の優先席にステッカー標示を導入した。自身も人工股関節を使用している都議会議員による、同年3月の都議会予算特別委員会での提言がきっかけという。ヘルプマークやマタニティマークが制定されると、優先席のピクトグラムにこれらのマークも追加されるようになった。 詳細は「ヘルプマーク」および「マタニティマーク」を参照 JR西日本では、優先席の標準ピクトグラムと同時にISO 7001とJIS Z 8210に追加された優先設備汎用(トイレ・駐車場などで使用)の立った姿のピクトグラムを使用していたが(デザインが異なるJR四国の優先席ステッカーでも同ピクトグラムを使用)、2019年にマタニティマークとヘルプマークの案内を追加してデザインを変更した際に、優先席の標準ピクトグラムを表記したものに改められている。 東京都福祉保健局が制定した「ヘルプマーク」 JR山手線のE235系車両の優先席表示右側に小さくマタニティマークが表示されている(2015年4月)
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ピクトグラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 02:52 UTC 版)
「1964年東京オリンピック」の記事における「ピクトグラム」の解説
まず競技種目ピクトグラム計20種が前年に作られ、1964年に入ってから施設用ピクトグラム計39種の制作が始まった。 案内や誘導、競技種目表示においてピクトグラムが採用されたのは東京オリンピックが最初である。外国語(特に公用語のフランス語や英語)によるコミュニケーションをとることができる者が少ない日本人と外国人の間を取り持つために開発された。制作にはアートディレクターを務めた勝見勝を中心に粟津潔ほか30名ほどのデザイナーが携わった。 競技種目ピクトグラムを制作したのは山下芳郎1人である。ヨット競技のみは人間を描かず、柔道・ウェイトリフティングの2つは正面図。残りの競技は右向きの1選手を描写した(レスリングのみ2選手が組む横からの図)。サッカー・バレー・バスケ・水球のボールは、各およそ右端中段寄りに配置された。 東京2020オリンピックでは、1964年大会の競技種目ピクトグラムを先人へのリスペクトともに継承・進化させたものと位置づけて、右向きに統一させず、左向きのデザインも混在させた。
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ピクトグラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 18:18 UTC 版)
いずれもアメリカ合衆国運輸省 (DOT) 規格(DOTピクトグラム)に準拠している。 男性用 女性用
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ピクトグラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/21 04:28 UTC 版)
詳細は「ピクトグラム」を参照 現代社会で、道路標識や掲示板などで何らかの情報や注意を示すために表示される視覚記号のことはピクトグラムという。これを絵文字と表現する場合も多い。
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ピクトグラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 05:24 UTC 版)
「ハザードシンボル」も参照 道路標識では危険を表す標識として多くの国で用いられる。日本の道路標識では警戒標識として「その他の危険」を表すのに用いられ、その下に補助標識で警戒すべき具体的な危険(例えば「路肩弱し」など)が示される。 化学品の分類および表示に関する世界調和システム (GHS) では、赤い菱形の枠の中に黒で書き、低い急性毒性、皮膚刺激性、眼刺激性、皮膚感作性、気道刺激性、麻酔作用をもつ化学品のラベルやMSDSに「注意」の文字などとともに示される。 電気製品の注意表示や各種警告・注意表示にも「△」の内部に「!」が入った形(⚠)で用いられる。
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ピクトグラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 05:31 UTC 版)
ピクトグラム(英語: pictogram)あるいはピクトグラフ(英語: pictograph)とは、一般に「絵文字」「絵単語」などと呼ばれ、何らかの情報や注意を示すために表示される視覚記号(サイン)の1つである。一般的に地と図に明度差のある2色を用いて、表したい概念を単純な図として表現する技法が用いられる。様々なマークが数多く存在する。
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ピクトグラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 20:43 UTC 版)
日本産業規格(JIS)におけるJIS Z 8210案内用図記号(ピクトグラム)では「温泉」の名称で2種類のデザインが定められ、表示者はいずれか一方を選択して表示する。番号「5.4.9a」は一般的な温泉マークと同様だが、湯気を表す3本の曲線が同じ長さになっており、地図記号のような中央が長い図形とはやや異なっている。 番号「5.4.9b」は温泉マークに入浴する3人が加えられたデザインで、ISO 7001に「Hot spring or hot tub」(PI TC 013)の名称で採用されており、JISには2017年7月の改正時に加えられた。
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