ピクトグラムの設置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/07 19:27 UTC 版)
自転車と自動車を混在通行させる場合、ドアゾーンの外側に自転車のピクトグラム(Sharrow(英語: Shared lane marking))を設置することで、自転車が駐車車両に近づきすぎないよう促せるとの調査結果がある。2003年に実施された調査では、幅1m前後のピクトグラム2種を縁石から11フィート(約3.35m)の位置に描いた結果、自転車の通行位置(駐車車両からの距離)が約20cm増加して約120cmになることが観測された(自動車に追い抜かれている場合は約7〜10cm増の約81〜84cmに留まる)。 ただし、誰もが安心して安全に使える自転車通行環境という観点からは、自動車の交通量・実勢速度の高い道路における混在通行そのものが非推奨とされている。 ドアゾーンを避けた位置へのマーキング ドアゾーンを避けてsharrowsを設置した例(オンタリオ州トロント) ドアゾーンを避け、車線のほぼ中央にsharrowsを設置した例(アイダホ州ボイシ) ドアゾーンの中に自転車ナビラインを設置した例(東京都渋谷区)
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