表語文字とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 言葉 > 文字 > 表語文字の意味・解説 

ひょうご‐もじ〔ヘウゴ‐〕【表語文字】

読み方:ひょうごもじ

表意文字のうち、一字一語を表す文字漢字の類。単語文字


表語文字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/16 17:43 UTC 版)

表語文字(ひょうごもじ、: logogram)は、一つ一つの文字により、言語の一つ一つの形態素を表す文字体系のことをいう。


  1. ^ たとえば Gelb, I. J. A Study of Writing, University of Chicago Press, 1963 参照。
  2. ^ 言語との結びつきはないが、何らかの意味を表す図像を絵文字と呼ぶことがある。 これから発展したと考えられる象形文字は、発音をも表すようになった。


「表語文字」の続きの解説一覧

表語文字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 22:08 UTC 版)

文字」の記事における「表語文字」の解説

表1 主な漢字辞典収録文字数[要検証ノート]年(西暦)辞典見出し字数14世紀- 甲骨文 (参考) 約3,400  前11世紀- 金文 (参考) 約3,600100説文解字』 9,353  227-239 『声類』 11,520  543 『玉篇22,726751唐韻26,194  1066 『類篇31,319  1615 『字彙33,179  1716 『康熙字典47,035  1915 『中華大字典』 約48,0001960大漢和辞典48,8991962中文大辞典49,8881986漢語大字典56,0001986漢語大詞典』 60,000余 a 「今昔文字鏡収録数 (3,398字) によった。 b 『金文編』収録数 (3,552字) によった。 c 版および数えかたによって異同がある。詳細大漢和辞典#大漢和辞典の親字数参照。 ひとつの文字がひとつの語あるいは形態素を表す文字体系のことを表語文字(英: logogram)と呼ぶ。中国語では、ひとつの音節がひとつの形態素表し漢字ひとつひとつ文字形態素表している(わずかな例外はある)。したがって漢字は完全な表語文字としては代表的なものである。表意文字とのちがいについては#表音と表意・表語の節を参照。 表語文字に属す文字体系には、アナトリア文字消滅)、エジプトヒエログリフ消滅)、漢字契丹文字一部消滅)、楔形文字一部消滅)、古彝文字現代では使われない)、古壮字現代では使われない)、女真文字消滅)、西夏文字消滅)、チュノム現代語表記には使われない)、トンパ文字マヤ文字滅亡)、などがある。 表語文字体系なかには表音用の文字持っていて、表語用文字表音用の文字とを組み合わせて語の意味発音両方表そうとするものもある。また、複数文字並べてより複雑な意味を表そうとするものもある。エジプトヒエログリフトンパ文字などがこれにあたるいっぽう漢字やそれに影響受けた表語文字体系では、この方法を会意形声といった手法発展させたため、言語の語や形態素ひとつひとつ文字で表すことができるようになった詳細六書およびその関連項目参照)。後者のように、すべての文字形態素とその発音音節を表す文字体系を、特にロゴシラバリー(英: logosyllabary)と呼ぶ研究者もいる。 表語文字の特徴として、文字体系含まれる文字総数確定しがたいということがある。たとえば、漢字はその誕生以来文字数増やしつづけてきたし、今日でも新しい文字生まれ続けている(#表1参照)。また近年は、漢字コンピュータ利用するための文字コード符号化文字集合)の編纂がたびたび行われ、そのための典拠調査を行うたびに収録漢字数は増加している。

※この「表語文字」の解説は、「文字」の解説の一部です。
「表語文字」を含む「文字」の記事については、「文字」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「表語文字」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「表語文字」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



表語文字と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「表語文字」の関連用語

表語文字のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



表語文字のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの表語文字 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの文字 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS