対馬文字とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 対馬文字の意味・解説 

対馬文字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 09:52 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
対馬文字
類型: 音節文字
言語: 日本語
時期: 江戸期以降か
Unicode範囲: 割り当てなし
注意: このページはUnicodeで書かれた国際音声記号 (IPA) を含む場合があります。

対馬文字(つしまもじ)は、神代文字の一種。対馬卜兆文字(-まちがたもじ)とも呼ばれる。

特徴

日本語五十音を表す47種の文字からなる。撥音の「ん」に相当する文字はない。(「ん」が出来たのは室町時代以降である。)

亀卜の卜兆から生まれた文字とされ、対馬市の雷(いかつち)神社で行われる亀卜神事では、卦を読む際にこの対馬文字やアナイチが用いられる。

史料

平田篤胤1819年文政2年)に著した『神字日文伝』附録疑字篇には「日文」(ひふみ)の一種として採録されている。

同書では阿比留文字阿比留草文字と同じく対馬卜部氏に属する阿比留家が伝えたとしているが、実際の阿比留家は対馬卜部氏ではない。

また偽書とされる竹内文書には、天日豊本葦牙気皇主身光大神天皇の時代に創られた「モモノ木文字」として登場する。

参考文献

外部リンク





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「対馬文字」の関連用語

対馬文字のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



対馬文字のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの対馬文字 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS