女書とは? わかりやすく解説

女書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 09:25 UTC 版)

女書(にょしょ、にゅうしゅ[1]簡体字女书繁體字女書漢語ピンインnǚshū)は、中国南部の湖南省江永県などの地域において、専ら女性により用いられた文字。絶滅の危機に瀕している[2]


  1. ^ a b c 中国女文字―2015年の実際
  2. ^ a b c d 2007年の女書”. nushu.world.coocan.jp. 2023年12月5日閲覧。
  3. ^ a b c 女書の世界 ― 女文字について”. nushu.world.coocan.jp. 2023年12月5日閲覧。
  4. ^ 中国湖南省に伝わる「女性だけの文字」 Yahoo!ニュース 2023/10/28(土) 12:02配信
  5. ^ 宮哲兵 (1995). “女書時代考”. In 史金波他編. 奇特的女書: 全国女書学術考察検討会文集. 北京語言学院出版社. pp. pp. 157ff 
  6. ^ 遠藤織枝『中国の女文字: 伝承する女性たち』三一書房、1996年、pp.49ff頁。ISBN 4-380-96240-7 
  7. ^ 趙麗明 (2000-3-2). “女書最早資料——太平天国女書銅幣”. 人民日報 (海外版). 
  8. ^ 張鉄宝「太平天国女書貨幣に関する問題」『消えゆく文字 中国女文字の世界』松本秀士訳、三元社、2009年(原著2005年)、pp. 137-147頁。ISBN 978-4-88303-251-8 
  9. ^ 光明日报「湖南东安发现珍贵碑刻女书2005年9月26日、中国語
  10. ^ “中南民族大学組織専家赴 湖南永州 考察東安石刻女書和黄田舗遠古人類遺址”. 女書文化研究簡報 (中南民族大学女書文化研究中心) (第26期). (25 Oct. 2005). http://www.hdbaba.cn/nsyj/nsjb/26.htm. 
  11. ^ a b エッセイ > 中国女文字の今(やはり気になることば・36) 遠藤織枝”. wan.or.jp. 2023年12月5日閲覧。
  12. ^ N3287 Proposal for encoding Nüshu in the SMP of the UCS, (2007-08-13), https://www.unicode.org/L2/L2007/07293-n3287-nushu.pdf 
  13. ^ Supported Scripts, Unicode, Inc., https://www.unicode.org/standard/supported.html 
  14. ^ Unicode 10.0.0, Unicode, Inc., (2017-06-20), https://www.unicode.org/versions/Unicode10.0.0/ 


「女書」の続きの解説一覧

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文字体系別の言語の一覧」の記事における「女書」の解説

中国語城関土話(ヤオ族女性により用いられ文字絶滅危機瀕している)

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方言字」の記事における「女書」の解説

中国湖南省江永県などには「女書」と呼ばれる漢字崩して作られ音節文字がある。漢字違って同音異義の字を区別しない点で仮名似ている女性たち暗号的に使い出し、継承され広まったもので、男性には読めなかった。方言音節合わせて作られていることと、成年女性という社会階層のみが使用した文字であることから、方言字一種とみることもできる

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