女書
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女書(にょしょ、にゅうしゅ[1]、簡体字:女书、繁體字:女書、漢語ピンイン:nǚshū)は、中国南部の湖南省江永県などの地域において、専ら女性により用いられた文字。絶滅の危機に瀕している[2]。
- ^ a b c 中国女文字―2015年の実際
- ^ a b c d “2007年の女書”. nushu.world.coocan.jp. 2023年12月5日閲覧。
- ^ a b c “女書の世界 ― 女文字について”. nushu.world.coocan.jp. 2023年12月5日閲覧。
- ^ 中国湖南省に伝わる「女性だけの文字」 Yahoo!ニュース 2023/10/28(土) 12:02配信
- ^ 宮哲兵 (1995). “女書時代考”. In 史金波他編. 奇特的女書: 全国女書学術考察検討会文集. 北京語言学院出版社. pp. pp. 157ff
- ^ 遠藤織枝『中国の女文字: 伝承する女性たち』三一書房、1996年、pp.49ff頁。ISBN 4-380-96240-7。
- ^ 趙麗明 (2000-3-2). “女書最早資料——太平天国女書銅幣”. 人民日報 (海外版).
- ^ 張鉄宝「太平天国女書貨幣に関する問題」『消えゆく文字 中国女文字の世界』松本秀士訳、三元社、2009年(原著2005年)、pp. 137-147頁。ISBN 978-4-88303-251-8。
- ^ 光明日报「湖南东安发现珍贵碑刻女书」2005年9月26日、中国語
- ^ “中南民族大学組織専家赴 湖南永州 考察東安石刻女書和黄田舗遠古人類遺址”. 女書文化研究簡報 (中南民族大学女書文化研究中心) (第26期). (25 Oct. 2005) .
- ^ a b “エッセイ > 中国女文字の今(やはり気になることば・36) 遠藤織枝”. wan.or.jp. 2023年12月5日閲覧。
- ^ N3287 Proposal for encoding Nüshu in the SMP of the UCS, (2007-08-13)
- ^ Supported Scripts, Unicode, Inc.
- ^ Unicode 10.0.0, Unicode, Inc., (2017-06-20)
女書
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「文字体系別の言語の一覧」の記事における「女書」の解説
中国語城関土話(ヤオ族の女性により用いられた文字。絶滅の危機に瀕している)
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女書
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中国湖南省の江永県などには「女書」と呼ばれる、漢字を崩して作られた音節文字がある。漢字と違って、同音異義の字を区別しない点で仮名と似ている。女性たちが暗号的に使い出し、継承され、広まったもので、男性には読めなかった。方言の音節に合わせて作られていることと、成年女性という社会階層のみが使用した文字であることから、方言字の一種とみることもできる。
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