道路標識のピクトグラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 06:36 UTC 版)
「ピクトグラム」の記事における「道路標識のピクトグラム」の解説
1909年にヨーロッパでは道路標識をピクトグラムで表すことが行われ、でこぼこあり、踏切ありなどを絵表示した4種類の国際道路標識が用いられた。1949年に国連で「道路標識および信号に関する議定書」が採択され、道路標識をピクトグラムで表そうという提案がされ、欧州各国がこれを採用した。この国連標識では色と形で遠くからの予知と即時的認知を可能にした。円形は規制・禁止、三角形は注意標識、四角形の案内・指示という意味とされ、広く各種サインに応用された。 日本では1942年の道路標識令に基づく文字表記に頼っており、1963年までは「右折禁止」などの文字で書かれていたが、1964年の東京オリンピックを機に来日する外国人を考慮して、一部ヨーロッパで先行していたデザインを採用し、一部日本で手を加えた絵文字標識化が進んだ。
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