きしゅいそん‐もじ【機種依存文字】
機種依存文字
【英】platform dependent characters
機種依存文字とは、特定のシステムやOSにおいてしか正しく表示されない文字のことである。特殊文字の中でも、JIS漢字水準に定義されていない記号などの文字群を指す。
同一の文字コード体系でも、特定の文字コードがシステムやOSによって違う文字を割り当てられている場合がある。この文字コードを文書に含めると、環境によっては異なる文字が表示され、文字化けを起こしてしまう。そのため、様々なコンピューター環境が存在するインターネットなどの上では機種依存文字は用いられない。
機種依存文字の主なものとしては、丸付き数字やローマ数字、あるいは一文字分にまとめられた「昭和」「(株)」「メートル」などがある。
機種依存文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/28 23:15 UTC 版)
機種依存文字(きしゅいぞんもじ)または環境依存文字(かんきょういぞんもじ)とは、電子的に扱う文字データのうち、処理系(ソフトウェアおよびハードウェア)によって違う文字に表示されたり、全く表示印刷できなかったりするものの慣用的な総称である。JEFやJIPS等のようなメインフレーム/汎用機用の符号化文字集合については、文字コード体系そのものが機種依存するという前提があるため、本項では扱わない。
機種依存文字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/19 21:23 UTC 版)
「リッチインターネットアプリケーション」の記事における「機種依存文字」の解説
RIAに限らず、複数のプラットフォームで稼動するアプリケーションに共通の問題として日本語の機種依存文字がある。日本語の文字集合の中には、丸数字(丸付き数字、丸囲み数字)やギリシャ数字など、異なるオペレーティング・システム間で文字コードの一致しない記号が存在し、それらの文字を使うデータの処理・表示を正しく行えない場合がある。このような特殊文字の使用を避けることが望まれるが、扱うデータの中にそういった文字が含まれる場合には問題となる可能性がある。
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