機種分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/17 06:51 UTC 版)
2007年のパチンコ店による業界団体4団体による決議によれば、遊パチの定義としてパチンコ・パチスロを問わず「およそ5000円で2時間以上遊べる遊技機」を指すことになっている。しかし、当時稼働中の機種でこの条件を満たすものは充分に流通しているとはいえず、実際一部の業界団体では、前記の基準を満たさずともそれに準ずる機種を遊パチとして推奨するとしている。 結果、広義の遊パチの基準として、 大当たり確率(低確率)がおおむね100分の1前後のデジパチタイプのパチンコ(ハネデジ・甘デジ) 羽根モノタイプ・普通機タイプにあたるパチンコ 一部の5号機パチスロ という認識がなされている。 どの機種が遊パチであるかについては、2007年10月に行われたイベント「遊パチAWARD2007」の時に、手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロ運営委員会がホームページ上に掲示したリストこそあったが、それ以降については、メーカーが遊パチに該当するとみなした機種に「遊パチマーク」を付けて発売する方式をとっており、前記の基準に該当しても遊パチにあたらない機種もある。ユーザーが遊パチか否かを判断するには、 盤面やメーカー作成の小冊子などに「遊パチマーク」があるか確認する 2007年以降発売のパチンコ機では、機種名の頭に「A」がついているか確認する(例:CRAフィーバー創聖のアクエリオンYF-T) といった方法で確認できる。 2010年には、日本遊技機工業組合(日工組)が、デジパチタイプの遊パチの定義として以下のように取り決め、同年11月1日申請分より実施されることとなった。[信頼性要検証] 大当たり確率(低確率)は、100分の1を超えること 大当たり1回あたりの出玉は、すべてその最大出玉の4分の1以上にすること 上記「1.」、「2.」の条件を満たせなければ遊パチとはみなされない(機種名の頭に「A」をつけることができない)
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