互換機とは? わかりやすく解説

ごかん‐き〔ゴクワン‐〕【互換機】


互換機


互換機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/24 07:59 UTC 版)

互換機(ごかんき、英語: Plug compatible)は、コンピュータゲーム機などにおいて、特定の製品に向けて作られたソフトウェア周辺機器などを、そのまま利用できるように他メーカーが設計したもの。代表例にIBM社のPC/ATに対するPC/AT互換機などがある[1]。なお英語圏での「Plug compatible」は狭義にはコンピューター機器に関する互換機を指し、ゲーム機の互換機を指す言葉は「clone console」とよばれている。


  1. ^ 互換機 - コトバンク
  2. ^ 8ビット時代のホビーパソコンには、機械語のソフトウェア設計の都合もあり必要部分の設計図がマニュアルに付属することがあった。


「互換機」の続きの解説一覧

互換機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/04 23:41 UTC 版)

IBM PCjr」の記事における「互換機」の解説

タンディ1984年にPCjrの互換機であるTandy 1000販売開始した。Tandy 1000ではPCjrの欠点であるIBM PCとの互換性問題改善されており、またキーボード一般的なタイプライター型のものに改められている。 上記のようにPCjrは短命に終わったが、互換機であるTandy 1000ヒット商品となり、モデルチェンジ繰り替えしながら(タンディPC製造から撤退する)1993年まで販売され続けた

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互換機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 15:02 UTC 版)

Arduino」の記事における「互換機」の解説

ハードウェア設計ソフトウェア製品オープンソースであるため、他の設計者製造業者も互換機製品リリースしている。なお、前述名称問題のため「Arduino」という名前は使っていない。公式のウィキサイトArduino Playgroundには、互換機の情報掲載する場が設けられている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 14:48 UTC 版)

スーパーファミコン」の記事における「互換機」の解説

詳細は「スーパーファミコン互換機」を参照 SF1 シャープ発売したスーパーファミコン内蔵テレビプレイステーション未発売) 「PlayStation (ゲーム機)#開発経緯」も参照 スーパーファミコンCD-ROMアダプタ一体型ゲーム機競合他社への対抗策としてソニー共同専用CD-ROMシステムプレイステーション」の開発進められていた。 1991年6月ソニー米国ゲームショースーパーファミコン互換性を持つCD-ROM機を発表して新聞でも報道され翌日今度任天堂記者会見フィリップス社とCD-i規格用いたゲーム機共同開発発表したため、ソニー冷や水を浴びせるかたちとなったソニー側 ソニーにとって任天堂スーパーファミコン用の部品卸していた顧客でもあったため、法的手段には訴え交渉続けた結果販売元ソニーから任天堂移行するなど契約変更なされたが、任天堂当時の2倍速CD-ROMでもゲームの読出し速度が不十分であることや、ライセンス許諾取り扱いソニー独自にライセンス発行でき、任天堂影響外で市場形成できてしまう)などCD-ROM権利巡って意見の相違などの理由挙げ一方ソニー任天堂側変心訴えていた。 1993年発売予定だったがお蔵入りとなる。ソニー久夛良木健によると、フィリップス社との共同開発機には、CD-i採用されることになっており、CD-iフィリップス共同開発したソニーとしてCD-iできることできないこと理解しており、「任天堂さんとは道が離れた進化先に見ていたもの違った」と判断し、「だったら我々は我々の方法で、進化加速させよう!」とソニー独立したゲーム機プレイステーション開発することになった2015年7月実際所有者写真および動画公開し2016年7月別の情報公開された。 任天堂側 1992年平成4年8月26日行われた第4回初心会展にて、当時任天堂社長山内溥1993年8月にはハード量産ができ、CD-ROM使用したゲーム開発中だがいいゲームソフトできない限り出荷はしない述べていたが、その後フィリップス社とのCD-ROM機も世に出ることはなかった。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 17:13 UTC 版)

Micro Instrumentation and Telemetry Systems」の記事における「互換機」の解説

S-100バス」も参照 メインフレームミニコンピュータ所有者は、サードパーティーサプライヤーから追加メモリインターフェースボード周辺機器購入していたため、Altair 8800コンピュータ所有者同じようサードパーティーから購入することが予想された。MITS社からのシステムアクセサリー納品遅れたため、互換機サプライヤー形成加速された。最初のものは1975年半ば登場し始め1976年7月までには完全な互換コンピュータシステム容易に入手できるようになっていた。Altair 8800技術マニュアルには、100ピンのコンピュータバスの回路図掲載されており、他の人が互換性のあるボード設計できるようになっていた。当時適切な技術基準がなく、互換ボード同士正しく動作しないことも多かったその後業界は、Altairバス規格元にS-100バス規格開発したカリフォルニア州オークランドゴッドバウト・エレクトロニクスは、多くのホビイストやカリフォルニア大学バークレー校学生部品供給していた。ジョージ・モローAltair互換設計同社社長ビル・ゴッドバウト持ちかけ、ゴッドバウトが製造と販売同意した。『バイト1975年10月号には、「Get your MITtS on a Godbout RAM kit」(「ゴッドバウトのRAMキットで、君のMITtSを手に入れよう」。"MITtS"は原文ママ)という見出し広告掲載された。4KバイトAltair互換ボードは131.07ドルだった。 ゴドブー社は、4K SRAMボードシリアル/パラレルインターフェイスボードをプロセッサ・テクノロジー社にも販売したリー・フェルゼンスタインが、白黒テレビにの大文字・小文字6416行表示できるAltair互換ビデオボード設計した。この160ドルボードは非常に人気博し1976年にはプロセッサ・テクノロジー社からSol-20発売された。 IMSAI 8080は、Altairの初の「互換機」として1975年12月発売された。IMSAI 8080は、より大容量電源22スロットマザーボード備えフロントパネル配線簡潔にすることで、Altair 8800多く欠点修正したエド・ロバーツは、『コンピュータ・ノーツ』1976年4月号のコラムIMSAI 8080レビューし、IMSAI 8080オリジナルAltair 8800よりも優れている点があることに同意したその上で新しAltair 8800BがIMSAI 8080より優れていること、IMSAI修正され問題Altair 8800Aでも修正していることも指摘したAltair20店ほどのAltair正規販売店でしか購入できなかったが、IMSAI 8080Solなどの互換機は、新しくオープンした数百店のコンピュータ店で販売されていた。 S-100バスは、IBM PCISAバス追い越されるまで、1980年代通じて使用されていた。シアトル・コンピュータ・プロダクツ(SCP)は、S-100メモリボードメーカーだった。同社エンジニアティム・パターソン1979年2枚S-100ボード上でIntel 8086使用したシステム設計した当時近くワシントン州ベルビュー拠点置いていたマイクロソフト社は、8086バージョンBASICテストするためにこの試作機使用したデジタル・リサーチ社は、CP/M8086バージョン1979年12月までに提供する約束していたが、その期日に間に合わなかった。SCP8086製品販売するためにDOSを必要としていたので、パターソンは3ヶ月QDOS作成したマイクロソフトは後にSCPからQDOS5万ドル購入しIBM PC向けのPC DOS基礎として使用することになる。

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互換機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 08:55 UTC 版)

ファミリーコンピュータ」の記事における「互換機」の解説

詳細は「ファミコン互換機」を参照 ライセンス品 いずれもシャープから発売された。ファミコンテレビC1 - ファミリーコンピュータ内蔵ブラウン管テレビツインファミコン - ファミリーコンピュータディスクシステム一体型機。 編集ファミコン - ファミコンタイトラーの別名もある。 非ライセンス品 2003年9月任天堂ファミリーコンピュータ製造終了後も、膨大な数の中古ファミリーコンピュータ用ソフトが日本中に流通しており、ゲームを遊ぶための本体が必要とされている。 これらの需要応えるため、および家庭用ゲーム市場発達していない途上国向けに、2012年現在においてもファミリーコンピュータ(及びNES)のソフトが動作する安価な互換機が多数製造され国内外販売されている。 しかし日本国内市販されているハードにおいてもファミリーコンピュータ人気ソフトを基にして作成したソフトが内蔵されている場合がある。また海外ではファミリーコンピュータ特許が切れる2003年以前から任天堂ライセンス料払っていない互換機が見られた。この中には数百本のファミリーコンピュータ用ソフトを内蔵したハード存在する

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互換機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:00 UTC 版)

PlayStation (ゲーム機)」の記事における「互換機」の解説

PlayStationアーキテクチャ家庭用のみならずアーケードゲーム機としても活用された。PlayStation互換及びPlayStation上位互換業務用システム基板大手ゲームメーカー各社採用され業務用ゲーム家庭用への移植貢献した株式会社ナムコSYSTEM11(『鉄拳』、『ソウルエッジ』など) SYSTEM12『鉄拳3』、『エアガイツ』、『ミスタードリラー』など)※上位互換基板 SYSTEM10(『太鼓の達人』、『ことばのパズル もじぴったん』など)※上位互換廉価基板 コナミ株式会社SYSTEM573(『ダンスダンスレボリューション』、『ギターフリークス』、『ドラムマニア』など) TWINKLE『beatmania IIDX』株式会社タイトーFX-1システム(『サイキックフォース』、『Gダライアス』、『レイストーム』など) G-NET(『レイクライシス』、『サイヴァリア』など)※上位互換基板 ソニー・コンピュータエンタテインメントカプコン/テクモ供給PSX ZN-1(『ストリートファイターEX』など) PSX ZN-2上位互換基板

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 15:16 UTC 版)

Apple II」の記事における「互換機」の解説

Apple II多数の互換機(クローン)も出現したが、大半知的財産権的に問題があり消滅した。しかし当時クリーンルーム設計問題回避したLaser 128のような機種もあった。同機日本の秋葉原でも見られた。 Laser 128香港製) ITT 2020アメリカ製) Ivel Ultra Model 2台湾製) Microprofessor III台湾製) SPS-109(台湾製)

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互換機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 07:02 UTC 版)

アルカディア (ゲーム機)」の記事における「互換機」の解説

アルカディア互換機は日本だけでもP.I.C.・エクセラ、朝日通商・ダイナビジョン、バンダイ・アルカディアなど複数にわたる。互換機は内部的にはまった同一システム採用しているが、実際カートリッジ形状によっていくつかのバリエーション分けられそれぞれに互換性は無い。互換機はそのほとんどが香港製造され各国ディストリビューターによって独自の名称販売された。 機体名販売業者国名互換機のバリエーションAdvision Home Arcade Advision Emerson console アルカディア バンダイ Emerson console Arcadia 2001 Emerson Emerson console Cosmos Tele-Computer Emerson console ダイナビジョン 朝日通商 MPT-03 console エクセラ P.I.C. MPT-03 console Hanimex MPT-03 Hanimex MPT-03 console HMG-2650 Hanimex Emerson console Home Arcade Centre Hanimex Emerson console Intelligent Game MPT-03 Intelligent Game MPT-03 console Intercord XL 2000 System Intercord Emerson console Intervision 2001 Intervision Ormatu console ITMC MPT-03 ITMC MPT-03 console Leisure-Vision Leisure-Dynamics Emerson console Leonardo GiG Electronics Emerson console Ormatu 2001 Ormatu Electronics BV Ormatu console Palladium Video Computer Game Neckermann Palladium console Polybrain Video Computer Game Polybrain Palladium console Poppy MPT-03 Tele Computer Spiel Poppy MPT-03 console Prestige Video Computer Game MPT-03 Prestige MPT-03 console Robdajet MPT-03 MPT-03 console Rowtron 2000 Rowtron MPT-03 console Schmid TVG-2000 Schmid Emerson console Sheen Home Video Centre 2001 Sheen Ormatu console Soundic MPT-03 Soundic MPT-03 console Tele Brain Mr. Altus Palladium console Tele-Fever Tchibo Emerson console Tempest MPT-03 Tempest MPT-03 console Tobby MPT-03 Tobby Tobby MPT-03 console Trakton Computer Video Game Trakton Palladium console Tryom Video Game Center Tryom MPT-03 console Tunix Home Arcade Monaco Leisure Emerson console UVI Compu-Game Orbit Electronics Orbit console Video Master Grandstand Orbit console

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