にんてんどう‐ディーエス〔ニンテンダウ‐〕【ニンテンドーDS】
ニンテンドーDS(にんてんどー・でぃー・えす)(Nintendo DS)
本体は、持ち運びのときには閉じておき、ゲームをするときに開いて利用する。2つの液晶画面があることから、ダブル・スクリーン(2画面)の略でDSと名づけた。年内に発売される予定。
タッチパネル・音声で操作することができるほか、ワイヤレス・ネットワークによる最高16台の接続が可能で、ゲームソフトが対応していれば、通信対戦などを楽しめることもできる。また、ゲームボーイアドバンス用のスロットが用意されているので、DS専用のゲームソフトだけでなく、ゲームボーイアドバンス用のゲームソフトも動作する。
任天堂は先月28日、「ニンテンドーDS」の本体デザインを正式に発表した。ただし、価格や発売日などの詳細は公表されていない。発売は年末になると見られ、年末商戦に向けて徐々に全容を明かしていく方針らしい。
(2004.08.02掲載)
ニンテンドーDS
【英】Nintendo DS
ニンテンドーDSとは、任天堂が2004年12月に発売した携帯型ゲーム機のことである。
ニンテンドーDSの最大の特徴として、本体にタッチスクリーン式の液晶画面が2個搭載されている点を挙げることができる。従来ありがちだった娯楽要素のゲームに加えて、スタイラスペンを活用した漢字学習、思考トレーニングといった学習要素の色濃いゲームソフトが多数登場し、ゲーマー層に留まらず老若男女幅広いユーザーの支持を得た。「脳トレ」はニンテンドーDSのゲームソフトの通称であったが、一種の社会現象にもなった。
ニンテンドーDSには十字キーやボタンも通常どおり搭載されている。ゲームボーイアドバンスと上位互換性を持っており、ゲームボーイアドバンス用のソフトウェアをプレイすることができる。その他、入力音声認識機能を標準で搭載し、無線通信機能を利用して最大16台での通信対戦なども可能となっている。
2006年3月には、ニンテンドーDSの上位機種としてニンテンドーDS Liteが発売された。基本機能はDSと同じであるが、小型・軽量化を実現、画面の明るさ・見やすさが向上されている。2011年1月現在では「ニンテンドーDSi」「ニンテンドーDSi LL」が発売されている。
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ニンテンドーDS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 23:45 UTC 版)
ニンテンドーDS(ニンテンドーディーエス、Nintendo DS、略称:DS)は、任天堂が日本において2004年(平成16年)12月2日に発売した携帯型ゲーム機。
注釈
- ^ 任天堂株式会社連結販売実績数量の推移[1]より、ニンテンドーDSシリーズ全体の売上台数からニンテンドーDS以外の売上台数を減算して求めた値。
- ^ のちにGBAの後継機案から派生したものだということも明かされている[7]。
- ^ 2008年当時の20代以上への普及データ。おおよそ倍程度の差がついている[14]。
- ^ ゲームボーイアドバンスソフトのバーチャルコンソールはニンテンドー3DSでアンバサダープログラムを権利を持った本体でのみ対応。
- ^ ニンテンドー2DSは裸眼立体視に対応していない。
- ^ 2011年末までにおいて、ニンテンドーDSi専用として発売されているのは、アルファ・ユニットの「モンスターファインダー」(2009年11月19日発売)のみとなっている(ニンテンドー3DS・3DS LL・2DS・New 3DS・New 3DS LL・New 2DS LLにも対応する)。
- ^ TWL-XXXX-○○○(○は地域(日本はJPN・北米はUSA・欧州はEUR・オーストラリアはAUS・中国はCHN・韓国はKOR)の場合、ニンテンドー3DS・3DS LL・2DS・New 3DS・New 3DS LL・New 2DS LLも対応(ニンテンドーDS・DS Liteを除く)。
- ^ NTR-XXXX-○○○(○は地域(日本はJPN・北米はUSA・欧州はEUR・オーストラリアはAUS・中国はCHN・韓国はKOR)の場合、ニンテンドーDS・DS Lite・DSi・DSi LL・3DS・3DS LL・New 3DS・New 3DS LL・2DS・New 2DS LLでもプレイは可能。また、カメラは非対応。
- ^ DS LiteやDSiでも使用可能だが、サイズが異なる。
- ^ a b DS Liteでも使用可能だがサイズが違うなどの問題がある。DSi、3DSでは使用不可。
- ^ a b c DSi、DSi LL、3DSでは使用不可。
出典
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- ^ http://www.wi-fi.org/certified-products-results?category=11
- ^ 韓国発売版(韓国任天堂での発売)では「韓国語」
- ^ 中国発売版(神游科技での発売)では「中国語」
- ^ 蓋を閉じたときの挙動は、主に「スリープモードに入る」「画面と音は消えるが本体はスリープモードに入らない」「画面も音も切れないまま」の三つが存在する。これは3DSも同様。
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- ^ ニンテンドーDSi・ニンテンドーDSi LLは一部のDSiソフトにはカメラに対応している。
- ^ ニンテンドー2DSは裸眼立体視に対応していない。
- ^ Newニンテンドー2DS LLは裸眼立体視に対応していない。
- ^ 3DSにおける、バーチャルコンソールのうちGBA用ソフトはアンバサダープログラムでのみ対応。
- ^ 2DSにおける、バーチャルコンソールのうちGBA用ソフトはアンバサダー・プログラムの権利を持った3DSからの引っ越しでのみ対応。
- ^ New 3DSにおける、バーチャルコンソールのうちGBA用ソフトはアンバサダー・プログラムの権利を持った3DSからの引っ越しでのみ対応。
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ニンテンドーDS(『コナミ アーケード コレクション』に収録)
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「グラディウス (ゲーム)」の記事における「ニンテンドーDS(『コナミ アーケード コレクション』に収録)」の解説
ニンテンドーDS本体の下部画面には操作方法などが表示される。アーケード版に付属されていた実物が使用されている。
※この「ニンテンドーDS(『コナミ アーケード コレクション』に収録)」の解説は、「グラディウス (ゲーム)」の解説の一部です。
「ニンテンドーDS(『コナミ アーケード コレクション』に収録)」を含む「グラディウス (ゲーム)」の記事については、「グラディウス (ゲーム)」の概要を参照ください。
「ニンテンドーDS」の例文・使い方・用例・文例
- ニンテンドーDS Lite(ライト)は,内蔵マイクやタッチスクリーン,ワイヤレス通信システムを備えている。
- ニンテンドーDSの販売元である任(にん)天(てん)堂(どう)とプレイステーション・ポータブル(PSP)の販売元であるソニー・コンピュータエンタテインメントは自社のウェブサイトに注意書きを載せている。
- ニンテンドーDSがあなたの勉強に役立つかもしれない
- 教育産業が人気携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」を教育の分野で使用することに関心を寄せている。
- 政府は現在,ニンテンドーDSの教育上の可能性を研究している。
- 「Wii(ウィー)」と「ニンテンドーDS」によって,任天堂はゲーム業界でリーダー的存在となっている。
- マクドナルドがニンテンドーDSの新サービスを導入
- 人々は自分たちのニンテンドーDS機をマクドナルドに持って行き,無料無線LANを通じて専用サーバにアクセスすることができる。
- この新しいゲームソフトは携帯ゲーム機,ニンテンドーDS向けに開発された。
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